伊集院光、ハライチ澤部のバスケワールドカップでのコメントを称賛「いろんなことを考え、いろんな状況を見ての発言が素敵」

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伊集院光、ハライチ澤部のバスケワールドカップでのコメントを称賛「いろんなことを考え、いろんな状況を見ての発言が素敵」ラジオ芸人の小ネタトーク

9月4日放送、TBSラジオ『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』より。

バスケットワールドカップ・日本対カーボベルデ戦のテレビ中継にゲストとしてたハライチの澤部佑のコメントに伊集院光が注目。同じスポーツ好きの芸人として、澤部の計算された言動を褒め称えた。

 

伊集院光:仕事で、スポーツ・・・例えばラジオのナイターのゲスト解説で伊集院さんですって言われたりするのは、嬉しくもあり、迷いもあるというか、このスポーツファンとしては、スポーツが大好きだからいらない・・・伊集院光のその解説席にいる伊集院光いらないの。

いらないけど、いらないけど、呼ばれたからには行って、少しでも役立ちたい。自分が思うこの要素は邪魔だから、なるべく技術的解説をするとか絶対自分はしないようにしてるし、見てる立場のプロだから、「観客ってこうもんなんですよ」っていうふうにその場にいるそのプロのいや、元野球選手で野球解説者の人に言うことはあっても、「スイングが」とか「カウントが」とか言わない。

多分澤部くんにも呼ばれる光栄と、それから邪魔しちゃいけないっていう不安は両方あると思う。でいて、ちょうどその第3クォーターで逆転して、どんどん点差が離れていくときに、みんながすごい騒ぎになったときに、澤部くんだけが「ここから気を引き締めていった方がいいです」ってね、「何が起こるかがわからないのがバスケです」っていうのでこれは多分、ファンとしてはそう思ったんだろうね。

そう思ったんだろうけど、俺が思うにね、その澤部くんが、でもみんながこんなに盛り上がってるときに、そんなことを言うのもなんだろうなと思いながら言ったり言わなかったりなのが、もう抱きしめたくて俺(笑)「わかるよ、わかるよ」っていう。

澤部くんは明るい坊主だと思われてるけど、その目配りとしては、ディフェンスの目配りで、いろんなテレビ出てるから。要はここでみんなお祭り騒ぎになってるときに、何か起きちゃいけないっていうことはちょっと思っちゃうんだろうね。思っちゃうから、言うじゃん。とにかくそのときも「バスケっていうのは5分あったら、何点差もひっくり返されるようなゲームですから」みたいこと言ったような気するんだ。言っては、でも喜びも入ってくる感じなわけ。

それを聞いてるときの、なんか澤部くんの・・・俺の野球ファンよりも下手したら上のバスケファンのそのすごい瞬間に立ち合いだから、何かこのことも言っておかないと、バスケの怖さも言っておかないとだけど、「ここで言うのもな、ここで言うのもちょっとそのみんなを覚ますんじゃないかな」みたいな。

でもすごかったの。澤部くんそれを減らしていったら。俺からしてみたらね、楽しいし嬉しいし、ここまで自分が見てきてだし、本当に変えてくんだけど、そしたら第4クォーターにまさにその感じ起きてくる。何があるかわからないっていうあれだけ吸い込まれるように入ってた、あの・・・それこそ、名護から投げて入ってたのにね(笑)宮古島から投げて入ってたやつが、全然入らなくなって、入って当然のやつが全然入らなくなった。それでどんどん点差が詰まってくる感じのときに、「これが澤部くんの言ってたやつなんだ」って思ってどんどん不安なんだけど、最終的には大勝利で終わっていくじゃん。

でもそれを今日さ、ポカポカで澤部くんに会ったときにさ、いや俺これ勝手な思い込みかもしんないけどさ、あのときの澤部くんの感じがもう俺は本当に大好きでっていう・・・そのバスケファンとしていろんな試合を見てきて、いろんな今日初めてバスケを見た人とかもいるだろうし、このお祭り騒ぎの中で「こういうことがあるんだよ」って言いたいんだけどね。それはもしかしたら「お前が何水挿してんだ」ってことでもあんのかみたいな迷いが、ずっと俺はあるように思ったんだよねっつったのね。

そしたら、すげぇーなあいつって思ったのは、それもそうなんだけど、勝った勝ったって安心して、今日初めてバスケ見た人が、チャンネル変えちゃうのも嫌なんだ。だからこういう要素だってあるんだっていうのも、これも全部いろんなこと入ってるわけ。
もちろん俺の言ったことも図星の要素もあるし、だけど、なんかもう安心してもうみんな、パリオリンピック出られるんだって安心しきってチャンネルを「他は何をやってるのかな」になっちゃうのもちょっと嫌だなと思ったし、迷いながら言ってたっていう。

ちょっとオチではないんだけど、「いや俺はそれはすごいと思うよ」って「好きだからこそそうなるんだろうね」っつったら、でもなんかその聞いたところによるとって澤部くん言ったけど、あのちょうどどんどんその点差が詰まって、シュートが入らなくなったときにネットは「澤部があんなこと言うからあの通りになった」というもうオカルト以外の何でもないやつが軽く焦げてたらしくて(笑)

なんか俺の中では、澤部くんよく頑張ったっていうか何かスポーツ中継にタレントが出るときに、すごいスポーツ好きな人からすれば、俺が野球見るときもそうなんだから。「そこはいらないよ」って言うかもしんないけども、出るっていうことになったからには、いろんなことを考えて、いろんな状況を見てああいうことを言うのは、なんか俺は素敵だなと思いながら見てた。

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