爆笑問題、漫才とコントの違いについて語る「コントのほうがキャラに入れるから楽しい」

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爆笑問題、漫才とコントの違いについて語る「コントのほうがキャラに入れるから楽しい」ラジオ芸人の小ネタトーク2月16日放送「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。 

所属事務所のライブ『タイタンライブ』20周年で謎のユニット『O2T1』として25年ぶりに太田がシナリオを書いたコントを披露した爆笑問題。漫才とコントの違いについて番組トークで独自の理論を展開した。

 

太田光:
言ってみりゃ僕等はコントが先ですからね。それが書けなくて漫才にしたんですから。これ言うとまた「漫才楽だ」って勘違いする人いるけど(一同笑)謙遜ですからね。

田中裕二:
なんだそれ(笑)

太田光:
謙遜ですからね。ずいぶん前にインタビューで「時事ネタなんて楽なんですよ」って謙遜で言ってんですよ。それを真に受けるやつが出てきてるんだね。ムカついてるからね。すげー難しいって事を言いたい。 

田中裕二:
はいはい。

太田光:
前よりプレッシャーないんですよ。はっきり言ってコントに対する。そりゃ我々ごときがブランクあってさ、大したあれじゃなくても世間は怒らないだろうってところもあるんだよね。

田中裕二:
うんうん。

太田光:
でも今のコントやってる連中よりは数倍面白いことやりますからね(一同爆笑)

田中裕二:
ははははは

太田光:
そう思ってるから、一応書いてみたら、結構いいネタ出来たからやるかっていって、それがギリギリだったね。

田中裕二:
そうですね。

太田光:
スタッフにはみんなやるよって事言ったんですけど、田中君に「やるよ」って言ったのは最後でした(一同笑)

田中裕二:
2月入ってからでしたからね。信じられなかったよ。10日前くらいだからね。

太田光:
漫才やってる時は作り方としては俺がボケてメモってみたいなのを長年やってるでしょ。それは入るんですよセリフは。だってしゃべり言葉でボケてメモってでやってるから。練習も兼ねてるから。

田中裕二:
はいはい。

太田光:
コントは俺がきっちり台本書いてやるでしょ。まぁセリフが入んない、入んない。しかも俺のセリフって理屈っぽいじゃん。

田中裕二:
ははははは まぁね。

太田光:
あれは楽しかったな。久しぶりで。

田中裕二:
確かにコントやってる時の

太田光:
コントやってる時のほうが楽しいんだよ。

田中裕二:
そうだよ。漫才より。あれ何でだろうね?

太田光:
役に入ってるからよ。

田中裕二:
そうなんだね。

太田光:
ちょっと違うのよ、現実と。遊べちゃうのよ。

田中裕二:
そう。で、どっちかというと漫才以上にセリフの心配があったわけじゃない。

太田光:
あったわけなんだけどね。

田中裕二:
だけど漫才程、心配しないで出来る。

太田光:
漫才は「こうボケて、このタイミングで突っ込む」みたいな事があるけど、キャラクターで笑わすみたいな部分があるから。

田中裕二:
逆に漫才のほうがアドリブが多そうだけど、コントのほうが多いってのもあるよね。

太田光:
そうです。キャラクターになるから、そこでアドリブが出てくるんですよ。

田中裕二:
そこはね。

太田光:
キャラに入っちゃうって事で、素で無い部分があるんですよ。素で外すと
「太田が外した」ってなるけど、「このキャラが(外した)」って事になるから。

田中裕二:
分かる、分かる(笑)

太田光:
漫才の場合は太田光が笑わそうとしてボケてるってのが明らかなわけじゃんコントの場合は芝居のひとつで、キャラクターが笑わせようとしている人じゃないんだから。だからいいんですよ。気が楽なんですよ。

田中裕二:
なるほどね。

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