1月15日放送、TBSラジオ『JUNK 伊集院光深夜の馬鹿力』より。
ソフトバンクと西武の間で起きた、山川穂高のFAによる和田毅人的補償騒動について、伊集院光がFA制度の曖昧なルールと日刊スポールの報道姿勢を指摘。くわえてプロ野球ファンとしての要望を述べた。
伊集院光:人的補償とかFA…フリーエージェント、長くその球団に所属した人が自分の意思で出て行けますよって、割とルールが曖昧っていうか、事前交渉は絶対しちゃいけないっていうルールが一応紙ではあるんだけど、そんなわけねだろっていうぐらい、匂わせから事前交渉してなきゃこうはならないだろうみたいな。
逆に言うと、事前交渉を素直にしないで、宙ぶらりんになった選手みたいのを、割とプロ野球のOBは「え?話してねえんだ」みたいな。そのルール通りちゃんと何にもしないでFAしちゃった選手が誰にも取られない、どこにも取られないときに「あいつマジで事前交渉してないの?」みたいことが起きたりとか、あとやっぱりその人的補償とかも、プロテクトをかけたかどうかは絶対に口外しちゃいけないっていうルールがあるんですよ。
そりゃさ、かけられてない選手は感じ悪いじゃん。「俺いらねえんだ」みたいなことになるってのはわかるけど、でもさ、これだけプロ野球契約がシビアになってんなら、それは受け止めなよって思うんだよね。みんなにこういうことが何度も起きてるってやっぱ変だよねって、すごいあったりとかするんだよね。
あとは、日刊スポーツが意地にかけても、「ちゃんとこれはこういうことがあった」…そう言わなくてもいいけど、「これぐらい自信があって、私達はこうなってるって聞いてますけど、どうなんですか?」ってことを言うべきなんだけど、やっぱりプロ野球とかスポーツ…世界が狭いじゃん。日刊スポーツおそらくだけど、これをソフトバンクに楯突くと、取材がしにくくなるっていうことが俺はあり得ると思うんだよね。
だけどこの世の中じゃ、あの件があってこの件で日刊スポーツはうちだけソフトバンクの取材ができませんってことが万が一起きた場合には、それも世の中に出すべきだよね、今はいろんなことがそういうことになっていますよっていう。
何より僕の言ってることが全然違うんだったら、やっぱりプロ野球ファンとしてすごくわかるように説明して欲しくて。