伊集院光、笑点の新司会・春風亭昇太に言及…「あの人は『威厳が無い』という特殊能力を持っている」

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伊集院光、笑点の新司会・春風亭昇太に言及…「あの人は『威厳が無い』という特殊能力を持っている」ラジオ芸人の小ネタトーク5月23日放送「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。

日本テレビ『笑点』の新司会者が春風亭昇太に決定した。それを受けて伊集院光が昇太の軽さに言及。前座時代のエピソードを語り「あの人は『威厳が無い』という特殊能力を持っている」と指摘した。

 

伊集院光:

結果的には新司会者、俺じゃなかったっていう(構成作家笑)生放送って言ってるからさ、電話くるかなと思って待ってたんですけど、どうやら俺じゃないっていう。

春風亭昇太さんが、まぁまさかのですよね。一応内部のっていうか…『笑点』俺出た事あるしね、ちょっと知ったような口を利ける側から言うと、世間の下馬評で言うところのうちの師匠の三遊亭圓楽は無いなっていう。三遊亭圓楽は回答者の方にいないと、恐らくグズグズになると思ってて、そこは無いとして、まぁ内部昇格でしょうと。

途中で座布団の展開が、この回の『笑点』の展開がまぁ面白くて、歌丸師匠がノリに乗ってるっていうか、俺腹抱えて笑ったのが、いつものうちの師匠の圓楽が歌丸師匠に毒を吐くパターンあるじゃん。老人に対して吐くパターンの切り替えしが普通は「座布団全部取れ」くらいが限界じゃん。「警察呼んでくれ」っていうのね(笑)そこが超面白くて。

「やっぱ歌丸師匠スゲーな」って思って観ている中で、不自然にたい平師匠が座布団をもらって9枚のリーチがかかって、これは「10枚の商品として司会をあげます」みたいなギャグの展開で行くんだなと。「読めた!」という感じで思ってたら、最後の最後に「全員の座布団取れ」で始まって、あんまりためずにね(笑)あそこまでスゲー引っ張ったのに歌丸師匠の口から「私の後の司会者ですけども春風亭昇太さんに」ってあっさりよ(笑)

みんなそのトーンも含めて「マジ?」って。なんかそれでスーっとCM入るくらいの「マジで?」みたいな感じで昇太さん発表されて、まぁスゲーな…昇太さんが…

元々考えてみれば、『BS笑点』とかの若手大喜利の司会とかを結構やってるんですよ。だから司会は出来んですけど、なんだろうあの威厳の無さ(構成作家笑)

僕が前座、一番下っ端で落語家にいる時に、あの人は僕より2年くらい入門が早いんで、もう一日違ったって凄いんですよ。ましてや協会も違うし、2年も上の人ですけど、全然楽勝でタメ口利ける感じの(構成作家笑)…さすがにタメ口は利かないけど(笑)

なんつーの?他の人に対して「そうなんですか」って言うところを、1週間上の兄弟子にしたって「あ、そうなんですか。わかりました」って言うところを、2年上で別の協会の昇太さんには「そっすか」って言える感じの…なんでしょうね、『威厳が無い』っていう特殊能力を持ってるんです。あの人(笑)

だって56に見えないでしょ!56だからね。自分的に言えば、自分が入門した時の師匠の師匠、先代圓楽って17歳の俺から(見たら)「あぁ魔王だ」って思ったの。普通に前に座ってると「魔王がいる」ってくらいの威厳があったけど、その時の圓楽師匠より5、6個上だからね、今や。そう考えると相当な昇太師匠なんですけど。

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