3月21日放送TBSラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。
太田光がウォーキング・デッドの話題に触れ、先にゾンビになった方が幸せじゃないかと指摘。田中裕二が太田の意見を全否定。爆笑問題二人でゾンビに関する激論を展開した。
太田光:
俺いつも思うんだけど、ゾンビってね。ウォーキング・デッドみたいなのあるじゃん。
田中裕二:
アレ観てるよ。
太田光:
観てるでしょ。アレみんなゾンビになってゾンビとして仲良くみんなで暮せばいいじゃん。
田中裕二:
いや、無い無いな無い!それは無い。
太田光:
何で?
田中裕二:
仲良いとか無いもん。ゾンビ同士は。
太田光:
でも別に仲悪くもないじゃない。みんな楽しそうじゃない。ウガーって。
田中裕二:
楽しそうじゃない。
太田光:
みんなで協力もしてさ、襲って。
田中裕二:
協力もしてない!
太田光:
でもみんなで結構来るじゃない?
田中裕二:
みんなで襲うけど、それはただ人間の肉を食うから来るだけであって。
太田光:
何でお互いを食わないの?
田中裕二:
それは知らないよ。
太田光:
でもあいつら死なないんでしょ。一回死んでるわけだから。
田中裕二:
脳を最終的にもう一回やられれば…
太田光:
でも別に腹が減って肉を食わなきゃ死ぬわけじゃないわけでしょ。何で食うの?
田中裕二:
それは分からない。本能。
太田光:
だったら先にゾンビになっちゃって、家族もゾンビでいるわけだから。
田中裕二:
家族も分かってないから。
太田光:
分かってないけど、自分もゾンビになればまた家族になれるじゃない。
田中裕二:
自分がゾンビだっていう意識もない。
太田光:
ゾンビの村として平和に暮せばいいじゃん。誰も別に…ゾンビ同士が食い合う事はないだろ?
田中裕二:
ないんだけど、それはそうなんだけど、全員がゾンビになったらもはや戦争は起きませんよ。
太田光:
そうでしょ?
田中裕二:
なんだけど、ゾンビであるともう何にも分かってないんですよ。あいつら。
太田光:
分かってますよ!
田中裕二:
仲間意識も無いし。
太田光:
みんなで「あっちいけー!」とか。
田中裕二:
「あっちいけー!」とかお互いの交流はゼロなんですよ。ゾンビ同士の。
太田光:
ゼロじゃないよ。みんな仲良く来るじゃない?みんなで集まってる事よくあるよ。ゾンビ。
田中裕二:
いや、みんなで大移動してるんだけど「あっちの方がいいぞ。行こう」は無いの。全部『個』だけなの。アレは。『個』で音がしたからそっちに行ってるとかだけなんですよ。ゾンビ同士は目とか合わせないんですよ。一切。目配せとかしない!
太田光:
マイケル・ジャクソンのスリラー観てみ。一緒に踊ってっから(一同爆笑)
田中裕二:
アレは違う!太田さん、アレはショーだから。あいつらは本当のゾンビとはいえない。
太田光:
楽しそうだよ。スリラーなんか。いいじゃないか、アレでって思うんだよ。
田中裕二:
スリラーはいいけど。マイケル・ジャクソンもそうなんだから。
太田光:
マイケル・ジャクソンもゾンビなの。
田中裕二:
だからいいけど、ウォーキング・デッドに関しては、俺は全部観てるけど、ゾンビは分かるよ。こんな恐怖体験、こんなストレスが無くなるんだったらいいと思うけど、あのゾンビ達を見てるとそんなんなりたくもないし。
太田光:
それは分かんないよ。外から見てるだけだから。
田中裕二:
ゾンビが幸せそうには一切…
太田光:
そう見えないだけで、なってみたら結構楽しいかもしんない。
田中裕二:
笑ってるゾンビとか一切いないし。
太田光:
笑ってはいないよ、そら。死体だから。でも笑ってんだよ。心の中じゃ。
田中裕二:
そういう感じは一切しないね。あんな嫌な事はない。ゾンビに襲われる感じ。