伊集院光、人工知能相手に奮闘する人間の虚しさを指摘する…「星新一のショートショートみたいな展開」

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伊集院光、人工知能相手に奮闘する人間の虚しさを指摘する…「星新一のショートショートみたいな展開」ラジオ芸人の小ネタトーク3月20日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

ネットの囲碁対戦にプログラムが参戦して連戦連勝だったという話題を受けて、伊集院光が対戦した人間の気持ちを指摘。アダルトなチャットに夢中になった時、相手が人工頭脳だった虚しさに喩えた。

 

伊集院光:

聞きかじりの話で申し訳ないんだけど、囲碁のソフトの『アルファーゴ』って強いパソコンソフトがあって、今年の1月くらいにネット対戦の囲碁のサイトの中に、ハンドルネームで『マスター』っていうとてつもなく強い奴が彗星のごとく現れて、色んなネット囲碁で、それこそプロの棋士とかも腕試しでゲスト参加してるところにチャレンジしてきて、60戦無敗っていうマスターっていうとんでもない奴が現れたって。

これ聞きかじりなんで。ある日突然、「実はマスターはアルファーゴっていうソフトです」って、「ソフトの最新バージョンなんです」って開発者が明かして、どうやらアルファーゴっていうのは最新版の前の段階で日中韓の中でトップを取った事があるような人にも勝つみたいな、とんでもないソフトらしいんだけど。それが更にバージョンアップしてみたいな。

何か、星新一のショートショートが現在の若者にどれぐらい読まれてるか分かんねーけどそういうパターンってあるじゃん。「結局、会ってみたらコンピュータープログラムでしたとさ」とか。どういうんだろうね、そういうのって。

今、オセロってほぼほぼパソコンで完全解析が済んでて、先攻か後攻、どっち取ったらほぼ勝ちみたいなのがもう出ちゃったみたいな。そうなってきたら、囲碁やる人からしたらどうなんろう。「もう絶対コンピューターが勝ちです」ってなったら。

車が開発されても別に100m走がバカバカしいとはならないから、一応人力って事で…でも負けたくないだろうなぁ、ずっとやってる人は。色んなもの、囲碁自体の作戦を超えたコンピューターとの対戦するならではの作戦だよね。対局中にホットカーペットと電子レンジを両方使う作戦とかだよね(構成作家笑)

ある程度負けてきたら「ちょっとスイマセン。髪形直したいんで」ってブィ~ンっ…バツン!「あれ?どうしたんです?」みたいな新たな定石ですよね(笑)こうしてきたらこうするみたいな、ご飯を何時頃炊けるようにセットしてくるとか、そういう新たな作戦をやっていかないと勝てない…今俺が言ってる事がどれだけの真理があるか分かんないんだけど。

でもそのアルファーゴの最新バージョン、スゲーらしいよ。どんな感じになるんだろうね。ネット囲碁をやってた人。「こいつ強ぇーな」ってなってたのが蓋を開けたら「プログラムでした」みたいな。大人のチャットをやってた相手が人工頭脳だった時の「これプレステ4で市販されてーかな」…嬉しいんじゃねーか(構成作家笑)「俺のあらゆるツボを凄い誘ってくるなっていうとんでもない女がいるな」って思って、凄い勢いで大人のチャットに課金していったら、実はそれが完全なAIでコンピューターの受け応えだった場合ですよね。やっぱ「早くプレステ4で出ろ」になるのかな(笑)

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