5月10日放送「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。
『ENGEIグランドスラム』でお笑い批評家・高橋維新に向けてのネタをやると宣言していた爆笑問題。放送後、高橋維新のブログで「改善は見られない」と書かれ、太田光は「つれない」と嘆いた。そして今回は我々の負けだと語った。
太田光:
この前、我々維新君(高橋維新)に向けて、ENGEIグランドスラムでネタやって、で、俺やっぱり気になってたからさ、割と早い更新だったよね。
田中裕二:
はい。読みました。
太田光:
維新のやつ?
田中裕二:
もちろん読みましたよ。
太田光:
で、維新がつれないんだ…
田中裕二:
つれないね。つれないっていうか、何かアレだね。
太田光:
つれないよ。つれなんだよ。で、お父さんの方はね、そのあくる日か何かに、(記事が)あって、俺はお父さんには伝わったなって凄くうれしかったのね。
田中裕二:
あ、そうなんだ。
太田光:
お父さんの方は「ENGEIグランドスラムというのはひとつの志を持った番組です」って言うような事を…認めてくれた。ようやく。
田中裕二:
はいはい。
太田光:
俺らのネタに関しては書いてなかったから、そんなに気に入らなかったとは思うんだけど、ただあの親子ってさ、俺の事聴いてくれてるのかどうかすら分かんないからさ、でもよくよく考えてみると、お父さんのブログ読むと、セットの事も「演芸場風だって太田が言っていたから」って、それ言ったのって反論の時だから、聴いてくれてたんだなって思って。
田中裕二:
うんうん。
太田光:
そういう意味では志があるっていう事を認めてくれたって俺は嬉しかったんだけど、俺が問題視してたのはお父さんのほうだからね。維新君がやっぱ没ネタになってるわけだよ。って事は維新君としては、お父さんのアレだと思うのね。選択っていうか。
田中裕二:
「これ載っけよう」とか。
太田光:
そこで没になってるっていう事は、「それは公じゃないですよ。ひとり言ですよ」みたいな…俺はネットに載ってるものは全部公だとおもってるんだけど。それはそれでひとつの誠意だと思うんだよね。彼ら親子のね。
田中裕二:
うんうん。
太田光:
維新君は本当にね。俺はフラれちゃってね。維新に。凄い泣きそうになっちゃって、要はどういう事が書いてあるかというと「テレビで面白いネタが出来ないなら、断るのも真のプロだ。爆笑問題はそれだ」と。「一切改善の様子もないし、これしか出来ないんだったら、むしろ自分たちのファンを集めたところで自己満足的にやればいいし、これ以上のネタが出来ないんだったら、テレビでやる意味がない」
田中裕二:
漫才をね。
太田光:
「漫才をやるな」っていう風に書いてあって、今回正直言って我々の負けです。維新に関してはね。俺も考えてね、オンエアみて「そうか、それほどでもないな」って思ったんだよ。自分達のネタもね。
田中裕二:
うん
太田光:
やっぱり我々がどう理屈をこねても、あいつを笑わせられなかった事ってどうしようもないんだ。
田中裕二:
そうだよね。
太田光:
俺は一応維新に向けて、繋げたネタを書いたつもりだったけど、どうもそうじゃないらしい。彼が望んでるのがね。
田中裕二:
望んでるのがね。
太田光:
だから彼の望みっていうのが、俺には今分からない。
田中裕二:
布石とかやったからね。
太田光:
そう。その事について一切触れてくれないから
田中裕二:
「改善はされてない」って書いてたからね。
太田光:
「テレビでやるな」って言うんだけど、維新、これを聴いてないのは分かってる。誰が伝えてほしい。維新!俺とお前の中じゃねーか。
田中裕二:
お前、会ったこともねーよ(笑)
太田光:
それは言いっこなしだよ。維新!俺はお前に批判するなって言ってないじゃないか。「テレビでやるな」って言うのはさ、俺と維新の間で…維新!決めようよ。これは俺からのお願い。ルールとして「テレビでやるな」っていうのは止めようよ。