10月13日放送TBSラジオ「JUNKおぎやはぎのメガネびいき」より。
漫画家の浦沢直樹の不倫発覚の話題を受け、おぎやはぎが浦沢直樹の不倫を暴いたところで誰も得をしないと指摘。ターゲットを間違っている。不倫に対して麻痺しておかしくなっているとマスコミを批判した。
矢作兼:
ビックリしたのはまた不倫だけど、浦沢直樹だよ。
小木博明:
うわー、そうですかぁ。
矢作兼:
浦沢直樹まで行くんだね。
小木博明:
もういいじゃないのよぉ…
矢作兼:
どこまで行くんだろうなぁ。
小木博明:
ちょっと困っちゃうね。雑誌はどこなの?女性誌…だよね。週刊女性。週刊女性とかこういうとこいくんだよ。
矢作兼:
不思議なのは、どういうつもりで浦沢直樹の不倫を暴くんだろうなぁ。だってテレビ出てる人じゃないし、浦沢直樹が不倫してるって事が分かった時に、本当に浦沢直樹の奥さんぐらいだよね。
小木博明:
嫌な思いするのでしょ。
矢作兼:
好感度も何も無いんだから。
小木博明:
無いよね。作品で、漫画だからさ。
矢作兼:
「不倫したから浦沢直樹の漫画買わない」って人いないよね。だからどういう意図で暴いてんの?
小木博明:
難しいよね。
矢作兼:
探偵じゃん。こんなの。
小木博明:
そう。それも誰かから依頼があるならまだしも。週刊女性なんて浦沢直樹先生の不倫を暴いたところで部数が増えるとも思えないでしょ。女性誌で。その…客層が違うんだから。
矢作兼:
そうなんだよ。どういう意味があるのか…ターゲットを間違え過ぎてない?
小木博明:
だからこの記者はどうなってんだろうね。大好きなのかもしれないよ。浦沢直樹さんが。
矢作兼:
大好きも何もさ(笑)裏がある人間を暴きたいんだよね。凄い単純な事言うとイクメンとか奥さん大好きキャラみたいな人の浮気を撮りたいよね。
小木博明:
うん。撮りたい。
矢作兼:
それは分かるじゃん。別にその人の人生を無茶苦茶にしようなんて気持ちはなくて、単純に下世話な興味に対して「あんなにテレビでいい事言ってて、裏でこーじゃねーか」っていうのをみんな知りたいじゃん。
小木博明:
うん。
矢作兼:
でも浦沢直樹の…何で?何でなの(笑)
小木博明:
だからもう今年やたらに不倫が暴かれてさ、盛り上がってきちゃったから、よく分からなくなってきちゃってるんだと思うんだ。記者が。「不倫だったら何でもいい!」って多分。おかしくなっちゃってるから、頭が。
矢作兼:
その…バカだよ、マジで。
小木博明:
だから麻痺しちゃってるんでしょ。
矢作兼:
「そういう事じゃない」って編集長言わないの?これツッコめるよね。「これ撮ってきました!」って言ったら、「いやいや、そんな事じゃない」って(笑)
小木博明:
だからねぇ、皆さん麻痺してると思うんだよ。今年は。おかしくなってるから不倫に対して。誰でもいっちゃうっていうさ、今までも変な人いたもんね、たまに。
矢作兼:
あった。
小木博明:
多分今年ぐらいだよ。そういうので騒ぐって。だからもう麻痺してんだよ。
矢作兼:
これはひどいと思うわ。
小木博明:
ひどいよ。
矢作兼:
誰が何の為にこれ撮ったんだろ。