伊集院光、「ハロウィンは渋谷に来ないでください」宣言の真意を深掘りする

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伊集院光、「ハロウィンは渋谷に来ないでください」宣言の真意を深掘りするラジオ芸人の小ネタトーク

10月30日放送、TBSラジオ『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』より。

渋谷区長の「今年のハロウィンは渋谷に来ないでください」との宣言を受けて、伊集院光が、ハロウィンが盛り上がる気持ちがよく理解できないと明かし、渋谷区長の言葉の真意を深掘りした。

 

伊集院光:さて世間的にはなんですか。ハロウィンとかですか。ハロウィンにさ、渋谷の区長がさ、もう来んじゃないと。路上で酒飲むのは、もちろん、そもそもハロウィンに来ないでくれって、ついに始まったじゃないすか。
僕毎年聴いてくださってる方は、ハロウィン反対派ってほど…行かなきゃいいんだろ、こちらが渋谷へ行かなきゃいいんだからって思ってた派だし、何でみたいな。
もう一番わかんなくなってきたのは、外国人の観光客の人が「日本のハロウィンイカれてる」っつって。「アメリカであんなことやったら怒られるけど、日本だけはいい大人が夜中路上で酔っ払って大騒ぎしてよくて、仮装とかも子供がやんじゃなくて、大人がやってんだぜ」っつって。
本家超えることってある?何か。「テキサス州の御柱(おんばしら)すごいぜ」みたいな(笑)

構成作家:ふふふふ

伊集院光:今、日本の御柱は安全基準であんまりやんなくなってるし、あの相当抑えられてるけど、テキサスの御柱…縦にコンボイ落ちてくるからみたいな。そんなのない。「楽しみに行きますよ」とかないじゃん。何、本家越えてんの?みたいのが自分にはすごいあって。
今もう、渋谷のその区長が「ハロウィン駄目だよ」っつって、「みんな渋谷来ないでね」って言ってるのを、「日本じゃクレイジーなハロウィンあるらしいから、そのときに合わせて日本行こうぜ」って言ってた外国人観光客の人が「来て駄目なの?」みたいなそういう感じになってるらしいよ。

あれはさ、僕の周りにハロウィン行きたいって人もいなければ、行こうぜっていう人もいないから、ハロウィンを盛り上げてる人が何なのかも全然わかんないの。わかんないから、今こうやってラジオ聴いてて、「ハロウィンの仮装を用意したのに」っていう人もそんなにいないでしょう。おそらく。
多分全く違うところからみんな行ってると思うんだけど、「来んな」って言われると来たいの?それとも純粋にハロウィンですごい大騒ぎしたいの?埋立地とかでやればみんなそのやりたい人だけ来て、みんななんかゾンビみたいな感じになって、やったらいいんじゃないの。

でもさ、結構「ついにその行政がハロウィンを中止するなんて」みたいな驚きをもって、今回の発表って迎えられてると思うんだけど、当たり前だよね。だって区長からしたら、あそこに住んでる人しか投票権ねんだから。あそこに住んでる人なんて飲んで暴れる人でもなければ、もっと言うと、お店やってる人でもないと思うよ。お店も地主の人が持ってる物件を借りてやってて、お店で働いてる人もあそこに住んでてお店をやってるっていうスタイルの人はいないから、おそらくハロウィンに来たい人も、それからハロウィンで少なくとも、ちょっと売り上げが上がるっていう人も、おそらく渋谷の区長選挙の選挙権なんか持ってないから、おそらく区長からしたら、ああ言ってマイナス何にもないような気がする。

そういうことが巧妙に働いて、「ハロウィンだめ」に。なんでハロウィンやりたがるかね?もっと節分とか、柚子湯をやれよ。

構成作家:あはははは

伊集院光:節分豆ぶつけ合ったり、目立ってテンション上がれば…でもまた馬鹿がBB弾撃っちゃったりするんだろうな。年の数だけ。

構成作家:あはははは

伊集院光:年の数だけBB弾撃ってみんなに当てちゃったりとかするんだろうけど、なんかああいうの好きだな。

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