7月22日放送「JUNK山里亮太の不毛な議論」より。
ライブで福岡を訪れた山里亮太。翌日、ゆっくりと福岡の街をマネージャーとブラブラしながらギャラの話をしようとした。その際のマネージャーとの攻防を披露した。
山里亮太:
マネージャーの上原君。珍しい経歴の持ち主でお寺の子なの。本人も出家してんだよ。お坊さんの過去があるという、お坊さんであり薬剤師で吉本に来るというよく分からない経歴の持ち主なんだけど。
マネージャーとそんなガッチリ歩くんだったら、これを言っちゃおうかなってのがあったの・・・ギャラですよ。ギャラの話をしちゃおうかなみたいな。
最初は昨日のライブ楽しかったね、そうですねーみたいな感じで歩いてて、ギャラなんだけどさぁ、比率は9:1じゃんずっと。それを変わるタイミングをもうお願いしてもいいのかなぁ・・・って入口を切り出すわけ。
上原君が「うーん」って下向いて「あっ!」って「山里さん、寺ですよ!」って。ちょうどたまたまそこに寺があったの。博多って結構寺が多いみたいで「寺行きましょう!」・・・うん、いや、あの・・寺行こうか・・・
上原君はお寺の子だからすごい説明してくれるのよ。お寺に地獄の絵があって「この絵は欲深き人間が落ちる餓鬼道って道でございまして、ここは生きてる時に物や金にばかり執着した人間がこういう苦しみを受けるんですよ」なんて言って。
なるほどな。煩悩ってのは自分の成長を妨げるのか・・「そうなんですよ」って。お寺の子で出家もしてるから説明も上手い。なるほどなぁって心晴れやかになって。
ちょっと欲が無くなってきて歩いてて、またふと、ちょっとギャラの話なんだけどさ・・・上げろっていうわけじゃないんだよ。どんな感じなのか聞きたいんだよって。
そしたら上原君が「山里さん」って。どうした?「寺ですよ」って(放送作家爆笑)またあんのか!「さっきの寺よりでかいですよ。行きませんか?」
で、行ったら凄いでかい大仏があったの。「山里さん、大仏さんの表情見てください。全部見通してますよ。」・・・そうなの?
「そうですよ。今山里さんの心が何で揺らいでるか大仏さんには見えてますよ。心から思いましょうよ。手を合わせ願いましょう」芸道に精進し、もっと面白くなれますように・・・
「山里さんの耳は銭の音なんぞ聞かずに、笑い声だけを聞いてりゃいいんじゃないですか」・・・上原、お前はいいこと言った(放送作家笑)
その後もギャラの話を持ち出す度に、寺や祠(ほこら)があるから見ようというマネージャー。さすがに山里もおかしいと思い出した。
多分、上原もね。俺からギャラの話を止める為に何か神々しいものをずっと出そうとしてるんだよね。
こいつどうやら寺の位置を把握してるな。何回もiPad見るのよ。マップで。卍のマークのところ、そこの近くをウロウロするようにこいつ歩いてやがるなと。
俺は思った。繁華街行ってやると。欲望ギラつく繁華街でギャラの話をしたら、これはもう逃げれないなと思って。
繁華街でギャラの事なんだけどって言ったら「山里さん、これから連絡取りやすいようにライン交換しませんか?」って。
で、交換したらラインって相手のアイコンが出てくるじゃない。自分の登録した写真が。あいつそこが最終兵器だったんだよね。写真が実家の寺の写真だった(放送作家 爆笑)