村本大輔、ネットの話題を使うニュース番組に苦言「そこには正義が無いんですよね。そこには数字とかしかない」

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村本大輔、ネットの話題を使うニュース番組に苦言「そこには正義が無いんですよね。そこには数字とかしかない」ラジオ芸人の小ネタトーク 

2月1日放送「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」より。

ネットニュースの中にレベルが低いものがると指摘する村本大輔。それをそのままニュースソースとして取り上げるテレビに対しても苦言を呈した。去年話題になった五輪エンブレム問題を例にあげて、旬のものしか取り上げないマスコミには正義がないと語った。

 

村本大輔:

ネットニュースというのがただの素人のブログの延長上位のレベル。ヤフーのトップに上がるといえばちゃんとした裏の取れてるしっかりした、みんなの興味惹かれるようなニュースかと思いきや、ようわからんクズ素人のお笑い芸人のネタ評価やったりとか(放送作家笑)訳分からん奴のズレズレのやつとかがトップに上がるような、本当に質の低いもんですよ。

でもそれを見て影響される人がたくさんいますから、テレビなんかもそうですよ。テレビの影響力・・・一般の人はすぐ信じるじゃないですか。『逃走中』出ただけでも、見てる人達から「最低だ。最悪だ」「マジでこの世から消えてほしい」みたいな事を言われるんですけども。でも、そういう事言ってる人は酸いも甘いも分かっていない、心が幼いおっさんであったり、子供であったりが書いてるんですよね。

ある程度社会の仕組みを分かった人間はそういうのを見ても、 エンターテイメントとして楽しめるわけですよ。そういうのを本気でとらえて怒る人は、本当に心が小さい人だなと。

僕がよく言ってるエンブレム問題もあるじゃないですか。東京オリンピックの時の佐野さんのやつですね。ネットでこれとこれが似てると言っただけで、それを取り上げるニュース番組。プロのデザイナーの人から「これはこうで」と説明を受けるわけでもなく、ネット上であがってる根拠のないものに対して、ただ似てるというものに対して「パクってるんじゃないか」とみんなが見ているテレビで取り上げてしまう詰めの甘さ。

それに才能あるデザイナーの人の職を奪いかけた後、結局何をしても「似てる、似てる」言われてるじゃないですか。あれを不用意に上げてしまったマスコミ、ニュース番組のせいだと思うんですね。そいつらはその後謝らないのかと。

結局、一部の世論に流されていってる。それを訂正しない。訂正したところで自分のところに損しかない。それを記事にして雑誌にしたり、ニュースの視聴率が増えたりすればやるんですけど、今は旬が過ぎてるから。旬が過ぎてるものは追わない。そこには正義が無いんですよね。そこには数字とかしかないわけです。

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