6月20日放送「オードリーのオールナイトニッポン」より。
Jリーグ、名古屋グランパスエイトの始球式に呼ばれた春日。初のサッカーの試合に胸踊らせて望んだ。当日、スポンサーから笑いを取って盛り上げて欲しいとの依頼に考えぬいてネタを披露したが、その反応はいかに!
春日:
楽屋入ったら私のユニフォームが用意してあるんですよ。グランパスエイトと同じユニフォームで「12」って背番号入ってて、下のところに「KASUGA」ってアルファベットで名前が入ってるやつ。それ着てキックインセレモニーやるんですよ。
説明聞いてたら、選手が入場するところあるじゃないですか。グランパスエイトと柏レイソルと審判を先頭にしてさバーっと入ってくる入場口みたいなとこ。
若林:
うんうん。
春日:
あそこに選手が行った後にボールが台の上に置いてある。「オードリー春日さんです」って呼び込みされたらそのボールを入場口から歩いていって掴んでサイドラインのとこに置くの。そこに置いてそこから蹴って、ラインの審判っての?旗持ってオフサイドとか見る人と主審とさ、あとグランパスエイトの人がズラーッといて、柏レイソルの人もバーッといるところの主審にサイドラインからボールを蹴り込むというイベントな訳ですよ。
若林:
うん。
春日:
その間に7つくらい笑いをお願いしますって私も色々考えて行ったのよ。考えたのがボールを掴んで置くじゃんサイドラインに。置いて顔上げた時に「鬼瓦」をやる。で、離れて蹴るかと思いきやカスカスダンスで近寄っていって空振りしてコケる。
若林:
はいはい。いいじゃない。
春日:
コケた後、フィンスイミングをやる。クネクネクネってやって立ち上がってボディビルのポージングをして、ボールを蹴るかと思いきや掴んでそのまま歩いて主審に持っていく。
若林:
結構距離ある?
春日:
15mくらいかな。20mくらいかな。
若林:
なるほど。
春日:
蹴るんじゃなくて手渡しするっていうのを考えたんですよ。で「よろしゅう」って言って終わる。これで行こうと。プラン練ってさ。いざ本番ですよ。グランパスエイトの春日ユニフォーム着てさ「オードリー春日さんです!」って呼び込まれたらワーーーって盛り上がってるわけさ。
若林:
はいはい。
春日:
グランパスエイトのサポーターの人も。柏レイソルのサポーターの人も。
若林:
ほー。すごいじゃん。
春日:
ワーーーーーって中、ありがとうねって入っていってさ。いざボールを掴んでサイドラインに置いてさ、一発目ですよ。上げざまに「鬼瓦!」ってやったらブワーーって湧いてくれたわけですよ。
若林:
おおーすごいじゃん。
春日:
おおおお!いける!いける!いけるぞ!ってなってね。
若林:
モニターみたいなのに映ってたんだ。しっかり。
春日:
そうそう。でっかいビジョンに映るようにすぐ横にカメラが付いてるわけよ。
若林:
じゃ鬼瓦うけるわな。
春日:
カメラに向かって「鬼瓦」ワーーーって盛り上がって、いけるいけるって離れてカスカスダンス。近寄ってワーって盛り上がって空振りですよ。空振りボーンとコケてワーーーって。それでフィンスイミングですよね。仰向けになってしてたのよ。
若林:
うんうん。
春日:
これはどうだ!ってウケるぞーって思ったらさっきまで聞こえてたワーーーーが聞こえなかったのよ。
若林:
はいはい。
春日:
こでもかってブワーってクネクネしたらワーーーじゃなくてさ、はっきりとよ「オイ選手待たせんなよ!」って(一同 笑)
ええええええ!?あんなはっきり聞こえる事あるかと!
若林:
あ、そう。
春日:
選手が待ってるわけですよ。ピッチに。主審と。私体感だとそんなに秒数かかってないと思ったけど鬼瓦から相当尺とってるんだろうね。わかんなかったけど。
若林:
はいはい。
春日:
選手待たせんなよ!って声からブーイングみたいなブーーーってなって初めてよ。普通に「帰れ!」って言われたからね。(一同 笑)
ショーパブ、キサラでも言われたことないんじゃないかな。「帰れー」ってね。
若林:
キン肉マンが言われるやつね。
春日:
もうそれでハッと我に帰って焦ってさ。すぐ立ち上がって人生で一番丁寧なサイドキックをしてさ(笑)
若林:
空気読んでね(笑)
春日:
そう空気読んで主審の足元にプサーっと。
若林:
手渡し行くプランを急遽変更して。
春日:
ホントそんな勇気ないよ。もう暴動おきるくらいの感じを予想したから。
若林:
その空気で手渡しのやつやってたら、多分発炎筒投げられてるよ。
春日:
(苦笑)ホントだよ。試合が行われなくなるんじゃないかという恐怖心。綺麗いサイドキック蹴ってさ、主審の足元にピタっと止まってさ。その後深々とお辞儀して「すいませんでした」って言って帰ってきてさ。
まぁ試合はグランパスエイト勝ちましたけどね。勝ってなかったら大変な事になってましたよ。逃げるように帰ってきた。