劇団ひとりが指摘するビートたけしだけはOKの放送禁止用語

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劇団ひとりが指摘するビートたけしだけはOKの放送禁止用語ラジオ芸人の小ネタトーク

10月19日放送、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』より。

ゲストの劇団ひとりがNetflixで『浅草キッド』の監督をやった際に、ハラスメントについての細かい講習会があり、ルッキズム(外見重視主義)についても厳しくなっていると説明。その反面、ビートたけしに関しては放送禁止用語が緩くなってないかと指摘。ナインティナインの二人も同意した。

 

劇団ひとり:我々の仕事でいうと、いわゆる何かルッキズムっていうのが結構難しくなりますよね。

岡村隆史:そうね。確かにね。

劇団ひとり:ほら、例えば見た目がそうでもない女の芸人がね「私、女優じゃないですか」みたいなボケをされたときに、「いやどの顔が言ってんだよ」っていうのがもう駄目んなっちゃってるからね。

岡村隆史:そうね。

劇団ひとり:もう苦笑いするしかないっていう話ですよね。

矢部浩之:苦笑いするしかない。

岡村隆史:逆にそういうボケされてもこっちもビクッてなりますもんね。えっと…返しようがないから、何となくふわーっとしてその場…現場過ぎて行けみたいになってますもんね。

矢部浩之:そうなんですよ。乗るしかないよね。乗る、ボケ…誰も突っ込まない。

劇団ひとり:あー、「確かに女優さんでいらっしゃいますもんね」って(笑)

岡村隆史:みんなみんなそうなってしまう。

矢部浩之:「さすが大女優さん」とか言って、そっちでいくしか。

岡村隆史:そうなんよ。

矢部浩之:それもちょっと裏返ったらもうハラスメントっていう。

劇団ひとり:だからね。この前ディレクターに聞いたのは、「私女優じゃないですか」「どの顔が言ってんだよ」って突っ込んだら言われた方が、「ありがとうございます」って一言言えば使えるんですね。

岡村隆史:そう。

劇団ひとり:「突っ込んでもらってありがとうございます!」(笑)って言うまでやんないと使えないっつってました。

岡村隆史:だから足つぼね。よく足つぼのなんかマットみたいなとこで、ジャンプしながらとか、「競争してください」とか言われるじゃないすか。

劇団ひとり:はいはいはい。

岡村隆史:あれ、今「あいたたた!あいたたた!」だけでは使えませんと。「あいたたたた!あいたたたた!うわ、なんか体ポカポカしてる」と。

(一同爆笑)

岡村隆史:これはOK。これはOK。

矢部浩之:言わないとね。

劇団ひとり:そこまでワンセット!?

岡村隆史:うん。「いたた!やっぱ自分どっか内臓悪いねん」っていうのはOK。

劇団ひとり:やってよかったっていうのがないと。

矢部浩之:自分で言わなあかんねん。

岡村隆史:自分で言わないといけない。痛いと発した人が。

劇団ひとり:でも逆に言うと、それさえあれば大丈夫っすね。

岡村隆史:うん。

劇団ひとり:わさび寿司食って「ウガウガウガ」ってなるけど、「でもこれぐらいがちょうどいいかもしれない」って。

岡村隆史:っていう時代に、どんどん突入していって、一つ言わないといけない。それはもうネットフリックスがなんかも早いよそら。そういうのを徹底してやりましょうっていう段階ですか。

矢部浩之:ツッコミってなくなってしまうよね。自虐は良いわけや。自分から言うのは。

岡村隆史:周りがそれに乗っかると、ワーワーてなるわけでしょ。言うてみたら。突っ込めない…

劇団ひとり:馬鹿野郎って言えないってことですか。

矢部浩之:あかんよ、もう。馬鹿野郎なんて。

岡村隆史:だから治外法権みたいなタレントさんがどんどん出てくるわけですよ。頭叩こうが、全然何にも。頭叩いては「頭を叩いてはるわ」って言われることもなく、人によってキャラクターによって…。

矢部浩之:芸になってればいいんかな。

岡村隆史:(ビート)たけしさんなんかはもう全然。

劇団ひとり:確かにたけしさんはOKみたいな、なんか人によって、あとたけしさんによって何か我々の放送禁止用語と、ちょっと何かリスト違くないすか?

矢部浩之:たけしさんの?

劇団ひとり:はい。僕それを何回か思ったことあって、あれ?これ、テレビで言っていいんだっけっていうのをたけしさんの口から聞いたことがあって。

岡村隆史:はいはいはい。

劇団ひとり:女性器を逆さまから言うやつあるじゃないすか?

岡村隆史:うん。

劇団ひとり:伸ばして言うやつ。あれ多分我々駄目ですよ。

岡村隆史:あかん(笑)

矢部浩之:ほとんどあかんでしょ、日本人。

劇団ひとり:そうですね。あれ、たけしさんの口から俺何回か聞いたことあるんすけど。

(一同爆笑)

岡村隆史:たけしさんはやっぱ、ちょっとやっぱ違うところにいてはって、反応ちゃうから。

矢部浩之:もう収録やったらもうスタッフ判断や。

劇団ひとり:はい。

矢部浩之:生放送やったら、たけしさんでも…じゃない?今は。

岡村隆史:そうかぁ。うん、まずは別格なんですよ。やっぱり。

劇団ひとり:うらやましい。やっぱそうなりたいですよね。

岡村隆史:うん。

矢部浩之:言い続けるしかないんやろね。

劇団ひとり:でも、何だろう。本当にそれで怒る人もあんま見たことないすけどね。松本明子さんとかあったじゃないすか。

岡村隆史:あった。大事件ね。

劇団ひとり:あれ誰が怒ったんすかね(笑)テレビ見てて。

岡村隆史:わからんのよね。

劇団ひとり:これほら、男性器の方は比較的緩いじゃないすか。

矢部浩之:どっちかいうとね。だからそこ、そんな事言うたら子供が真似するとか、そういうふうになっていくんじゃない。やっぱ子供見せたくない番組てね一時期言われたけど。

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