矢作兼、藤岡弘の武士道で作った笑いの「間」を語る

スポンサーリンク

矢作兼、藤岡弘の武士道で作った笑いの「間」を語るラジオ芸人の小ネタトーク

11月9日放送、TBSラジオ『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』より。

矢作兼がMCをするテレビ東京の『家ついていっていいですか?』のオープニング収録の時に、ゲストの藤岡弘、のエピソードを披露。真剣に取り組んでくれたからこその笑いが起きてしまったことを語った。

 

矢作兼:『家ついていっていいですか?』のときのオープニングね、毎回毎回違うんだけど、例えば今日のね、出てくる女の人が多いとしたら、何か『苦労した美女3連発』みたいなタイトルをゲストに言ってもらったりするときがあるんだよね。

小木博明:うん。

矢作兼:オープニングは「何とか何とか、何とか何とか、家ついていっていいですか?」みたいにゲストの人に振り分けたりするときって、そのとき藤岡博さんがゲストのときで、でも藤岡弘さんがそのオープニングの一言を言う時があったの。

小木博明:はい。

矢作兼:すごい刀を持って。

小木博明:刀を(笑)

矢作兼:抜いて、武士道がすごい人だから、本当にね、本当に精神集中して。

小木博明:うん。

矢作兼:タイトルコール言ってもらうんだけど、そんときにやっぱり「3、2、1」って大体カメラ回ってるとディレクターさんがキューをくれるわけ。「始まります。5秒前、4、3、2、1 どうぞ」みたいな。

小木博明:うん。

矢作兼:そしたら「何とか何とか、何とか何とか、家ついていっていいですか」って言わなきゃいけないんだけど、そのキュー出てから、やっぱ集中してるから、30秒ぐらい喋らないんだよ。

鈴木工務店:あははははは

小木博明:キューとか関係ないもんね。相手のそんなペースじゃないからね。

矢作兼:自分の間合いだから。

小木博明:武士道。そうそう。

矢作兼:俺は、それは本当に耐えられなくて、絶対笑っちゃうからね。絶対笑っちゃう。集中してて、あの真剣にそのオープニングを決めてくれようと思ってるけど、やっぱそのときは後ろ向いたよ。

鈴木工務店:あはははは

小木博明:もう本人にも絶対にバレたくないしね。

矢作兼:笑っちゃいけないんだもん。でもあの芸人って、「間」に弱いっていうかね。

小木博明:「間」弱い。

矢作兼:こなきゃいけないとこで、やっぱりよくね皆さん見たことあると思いますけども、喋らなきゃいけないときに、変な「間」が出来たときに、みんなあの関西の新喜劇じゃないけど、前に転ぶみたいな「間」があるでしょ。喋らない「間」っていうの弱いんだよね。

小木博明:弱いね。

矢作兼:もう耐えられなくて、下向いたのかな俺。ずっと下向いてたのが、もうそれもばれちゃってオンエアーで(笑)

小木博明:なるほど。

スポンサーリンク