岡村隆史、三中の若手芸人らしくない演出に苦言「センターマイクまでは、準備までは、若手はやっぱり小走りで走ってくるべきや」

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岡村隆史、三中の若手芸人らしくない演出に苦言「センターマイクまでは、準備までは、若手はやっぱり小走りで走ってくるべきや」ラジオ芸人の小ネタトーク3月3日放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」より。

先日の『めちゃイケスペシャル』で国民投票によりレギュラーを卒業させられた三中元克。そのリハーサルの部分から生本番までの状況を岡村隆史が語った。テレビ局の演出と、いち若手としての立ち振る舞いのギャップに苦言を呈した事を明かした。

 

岡村隆史:
まぁ中々の、あの当日もね、なんかリアルなところで言うとこれね、あの…コンビを組んでいたらわかるんですけど、ネタ合わせとかを『めちゃイケ』は撮りたいんですね、2人がネタ合わせをしているところを撮りたい。僕らは、もう早よ入っていますよ。その時リハーサルをやっていますから。

リハーサルをどれくらい一般の方が見るか分からないですけど、まぁ首から三中、で相方のその臼杵君っていうカードをぶらさげた人達が、ダミーですよ、スタッフさんですけど、ネタ合わせをしているのをバーッと、こう細い小窓から覗いて「あー今、一生懸命練習しているみたいですね」という画を撮るんですけど。

それを見た時に「いや、こんなネタ合わせない」と。小西さん(放送作家)もね、元お笑いをやっていてコンビ組んではる。やっさんからえらいブチギレされたこともある(放送作家爆笑)

あの横山やすしから「オイッ!お前」と言うくらいの。横山やすし師匠から、ネタの批評をもらったこともあるくらいの人ですから、分かると思うんですけど。コンビで、漫才師で、何ていうのかな…変な空間をファーと見て、ネタ合わせする人なんて1人もいないんですよ。みんなこれね、壁に向いて、壁ギリギリの所でね、2人だけにしか聞こえへんような声でネタ合わせするんですよ。

でも『めちゃイケ』側からしたら、顔を撮りたい、どんな真剣な表情なのか撮りたい。でも、それはもう「ちょっとごめんなさい。これはリアルじゃない。申し訳ないけれども、お笑いの人というのは、ネタ合わせ、そんなもう顔を見せへん」と。「全員がみんな壁ギリギリのところを向いて、ネタ合わせするんです」と言って。「あ、じゃ、ちょっとそれでやるようにします」と。

三中が、それを知っていたのか知らないのか分からんけど、リハでそれやったから、もし「顔撮りたい」って思たら、「そこにリアルはないですよ」って。三中がそれをどれくらい知ってるのか分からへんけど「それもないですよ」って言って。

で、どんどん、どんどんリハーサルが進んでいく。そうなったら今度、いよいよ三プライズってコンビやったかな?「サンプライズが登場です」って言うて、ワーッと後ろで照明をバーって焚かれて、格好良い感じで、フワーッと歩いてきよったんですよ。

また、プラカードをかけた人が。それも見て「違う」と(放送作家笑)そんな、超若手!超若手が、言うたら、なんばグランド花月で超若手がこうやって「はい、どうも、こんにちは」って(放送作家笑)言う若手なんか、誰1人いないんですよ。

やっぱりセンターマイクまでは若手はフワーッと小走りで走っいって、「どうも、こんにちは。サンプライズです、よろしくお願いします」って言ってやらんとアカンのですよ!それをまぁテレビの演出やから、しゃあないかも分かんないですけど(笑)リハ見たら、三中ってプレート書いてあるヤツがフワーって格好付けて歩いてきたから(放送作家笑)

いやいや、カッコええねん。確かにモニター観ていたらめっちゃカッコええねん。なんか、シルエットがフワーってあって、後ろが照明でワーって光って、めっちゃカッコええねんけど、いや、ちょっと違うと。「やっぱりセンターマイクまでは、準備までは、若手はやっぱり小走りで走ってくるべきや」と言うたら、距離がね…最初、設定していたら距離も短かったんですね。

短かったもんですから、そこを走ってきたら、どんどんスタンバイが早くなってしまってですね。あれ観てもらった人は分かると思うんですけども、もうリハーサルから、リハーサル室から出てきた瞬間に、カーッと走り出す(放送作家笑)

長い距離、走らされるっていう状態やったんですけど、また、そこでも三中が「漫才やりたい、お笑いやりたい」言うてるのに、ネクタイよう締めへんっていう(放送作家笑)それ、だって靴紐結ばれへんねんから、ネクタイなんか締めれるわけないじゃないですか。で、相方が輪っかを作ってあげて、それをこうやってキュッと締めて、あれなんですよ。当日、それ向かっているんですよ。

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