山里亮太、「オリラジのあっちゃんだけじゃない」自分も天狗になっていた過去を明かす。

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山里亮太、「オリラジのあっちゃんだけじゃない」自分も天狗になっていた過去を明かす。ラジオ芸人の小ネタトーク5月11日放送「JUNK山里亮太の不毛な議論」より。

オリエンタルラジオの中田敦彦が天狗になっているという話題を受け、山里亮太がかつて自分も天狗になった過去がある事を明かした。そして、芸人が天狗になった時にありがちな特徴を披露した。

 

山里亮太:

みんな天狗ってなるんだよね。この世界にいれば。チヤホヤしてくれるしさ。かくいう私も天狗になった時期があったのよ。生意気にも。

自分で本当に覚えているもんね。一本歯の下駄を履き、手には八つ手の葉を持ち、頭のところに六角形のアレ付いてたもんね。そんな天狗状態の時あったのよ。それは2006年。大阪のMBSで『チチンプイプイ』って番組でロケのコーナーを持たせていただき…『南海キャンディーズのショッピングアワー』って大阪の商店街を行くわけよ。

それでコンビ仲もまぁ良くない。しずちゃんだけがガンガン売れてる。でも仕事はたくさんある。しずちゃんのいる南海キャンディーズって事で仕事はいっぱいもらってる。で、大阪と東京を行ったり来たりで疲れてる。その疲れっていうのが、売れっ子という錯覚を呼ぶのよ。疲れイコール。

「売れっ子の疲れっていうのは、周りがケアしてくださいよ」っていうのが天狗の始まりね。それになったの。2006年くらいのロケの時に。

一番、天狗が発する言葉…これはスタッフさんに対してです。「見えないっすね」「これ面白いっすか?」この鳴き声を出し始めたら天狗は完成です。見事俺は「見えないっすね」「これ面白いっすか?」…そして頭には六角形のポコンってやつと、右手に八つ手の葉っぱ。で、一枚歯の下駄…天狗だったと思う。

「見えないっすね」っていうのは業界用語になるのかな。大体スタッフさんが打ち合わせで「こういう感じのロケです」って言う時に「これ、やっても成立しないんじゃないですか」「成立するとは思えないけどな」…これが「見えないっすね」更に疑問の体を擁してるのが、面白くないという否定をしてる 最低の言葉…「これ面白いっすか?」これが天狗の鳴き声です。皆さん。

生意気にも2006年の山里風情が、2005年に「日本一面白くない漫才をした」とレッテルを貼られ、ストレスから無意識にピザL寸を2枚食ってたあの山里が、言っちゃってるわけよ。もう真っ赤な顔して…「見えないっすね」「面白いっすか?」

でも天狗ってのはこれを解消するのに一番必要なもの。それは近くに自分が心から尊敬が出来る人がいる事なのよ。もうその人以外は止められないの。で、怒られても「あぁ、怒るような人は俺いいや」って突っぱねれば、天狗はどんどんでかくなるから。

僕は2006年、7年ぐらいに、この天狗病になってる時にラッキーだったのは、そういう人がいてくれたのよ。それが初代マネージャー。この人が天狗の止め方がムッチャクチャ上手いのよ。本当に。牛若丸ですな。平成の(放送作家笑)確かに軽快だもんね。昔、一緒に大人のお店行く時とか。跳ねるように行ってたから。

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