岡村隆史、保毛尾田保毛男問題でキャラクターの限界を語る…「女装もアカン、かつらもアカンっていう時代が来る」

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岡村隆史、保毛尾田保毛男問題でキャラクターの限界を語る…「女装もアカン、かつらもアカンっていう時代が来る」ラジオ芸人の小ネタトーク10月5日放送、ニッポン放送『岡村隆史のオールナイトニッポン』より。

みなさんのおかげでしたの保毛尾田保毛男問題を受け、岡村隆史が普通にキャラクターを演じられない時代になってきたと指摘。実際にテレビを観ていない人間が便乗して炎上加担していると独自の見解を示した。

 

岡村隆史:

いつからテレビってみんな普通に観れなくなってしまったんでしょうね。僕らの時なんて普通にテレビ観てワーッて笑ってましたけど、それがドンドンドンドン難しくなって。『みなさんのおかげでした』なんかもちょっと炎上してますけども。

あれもパッとニュースで見ただけですけども、抗議100件?100件ぐらい抗議た来たってニュースで見たんですよ。僕は100件ってエラい少ないなって思ったんですよ。皆さんどう思うか分かんないけど「100件も来てんのやったらゴツい抗議やないか」って思うかも分かんないですけど、(視聴率)二桁取って、それで100件の抗議来てるってなった時、僕個人の意見としては「100件なんや。100件でこんな大騒ぎになるんや」って。

多分そっから横にワーッと広がっていって、問題になっていったんでしょうけど、いやぁもう大変…僕らはあの時普通にテレビにかじりついて観て笑ってたんですけど、「今の時代はそうじゃない」って言われたらそうなんでしょうけど…。

この後数年でしょうね。キャラクターとか演じれるのも。あと数年ぐらいじゃないですか。もう恐らくこの先いったら、「女装もしたらアカン、かつらも被ったらアカン」そういう時代が来るんじゃないですか。

もう何やろな、テレビを観て「どこを突いたろうかな」ってみんな観てんのやろうか。『おじゃマップ』も何回もシートベルトね。昔の車はシートベルトせんでええのやって、だから騒いでる人はそれを観てないのやろ。観てないけど「シートベルトしてない!」言うて。だから(テロップが)出てるやんか。観てたら分かるんやけど、観てない人が「シートベルトしてないぞ」っていうのを見て、「シートベルトしてないのにどういう事や!ガチャガチャ!」ってなるわけですよ。

「しなくていいんですよ」っていう説明何回も出てるのに、そうやって騒ぐ。ほんなら嘘かホンマか分かりませんけども、「罰ゲームはお尻叩いたらアカン」とかですね。「イジメを助長する」って…助長すんのかな?って思うてまうねんけどなぁ。

もうだからあと数年です。テレビでそうやってキャラクター演じられたりするのは。だからそうなったら「ありがとうございました」って言うしかない(笑)「色々やらしていただきましてありがとうございました」って言うてドンドン終わりを告げるのを待つしか無いという、悲しい時代になってしまいました。

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