爆笑問題太田、ラランド西田の書いた小説『不器用で』を絶賛・・・「芥川賞取りましたって言われてもおかしくない」

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爆笑問題太田、ラランド西田の書いた小説『不器用で』を絶賛・・・「芥川賞取りましたって言われてもおかしくない」ラジオ芸人の小ネタトーク

8月15日放送TBSラジオ『JUNK爆笑問題カーボーイ』より。

爆笑問題太田光が、ラランド西田の執筆した小説『不器用で』を絶賛。純文学でこの先立派な小説を書くかもしれないと語った。

太田光:あいつ本出したんだよ。小説。「短編集なんですけど」って言って、『不器用で』ってやつね。

田中裕二:ほうほう

太田光:本出したの?おまえ凄いじゃんって。『不器用で』って高倉健かお前は。

田中裕二:ははは

太田光:すごいなー。俺もこの前さ実は本出したって言ったら「読みました。笑って人類・・・すごく面白しろかったです」って。

田中裕二:へーよかったね。

太田光:お前ふざけんなよ・・・放送に乗せろよ!本当に面白かったの?「すごく面白かったです。映像化しないんですか?」・・・いやー映像化したいって思っているんだけど。何でそれをさ、言わないの今まで・・・「どうもすいません」って。

田中裕二:うんうん

太田光:だから今度もしあれだったら褒めろよつって。俺もこの本・・・これ不器用で・・・面白いなこの本!「早すぎますよ。まだ読んでないでしょう」って。俺も言うからお前も言えっていったんだよ。そしたら「わかりました」って。

田中裕二:うん。

太田光:で、実際本もらって西田の。『不器用で』って読んだんだけど、素晴らしいんだ!これがまた。五篇の短編集なんだけど、あいつはまた文学なんだよ。

田中裕二:うん。

太田光:完全文学で。本当に何つうのかな・・・それぞれの主人公・・・あんまりネタバレなんて言えないけど、いわゆるその地方都市というかそういう舞台にした全然違うあれなんだけど、ちょっと同じ街なのかなと思わせるような。

田中裕二:うん。

太田光:いわゆる日常の中の片隅で孤独を抱えた、しかもそれが、男とか女とか年齢世代も全部それぞれ違う主人公たちの物語なんだけど。

田中裕二:ほうほう

太田光:不器用で本当に部生き方が不器用な人たち・・・だけど、それがさ、あいつは文才やっぱすごいんだな。あいつは頭いいんだな。いわゆるさ、ちょっとした嫌な部分・・・人間の。こういうこと考えちゃうような心の中でとかっていうこととか、すごいいやらしい感じ、あいつ自身がそういうとこあんじゃんちょっと。

田中裕二:知らねーよ。

太田光:なんとなく芸風としてさ。そういうのあるじゃんね。西田なんかさ、クズみたいなといえば。

田中裕二:クズっぽいよね。

太田光:あいつの内面もオーバーラップするんだろうけど、それにしてもそれがその各登場人物に反映されて好きんなんの。

田中裕二:うん。

太田光:応援したくなるの。登場人物を。ごい片隅で孤独を感じて、みんな影があんだけど、表面上別に社交的だったりとか、そういうのがみんな出てくんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:それがさ、あいつがうまいのはさ、それを言葉で説明するんじゃなくて、ちょっとその人物の取った行動によって「いいなこいつ、この人」って思わせる・・・そういう場面を書くの。

田中裕二:へー

太田光:これがまた見事なんだよ。だから、この感じ・・・純文学なんで、芥川賞取りましたって言われても全然・・・俺は別に賞のことをね、俺が言える立場じゃ・・・よくわかってないし賞とかね。そりゃわかんないけども、俺がそんな生意気なこと言える立場じゃないけども、でも全然文学賞取ったという言われても、納得できるそういうあれだったな。

田中裕二:へえ。

太田光:面白いぜひね。読んでいただきたいね。『不器用で』ってカタカナでニシダっていう名義でね書いてんだよ。これがねあとがき読んでたら、「僕はこれからもずっとその文学とは全然素人赤ちゃんみたいなもんだけど、これからもずっとね、書くっていう仕事は続けていきたいと思ってる」っつうから多分なんかね、立派な小説書くんじゃないかね思った俺は。素晴らしかったね。

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