5月19日放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」より。
ベッキーの『金スマ』でのテレビ復帰を受け、ベッキーから話を聞きだした中居正広の凄さを岡村隆史が絶賛。これからしくじった芸能人は中居に話を聞いてもらってテレビ復帰という形が出来上がったと語り、瀬戸内寂聴的なポジションを確立したと指摘した。
岡村隆史:
結局のところ、アレですよね。中居が凄いですよね。訊き方も上手やし、引き出してあげる力や、しゃべりやすい環境を作ってあげるとか、もう凄い「中居さん、中居さん」って言うてくれてますけど、多分中居もそれなりの仕事引き受けるってなった時にかなりの労力もいったでしょうし。
プライベートで一緒になった時も、一つも言わなかったんですよ。「ベッキー復帰するんだよ」とも言わなかったし、「ベッキーとちょっと喋ったんだよ」ても言わへんかったし、色んなかん口令もしかれてたんでしょうけど、いっこも言わへんかったからね。
実際観たら凄いよ。あんなこと出来る人いないと思う。あいつだから、最終的には瀬戸内寂聴みたいになろうとしてると思うのよ(放送作家笑)だからもう出来たやんか。なんかもし、しくじってってなった時に『しくじり先生』かなって思ったけど、そうじゃなくて中居に話しようみたいな。あの囲炉裏のとこで話しようみたいな、そんな感じが出来上がったと思うねん。
だから中居がしくじった人、失敗した人…もう一度テレビで復帰しようと思った時には、あの囲炉裏の前でバンダナ巻いて中居が話聞くっていう。で、話しやすい環境を作ってあげる。
だって、スポーツ新聞には清原が『金スマ』で復帰って…そんなん早すぎる。それこそ時期尚早やろうと思ったけど、そんなニュースまで載るくらいやから、でもあれも関係性から言うたら、中居とベッキーも関係性がある、中居と清原の関係性もあるってなったら、無い話では無いのよ。
また何かしら、復帰するかどうかわかりませんけど、なんかあった時に「中居に話聞いてもらおうか」みたいになりかねへん。関係性からしてもそうなりかねへんというのが凄いなぁ思うて。
あんな仕事でけへんよ。だから結局、何か失敗してもう一度頑張ろうとなった時は中居に頼る。囲炉裏の前(放送作家笑)だからああいうスタイルが出来た。話聞く時はバンダナ。それがもう決まってん。凄いわ。
恐らくでしょうけども、中居の今後っていうのは大体決まっていったよね。ホンマに瀬戸内寂聴。中居寂聴ですよね。そういう風なポジショニング取るんかな(笑)中居聴いてたら怒るかも分からへんけど、それぐらい喋りやすい環境づくりというか、あれは中々出来たもんやないなって思いますけど。