伊集院光、立ち食いそば屋での日米決戦に出くわした話…「おじさんがダイソンでスライム吸うような、ヌーハラ音を出してた」

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伊集院光、立ち食いそば屋での日米決戦に出くわした話…「おじさんがダイソンでスライム吸うような、ヌーハラ音を出してた」ラジオ芸人の小ネタトーク1月30日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

伊集院光が立ち寄った、ちょっと高級な立ち食いそば屋で外国人観光客にあえて『ヌーハラ』的なそばのすすり音を聞かせるおじさん達がいた事を語った。

 

伊集院光:

そば屋行ってさ、ちょっと高級めの立ち食いそばってあるじゃん。一番リーズナブルで標準と言われる富士そばが300円か400円ぐらいのところを500円ぐらいする、「ちょっと粉にも凝りました」みたいな事が書かれている立ち食いそば屋。池袋に行ったんですよ。

そこで日米決戦が行なわれてて、外国のガイドブックにも紹介されてるらしく、外国のお客さんが何人かと日本のおじさんが何人かいるわけ。で、恐らく立ち食いそばでもちょっと高めのそこを選ぶって事は、おじさん達も多少『そばっ喰い』の自覚はあると思うんだよね。

最近さ、『ヌーハラ』っていう何だかよく分かんねーけど、俺も「うるせーよ」って思うわけ。そばを啜る(すする)音が不快だと、特に外国の人が不快に聞こえるから、「あれはハラスメントだから止めろ」っていう風潮あるじゃん。

俺もちょっとそっち側なんだけど、例えば海外に旅行行ってさ、そこがどっちかの手を使ってご飯食べちゃいけないっていうルールなら、それはどう食べにくかろうが従うじゃん。そこはそこのやり方に従うじゃんか。俺もそういう持論だからしょうがないじゃん。「そう食え」って教わってんだから、こっちは。

っていう意識なんですけど、「それにしても」って思ったのが、多分俺、間違いないと思うんだよね。その日本のおじさん達がいいように音を立てて、ビックリするくらい、寄席で『時蕎麦』を演じてるよりも(笑)右上のほうでやってるテレビが音が聞こえないぐらい3人のおじさんが、スゲー…「エーッ!」っていうぐらい、「何なの、お前」っていうぐらい、ダイソンでスライム吸ってるような音してるの(構成作家爆笑)

「ブリュブリュ!ブリュブリュブリュ!!」って音してるの。最初入った時に「ブリュブリュ!」って、俺そば屋だと思って入ったけど、「これダイソンでスライム吸いやがったのか」って「間違ったのか」って思ったら、いつものそば屋だから、何が起こってるんだろうって思ったら、多分日本代表としての自覚なんだろうね。

「俺は屈さないから」「俺はそばっ喰いとして、海外の人が来て『ヌーハラだ』と言ったとしても、俺はニッポンの文化を守る為にやるから」っていう自覚が、ニッポン人の俺も不愉快でいたたまれない感じになってんだ(笑)

あのおじさんの抵抗だと思うんだ。自分が守ってきたそば好きとしての抵抗だと思うんだけど。俺はご飯食べる時にヘッドフォンとかするのは1人でも失礼だと思うんだけど、思わずしたぐらいの音だから(構成作家笑)

注文する前に、一旦ビッグカメラに行ってBOSEの外の音を遮断するヘッドフォンを買ってから…そんなお金かけるなら立ち食いでよくなくない?(笑)

そんな感じになってるの。凄かったね。何だろうね、何か分かんないけどトランプ効果かな?(笑)「舐められたくない」っていう「強気に来るだろ、あいつら」っていう感じの事が起こってるのかな。

途中でやっと理解して、外国の人がいてさ、チラチラ見て嫌な顔してんだけど、外国の人が言いたかったのは「ここまでじゃないよ」(笑)「ややこしくしてるけど、ここまでの事じゃないから」って事なんだけど、何かスゲーものを見たなぁ。

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