５月１２日放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」より。
ベッキーのテレビ復帰を受けて、岡村隆史が「好感度が高すぎたから問題が大きくなった」という考えに反論。好感度は視聴者が勝手に抱いていたもので、ベッキーはもしかしたら元々そういう人間だったのかもしれないと持論を展開。さらに、芸能人は『好感度』よりも『仕事』が欲しいものだと語った。
岡村隆史:
みんな色々言うやないですか。ベッキーって好感度が高すぎたから、こんな事になってるって言うんですけど、『好感度』ってこういう言い方したらアレなのか分かんないですけど、そっちが勝手にそう思っただけじゃないですか。
別に好感度が欲しいと思って仕事してるんじゃなくて、 仕事が欲しいと思って仕事してる…それを見て、 お茶の間の皆さんが「わぁ、この人何か感じええなぁ」って思ったのが『好感度』であって、好感度が高い人であっても中には「この人、何か嫌やわ」って思う人もいるわけですよ。その中で「この人ええなぁ」って個人的に思ったのが『好感度』でしょ。
中に入るでしょ。「好感度が欲しいねん」って笑福亭鶴瓶みたいに（放送作家笑）言う人もいるでしょうけども、大半の人間はそうじゃなくて、仕事が欲しい。仕事してたら「あの人なんか感じええなぁ」「あの人好きやわぁ」「この人やっぱりイケ好かんわぁ」って思う。それは個人の自由じゃないですか。
たまたまベッキーが普通に仕事してたらですよ、「この子頑張りよるなぁ、明るいなぁ、好感度ええなぁ」ってなったわけじゃないですか。それは別にそっちがそう思っただけであって、ほんで今度こういう不倫騒動があったら「裏切られた！」…それは知らんで！でも。
よくよく考えたら、あなたがテレビ観てて「この子ええわぁ」って思うてただけで、ベッキーはこんな子やったかも分からへんやないですか。そこでそういう「裏切られたぁ」って思うてしまうねんなぁ思うて。
だからこれから大変ですよ。大変ですけど、ごく一部の人はこれから頑張って1個でも2個でも階段上って行こうとしてるのに、階段外すみたいな、ハシゴ外すみたいな感じがいるかもわからんけど。
だって人間だれでも失敗するよ。完璧な人間いてないねんから、これでベッキー擁護したらね、また擁護した奴が叩かれるというおかしな事になるじゃないですか。
でもよく考えて。あなたの周りの友達でも、「あいつええ奴やん」言うてもどっかおかしいで。金にルーズやったり、女にルーズやったり、時間にルーズやったり完璧な友達とかいてないねん。いてなくてもしゃーない。それで友達やめへんやろ？
それと同じように急にポーンと突き放せへんやんか。だからホンマにベッキーの事嫌いになってるわけないと思うねん。まぁ許さないという人もいるでしょうけど、別にええんちゃう？