5月5日放送「ラジオビバリー昼ズ」より。
NHK大河ドラマ『真田丸』に豊臣秀吉の妹・旭姫の役で出演した清水ミチコ。台詞なしの表情だけの演技が大きな話題を呼んだ。その際のエピソードトークを語った。
塙宣之:
清水さんの2分半の怪演。
清水ミチコ:
なんで怪演とか顔芸とか言うの?
土屋伸之:
ははは 顔芸って(笑)
清水ミチコ:
怪演のつもり全然ないんだけど(笑)
土屋伸之:
見事でしたよ。あれは。
清水ミチコ:
まず三谷さんから連絡があって、「出てくれませんか」って。「台詞なしだったらいいけど」って何様みたいな(笑)
土屋伸之:
それがおかしいですけどね(笑)
塙宣之:
言った通りに本当にしてくれたんですね。
清水ミチコ:
言った通りになるもんだね。言ってみるもんだね。
土屋伸之:
そう言える人いないでしょ。
清水ミチコ:
だからそういう風になってて、それで私が真剣に役作りをしていると、カメラさんとかみんな凄いニヤニヤしてるの抑えてるの(笑)
土屋伸之:
そら、集中して本番に臨む前に
塙宣之:
これまさか、こんな長いと思ってたんですか?台詞なしと分かった時に。こういう感じになると、頭の中で出来てたんですか?
清水ミチコ:
だって、台詞なくって誰でも出来るっていうから(笑)
土屋伸之:
ははは
清水ミチコ:
ブスっとして、頭にくるでしょ。そら当然。
土屋伸之:
背景をちゃんと考えてね。
清水ミチコ:
離婚させられて、好きでもない男と
土屋伸之:
前に旦那さんさいるのに、離縁させられて、徳川に嫁いで…
清水ミチコ:
そうそう。「何で私、ここにいなければいけないの」ってぶ然とした感じで。
塙宣之:
何でこの…モノマネと同じような感じなんですか?精神的に作ってたんですか?「モノマネもこの人はこうだ」みたいな。
清水ミチコ:
そうそう。私は心の中では、大竹しのぶさんが、本当に芝居を演じた時の大竹さん。
塙宣之:
あ、大竹しのぶさんだったんですか。
清水ミチコ:
私のイメージはね。あ、大竹しのぶのモノマネじゃないよ。大竹さんが誰かに憑依してる感じ。
土屋伸之:
あ、それぐらい成りきってやろうと。
清水ミチコ:
成りきってやろうと、斉藤由貴さんに「誰になってるか分かる?」って言って、「全然分かりません」って言われたけど(笑)
土屋伸之:
はははは
塙宣之:
いや、分かんないですよ(笑)しゃべんないだから、分かるわけがない。
土屋伸之:
そらそうでしょ(笑)「大竹しのぶさんですね」って言うわけないじゃないですか。
清水ミチコ:
昨日あたり三谷さんから連絡もらって、「ヤフーニュースで凄い事になってる」って。実家からもお母さんからかかってきて、「あんた、ヤフーニュースで凄い事になってる」って。
塙宣之:
ははははは
土屋伸之:
反響が凄いですよね。これ。
清水ミチコ:
そうでした、そうでした。
塙宣之:
もう一回出て欲しいって。