5月8日放送TBSラジオ「たまむすび」より。
カンニング竹山が出川哲朗と地方ロケに行った時の話を披露。一般人の目線でロケが出来る出川の凄さを絶賛し、それが出来るのは笑福亭鶴瓶と出川だけだと語った。
カンニング竹山:
出川さんとロケ行ったんですよ。
吉田明世:
どこへ行かれたんですか?
カンニング竹山:
えっと…青森の方に行ったんだけど、出川さんがやっぱり子供とかに大人気なのよ。
吉田明世:
あー
カンニング竹山:
で、出川さんは写真とかも全部撮るわけ。
吉田明世:
気にしないんですね。何もね。
カンニング竹山:
気にしないで、「あ、どうぞどうぞ」ってやっているわけ。もうロケも結構長くなるんだけど。
吉田明世:
随分おしちゃうんですね(笑)
カンニング竹山:
出川さん見てて思ったのは、「あの先輩は凄いな」と。昔から可愛がってもらってるんだけど、凄いなと思ったのは、今、ああいう風に一般の人がワーっといる中にタレントを放り込んだら、同じ目線というか、凄く一緒の目線でロケできるのは鶴瓶師匠と出川さんだけだと思うんだ。
吉田明世:
そのお二人なんですね。
カンニング竹山:
これは凄く大事な事で、凄く良い事なのよ。ロケはそれが一番出来るかどうかなのよ。
吉田明世:
はい。
カンニング竹山:
それによって、普通の姿の画が撮れるわけじゃない?
吉田明世:
なるほど。
カンニング竹山:
でもタレントが行くと、人によっては「タレントだぞ。芸能人だぞ」って感じで行く人いるじゃん。おまけにそこにスタッフがいたり、自分のマネージャーだメイクさんだがいっぱい付いてると、周りに機械あってカメラ構えてる人わんさかいると、普通にロケ見に来た人って近寄りづらくなるじゃん。
吉田明世:
うん。
カンニング竹山:
という事はテレビ的な画しか撮れないんだけど、それを全部取り除くわけ。取り除いて一般の人にとってはカメラに映されるっていうのはもしかしたら一生に一回の事かもしれない。
吉田明世:
そうですね。そんなチャンス無いですもんね。
カンニング竹山:
そうでしょ。その普通の空気感を作る「こっちがお邪魔してるんですよ」っていう当たり前の事をちゃんと作れるって、それが出来ますよね。
吉田明世:
何か竹山さんもそういうイメージありますけどね。私の中で。
カンニング竹山:
僕は『ナイトスクープ』を10何年やってるから、ナイトスクープは徹底的にそれを教えられるわけ。「探偵という仕事は、探偵の為の番組じゃないよ。依頼者の為の番組だよ」っていう事をずっと教えられるんだけどさ、出川さんはいとも簡単にそれをやってたからさ。
吉田明世:
人柄なんですかね。
カンニング竹山:
凄いですよ。でもチョイチョイ間違うわけですよ。
吉田明世:
あははは
カンニング竹山:
テレビ東京でやってる出川さんが電動の原付きのスクーターに乗っていく番組があるんだけど、それでバッテリーが抜けたら「充電させてください」って言って、そこでお手伝いしますからっていうガチンコの番組なんだけど。
吉田明世:
はい。
カンニング竹山:
バイク乗ってる時に一応無線みたいなの通じてるからさ、縦に並んでウィーンって行きながら、オンエアは別に使われないんだけど喋ったりしてるわけ。プライベートな話とか。あと歌も歌うわね。
吉田明世:
楽しそう。
カンニング竹山:
サザンとか歌うんだけどさ、サザン大好きなのね、出川さん。でもサザンの曲どれ歌っても歌詞が3割違うのよ。
吉田明世:
あははははは 3割って結構だ。
カンニング竹山:
結構なのよ。語尾が全然違うから(笑)
吉田明世:
そこ気になっちゃいますね。
カンニング竹山:
バイク運転しながら後ろから「出川さん、間違ってます」って言いながら。
吉田明世:
それもオンエアして欲しいですね。愛される人ですね。
カンニング竹山:
愛されるねぇ。本当に街の人も出川さん来ると喜んでたねぇ。凄い。あの人は。