10月21日放送、TBSラジオ『東京ポッド許可局』より。
有吉弘行が紅白歌合戦の司会に選ばれたことをうけて、許可局の3人が、有吉はMCとしての横綱相撲を取っていると指摘。前司会者の大泉洋も北海道のローカルから成り上がった『今太閤』だと語った。
プチ鹿島:紅白ですよ。NHKもどうするってことで…有吉さん。これも垣根がなくなったというかね。
サンキュータツオ:いや確かに大泉さんにしたって、やっぱ札幌のね。
マキタスポーツ:そっか、『水曜どうでしょう」なんてローカル番組だったわけだもんね。
プチ鹿島:そうですよ。今太閤ですよ。
サンキュータツオ:今太閤(笑)
プチ鹿島:必ず親父ジャーナルはね、盛り上がると『今太閤』って。大泉さんは今太閤です。盛り上がった姿を…
サンキュータツオ:頼朝でなくね(笑)
プチ鹿島:で、有吉さんですよ。
サンキュータツオ:横綱昇進ですよ本当に。
プチ鹿島:10年前にね、横綱論って僕の中では横綱になったよねっていう話を。
サンキュータツオ:横綱長いよね。
プチ鹿島:堂々の横綱相撲じゃないですか。
マキタスポーツ:在位も長いんじゃないですか。すごいよね。確かに時代が変わったということや、だって昔我々が紅白っていうと鈴木健二さんとかがさ、そうそうやってたりとかさ。
プチ鹿島:面白ゼミナール(笑)紅白って言うと普段真面目な人が忘年会で羽目外すあの感じが、恥ずかしくて見てられなかった。鈴木健二さんとかCCBの格好でさ。
マキタスポーツ:被り物みたいな。
プチ鹿島:被り物のさ。
マキタスポーツ:色付きのメガネでピンクのカツラかぶって(笑)
プチ鹿島:「やめてくれよ鈴木健二」みたいな。
サンキュータツオ:40年前の話するのやめてもらえますか。
マキタスポーツ:はっはははは
プチ鹿島:そういう真面目な人が紙を外すのが紅白だったけど、最近はなんかもう普通に「あ~」っていう感じ。
サンキュータツオ:はめ外しプロだよね。そういう意味ではね、大泉さんにしてもね。
マキタスポーツ:そうか。昔はだから正統派、王道がちゃんとこうあって、トラディショナルなのがあって、ちゃんと司会進行に関しては局アナの人で、しかもすごい重鎮の人とかやったりするっていうことがある中で、演者がちょっとそういう何かひっかくみたいな感じの構図があって。
プチ鹿島:モックンとかね。
マキタスポーツ:それがもう今は司会者の方がもうなんかね、うん。
サンキュータツオ:だからさ、もう難しいポジションなんすよ。なんか。「大泉だったら」とか「有吉だったら何かやってくれんじゃねか」っていう期待感がある人をね、わざわざ生放送を散らかしてくれそうな人を起用しながら、でも当事者としてはそんなに外れたこともできないじゃないですか。
マキタスポーツ:絶対できない。
サンキュータツオ:超難しいポジションで、期待を上回ることがなかなか難しいっていうのをよく受けるっていうのは、やっぱ横綱なんだろうなっていう気はするよ
プチ鹿島:それはもう「謹んでお受けします」よ。