9月21日放送、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』より。
10月28日に開催される『歌謡祭』でYOASOBIの『アイドル』の替え歌を披露すると宣言していた岡村隆史だったが、あまりにも難しく、何度練習しても身につかないため中止を発表した。本人は「勇気ある撤退」と宣言したが、矢部浩之から「スタッフがみんな安堵している」と現実的な言葉を投げかけられた。
岡村隆史:先週ちょっと宣言させてもらったんですけど、歌謡祭、YOASOBIでちょっと行きたいというふうに思ったんですけども。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:ちょっとやめます。
(一同爆笑)
矢部浩之:やめますか。
岡村隆史:勇気ある撤退というか、今日もスタッフの皆さんと相談して、「ここは勇気ある撤退あるんじゃないですか」って言われて、いや難しいと・・・これ本当申し訳ない先週ね、もう初めてです。僕は途中でネタハガキを読むのやめるっていうのは。何年間も何十年もやってきて、多分初めてのことで。
矢部浩之:「あかんわ、ごめん!(岡村の口調)」本番中に(笑)
岡村隆史:本当申し訳ないと思って。心の折れたエンジェル(ハガキ職人)は、この後の続きを全部書いてきてくれたんですよ。でもね、申し訳ないこれはね、どう聞いても歌えない。みんなのリスナーの前でこの替え歌を歌うことは俺できないって判断しました。
矢部浩之:こっちが心折れたよな。
岡村隆史:中途半端な、もうやっぱり横浜アリーナでリスナーの前で披露できないなと思ったので、ここはちょっと本当に勇気ある撤退させてもらおうかなと思って、
矢部浩之:うん。
岡村隆史:ちょっとYOASOBIは封印させていただく運びになりました。本当申し訳ない。YOASOBIをなめてたというか・・・
矢部浩之:YOASOBIはなめてないでしょ(笑)
岡村隆史:本当に訳わからんなって言って、これ替え歌では絶対無理やわと思って。
矢部浩之:もうめちゃめちゃ難しいと思う。
岡村隆史:本編でもこんな無理やのに、どこで息継ぎすんねんとこれ。
矢部浩之:ちょっとだから『アイドル』のあの曲をものまねにする人、僕ちょっと楽しみしてるんですよ。めっちゃめちゃむずいもんね。
岡村隆史:でもね、こないだなんか絢香さんが歌ってたんですよ。めっちゃくちゃ上手。
矢部浩之:ものまねじゃないね。
岡村隆史:ものまねじゃなくて、『アイドル』をYOASOBIの『アイドル』を。
矢部浩之:本人流に。
岡村隆史:あ、平原綾香さんや!
矢部浩之:エライ人違い(笑)平原綾香さん。
岡村隆史:平原彩香さんが歌ってはった。そのすごかった。
矢部浩之:ジュピターの人やね。
岡村隆史:ジュピターの人。いやそれはそうすごいんねんけど、俺みたいなもんが手出したあかんと思った。
矢部浩之:みんなスタッフは安堵しましたよ。
岡村隆史:いや本当にもう、なんか練習で何とかなるんちゃうかな思って、ずっと聞いたけど何回聞いてもこれはわからんわと思って。
矢部浩之:やっぱりメロディー乗れて、普通に歌えての替え歌やからね。
岡村隆史:そうなんです。
矢部浩之:基本はやっぱそのメロディーに乗れてないと、歌詞やっぱり聞いてる人がなかなか入ってこないので。
岡村隆史:去年舞台監督さんにも言われたんですけど「岡村さん。何か岡村さんが楽しく歌ってないと、リスナーの皆さんも会場の皆さんも楽しくないんで」ってピシッて言われたんで。
矢部浩之:すごい芯くってると思う。
岡村隆史:芯食ってる。ほんまわかりましたって言って、いつもね優しく声かけてくださるんですよ。「大丈夫ですかね?リハ見てくださりましたか?」って・・・見てましたって、「思い切ってやった方がいいですよ」って「思い切って歌ってください」って、「リスナー、楽しんでやってはるのが嬉しいと思いますよ」って言ってもらえて、あ、そうかと思って。楽しもうと思って、緊張するタイプなので、あれなんですけど、そういうのを考えた上でちょっと撤退。
矢部浩之:はい。
岡村隆史:勇気ある撤退させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。