3月19日放送「ナイツのちゃきちゃき大放送」より。
馬の絵を描くのが趣味のナイツ土屋。日本テレビの『トリックハンター』でその絵を査定。評価額が予想よりかなり低かった事にショックを受けてるという。丹精込めて描いた絵を絶対に売りたくないと言い切る土屋。塙に万が一の事があった場合に売らなければいけないので査定したと語った。
土屋伸之:
今週ね、色々オンエアがあって、僕の中で反響が大きかったのが、僕の馬の絵をテレビで画商の人に査定してもらうってのがあって。
出水麻衣:
見ました。
土屋伸之:
僕は正直にショックだったんですよ。横並びはね、押切もえさんと泉谷しげるさん。相当、比べるのがおかしいんですけど、僕が一番低かったんですね。
出水麻衣:
はい。
土屋伸之:
押切もえさんとかは「自分でこれいくらだと思いますか」っていうので「一万いくら」と言って、でもプロの人がやったら「30万」とか。泉谷さんもそんな感じで。
出水麻衣:
ええ。
土屋伸之:
その後僕が自分で『一千万」って言って。
出水麻衣:
ははは
土屋伸之:
で、プロの人が見たら「3万」とかだったんですよね。
塙宣之:
はぁ。
土屋伸之:y
それがちょっとあまりにも恥ずかしくて、でも俺本当に、これカットになったんですけど、最初俺「一億」って出したんですよ。
出水麻衣:
えー
土屋伸之:
「一億」って出して、スタッフの人が「一回止めま~す」って言って、「土屋さん、ちょっと真剣にお願いします」って。
出水麻衣:
あははははは
土屋伸之:
言われて、それで「一千万」ってしたんです。
塙宣之:
番組としては、ちょっと低めでいって、「あ、そんな高くで買ってくれるんですか」って謙遜して欲しいのがあったんだよね。
土屋伸之:
そうそう。本当に僕、個展とかもやった事ないし、絵の相場とか全く分かんないから、普通に「一千万」とか書いちゃったんですけど、自己満足ってまさにこの事だなと思って。
塙宣之:
なるほど、なるほど。
土屋伸之:
絵描いてる時が無心になって嫌な事全部忘れるから、凄い集中出来るし、ずっと書いていられるんですよ。
塙宣之:
うん。
土屋伸之:
だから一枚の絵を写真見ながら、書いて消して、書いて消して、ずっと写真見ながら同じように書いて、出来上がったらそれを写メ撮って、待ち受けにするんですよね。
出水麻衣:
えー
土屋伸之:
愛する家族の写真よりも、馬の絵を待ち受けにしちゃう。ずーっとそれを見てられる。
塙宣之:
だから、もう本当に自分の中では
土屋伸之:
そう、宝物だから。
塙宣之:
値段付けれないんでしょ。
土屋伸之:
値段つけれない。場違いだったなと思って。
塙宣之:
命みたいなもんだから。自分の家族に3万円ってつけられたみたいな。
出水麻衣:
はははは
土屋伸之:
そうそう。自分が生み出した、何としぐらい書いて消して、書いて消して生み出した、ずーっと見てられる愛する対象を「3万円」って言われたから、ショックでしょ。
出水麻衣:
そうですね。
塙宣之:
出なきゃ良かったのにね。なんかちょっと違うパターンが良かったね。
土屋伸之:
そうそう。でも何で出たかというと、見せびらかしたい願望があったんです(笑)
出水麻衣:
なるほどー
塙宣之:
絵が上手いって思われたいけど、値段は付けられたくないみたいな。
土屋伸之:
そうそう。
塙宣之:
確かにあるよね。ネタやりたいけど「このネタ何点」って言われるのイヤだもんね。
土屋伸之:
点数つけられるのはねぇ…客観的に評価されるのは恥ずかしいよね。
塙宣之:
恥ずかしいですよ。
土屋伸之:
でも大変なんだなぁって思いましたね。絵を売る人っていうのは。そういう意味ではね。プロでやっていくっていうのは。
塙宣之:
上手いだけじゃなくて、放送されてなかったけど、本当に売りたいんだったら個展とかやって、賞とかを取ると値段がドンドン上がるって。
出水麻衣:
拍が付くって事ですね。
塙宣之:
やってみりやいいじゃん。
土屋伸之:
絶対イヤだ。
出水麻衣:
売るのはイヤなんですか?
土屋伸之:
売りたくない。
塙宣之:
でも本当に「一億円で買いますよ」って言われたら売るんでしょ?
土屋伸之:
売る!(一同爆笑)
塙宣之:
金欲しいの?(笑)
土屋伸之:
そら欲しい(笑)
塙宣之:
3万円では売らないわけでしょ(笑)
土屋伸之:
あと今は漫才師だから売る必要ないけど、塙さんに万が一の事があったら、俺はその宝物を売らなきゃいけないんじゃないかと思ったから。
出水麻衣:
ちょっと!(笑)
塙宣之:
なるほど。
土屋伸之:
大体の額は聞いておこうと思って…厳しいと思ったよ(笑)
塙宣之:
そうだよね。
土屋伸之:
だからこれからは塙さんを待ち受けにしようかなと(笑)