関根勤、『コサキン』へ繋がった芸能生活一番の汚点を明かす

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関根勤、『コサキン』へ繋がった芸能生活一番の汚点を明かすラジオ芸人の小ネタトーク

10月22日放送、TBSラジオ『これが宮治でございます』より。

ゲストの関根勤が、長い芸能生活の中での一番の汚点エピソードを披露。しかし、結果的にそれが長い人気を誇る『コサキン』へ繋がったことを明かした。

 

関根勤:僕ね、ラジオの出発はね、ものすごい失敗というか、もう僕の芸能史の中で一番の汚点というか。

桂宮治:そうなんすか。萩本欽一さん師匠に「やりたくないんだこの子とは」と言われたのよりもさらに…

関根勤:さらにつらい出来事がありましてね、最初の始まりが…最初の始まりというと同じことに(笑)松宮和彦さんを、僕と同じ年なんですけども、第2の久米宏にしようとTBSが売り出そうっていうんで、月金で、夜9時から11時までの『夜は友達』っていう帯の番組が始まったわけです。

桂宮治:はい。

関根勤:僕、松宮くんとは仲がいいんで、「松宮くん頑張って!いいね、スターになってくれよ」と思ってたの。

桂宮治:はい。

関根勤:そしたら、『ベストテン』が始まったんです。黒柳さんと久米さんで。

桂宮治:はい、見てました。

関根勤:もう30何%ですよね。で、スタジオに来れない人たちを、地方のアナウンサーの人に(中継を)やってもらったんだけど、TBS系列の人たちに。あんなに視聴率がいいんだったら、松宮和彦を行かそうって木曜日開いちゃったんですよ。ちょうど裏で。

桂宮治:うんうん。

関根勤:じゃどうするって、同年代で関根と小堺がTBSウロウロしてるから、あの2人にやらせようっつって、やっても僕らガッチガチになっちゃって、もうもうよそ行きの服着たみたいな感じで喋っちゃったら全然面白くなくて。

桂宮治:はい。

関根勤:うちのもう専務から電話かかってきて、終わった後。「川岸さんから電話ですよ」よって小堺くんが出たわけですよ。受話器で。僕1m離れてたの。そんな離れてても聞こえてきたんで「やめちまえ!!てめぇら!!!」

桂宮治:うわわわ。当時はそういうのあったなぁ(笑)

関根勤:「何やってんだ!お前ら、こらぁぁぁ!!!」…俺この距離で聞こえてるの(笑)小堺さんの渦巻き器官はどうなっちゃうの。鼓膜は壊れたじゃないかって。

桂宮治:あはははは

関根勤:それで行くわけですよ。当時はメールとかないから、はがきなんですよね。

桂宮治:はい。

関根勤:制作室に行くわけですよ。小堺くんと「今日葉書どのくらい来てるかな」っていうと、月火水は200枚ぐらい来てるんで。金曜日200枚来てるの。(木曜日)0に見えるわけで。近づいていくとね2枚あるんですよ。その2枚をね、4回ぐらいに分けて読んで。

(一同爆笑)

桂宮治:分割で(笑)

関根勤:「今日も2枚でした。今日も2枚でした」って言ったら、ある時3枚来てたんすよ。

桂宮治:はい

関根勤:オオクマリョウタくんって人が、いつも1枚だったのに2枚書いてくれた。

桂宮治:優しいリョウタくん(笑)

関根勤:だからそれ一生忘れない。オオクマリョウタくんの名前。それでもうとにかく、うまくいかないわけ。

桂宮治:はい。

関根勤:固くなってて、それで僕初めてなんですよ。芸能生活の中で初めてね、逃げたいと思ったの。その場から。もういつも絶対向かってたんだけど。

桂宮治:はい。

関根勤:で、小堺くんに相談したんですよ。「俺TBSラジオ行くのつらくて、もうやめたいんだけどさ、今我々の立場で辞めるなんて言ったら、大目玉食らう。許してもらえない」と。

桂宮治:うん。

関根勤:「だから手を考えたんだよ」って言って。「どういうことなの?」って。「あのね、好き勝手やってクビになろう」っていう。

桂宮治:そっちか。

関根勤:「もうめちゃくちゃな放送やって、僕らが普段やってるふざけたことをやろうよ」っつって、「それでクビになったら、すいません、力及ばなかったんでクビになっちゃいましただったら済むから」って。

桂宮治:そっかそっか。自ら燃やそうと。

関根勤:そう!これでよしって次の週から小堺くんと2人で、くだらないクイズとかもね全然関係ないクイズでね、もうやりました。

桂宮治:はい。

関根勤:「今財布を落として、落ち込んでいるハリウッドの俳優は誰でしょう。1.クリント・イーストウッド、2.ロバート・デ・ニーロ、3.何だ」っつって、「何番でしょう?」っつって。「違う!ロバート・デ・ニーロじゃなかったんですね!。この中にない4番の仕出しのジョニーでした」とかね。

(一同爆笑)

関根勤:「死体役のロバートでした」とかね、もう関係ないことばっかり言ったのよ。そしたらさ、小堺くんと2人でさ、「おい、まだクビなんないよ」っつってね。まだやんなきゃっつって、もうどんどんやってたんすよ。

桂宮治:はいはいはい。

関根勤:するとはがきが増えてきたの。

桂宮治:なるほど。

関根勤:要するに、よそ行きやめたんすね。普段着でやっちゃったんすよ。うわーって。そしたら…結局27年半。

桂宮治:いきなり飛びすぎなんすよ(笑)ハガキ3枚のところから27年半。

関根勤:やらしていただいて、それが57歳のときに終わったんですけどもね。でもまた今年からポッドキャストで復活してもう40周年というか。

桂宮治:でもあれなんですね。ラジオってテレビとかとは全然違う。

関根勤:違います。むき出しを出さなきゃ駄目。

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