伊集院光、金正男殺害事件に言及…「少なくとも国際社会的にプラスなんか何にもない」

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伊集院光、金正男殺害事件に言及…「少なくとも国際社会的にプラスなんか何にもない」ラジオ芸人の小ネタトーク2月15日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

金正恩氏の兄、金正男氏殺害のニュースを受け、伊集院光がもし北朝鮮による暗殺なら、金正恩氏の今の座を脅かす事になるのではと指摘。あの国のトップが疑心悪鬼になってるのは穏やかではないと語った。

 

伊集院光:
驚きましたね。金正男氏。暗殺っていうか殺害。

内山研二:
暗殺だろうと言われてるんですど、暗殺なんてあんまり…

伊集院光:
僕がのんびりしているせいかも知れませセんけど、映画の中とかだったらなんとなく想像が付くんですけど、この現代に。しかも金正男氏自体は急にディズニーランド来た時のニュースとかで憶えてるし、印象がある人なので、でも僕ちょっと思ったのは…

内山研二:
はい。

伊集院光:
今のこのご時世ね、暗殺するじゃないですか。誰でも敵対してるのは現政府といいますか北朝鮮の金正恩さんサイドになるだろうと思うじゃないですか。そこまで明確に分かっちゃってもやるんだって。それがあの国は国内に関して色んな情報が統制されているので、知られないからって事になるのかもしれないですけど、少なくとも国際社会的にプラスなんか何にもない。

内山研二:
そうですねぇ。

伊集院光:
金正男氏が金正恩氏の今の座を脅かしたりとか、それに対して良くない発言をする事なんかよりもよほど立場を脅かされるような事に感じるんですけどね。

内山研二:
まだ情報が確定してなくて分からない部分が多いんですけど、よほど目障りという存在だったんですかね。さっきおっしゃったディズニーランドを観に行くって、あれは2001年の事なんですね。

伊集院光:
随分前の話なんですね。

内山研二:
16年ぐらい前の話になりますけど、あの時にディズニーランドの見物が目的で偽造パスポートを持って身柄を拘束された。それが当時のお父さんである金正日総書記の怒りを買って、この時に後継者争いから落ちたって言われたんですね。

伊集院光:
そっか。お母さんは違うけどお兄さんなんですもんね。お兄さんなんだから僕らからしたらこの方が最右翼かと思ったんだけど、あの時にかなり怒られてると。

内山研二:
それで北朝鮮に戻る事はほどんど無くて、マカオとかを拠点に動いてて、実際にそういう立場ではあるけども政権内部のことにそんなに詳しいとは思えないし、政権に与える影響力もそんなにないだろうと思われていたんですが、これ憶えてますかね、張成沢さんていう人がおじさんに当たるんですが粛清されまして。

伊集院光:
はい。

内山研二:
この張成沢さんは金正男さんにお金を渡していたらしいというのが分かって、それで金正恩委員長の怒りを買って粛清されたと言われてるんで、やっぱり影響力が無いとは言っても、母親が違う兄とは言っても、やっぱり目障りだったって事になるのかなぁ。

伊集院光:
色んな見方はあるんですけど、極端な見方で言うと、もしかして金正男さんを担ぎ出してクーデターを企てるんじゃないかって、これはどこまで事実で、どこまで被害妄想かは分からないんですけど。

内山研二:
はい。

伊集院光:
だから金正恩が…仮定の話が多くて申し訳ないんですけど、これが金正恩、もしくは金正恩サイドの人間による暗殺だとするなら、どういう考え方でやってるのかを凄く知りたくて、本当に何かに病的に怯えちゃってる状態なら、それはそれで恐ろしい事じゃないですか。

内山研二:
はい。

伊集院光:
アレだけのミサイルを作っている国のトップの人達、中枢の人達がやってる事なわけだから、どういう考え方でこういう事が起こるんでしょうね。

内山研二:
伝わっているところによると、側近とか粛清を続けているという事があるので、かなり疑心暗鬼になってるんじゃないかという見方があるようですね。

伊集院光:
うーん、あの国のトップが疑心暗鬼っていう状態がとても穏やかじゃない。

内山研二:
そうですね。

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