就職辞退し夜のバイト続ける娘へのアプローチに悩む母

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就職辞退し夜のバイト続ける娘へのアプローチに悩む母ラジオのことば

10月31日放送 テレフォン人生相談より

47歳の母親が22歳の娘の就職と大学卒業について相談。娘は就職が内定したが、辞退して夜のアルバイトを続けている。親として無理に就職させるべきか、それとも自分の意思を尊重すべきか迷っている。娘が夜のアルバイトに満足しているため、将来のためにどのようにアプローチすべきか悩んでいる。

MC:最初に年齢を教えてください。

相談者:47歳です。

MC:結婚してます?

相談者:はい、しております。

MC:ご主人何歳ですか?

相談者:64歳です。

MC:お子さんは?

相談者:子供は22の娘と20歳の息子です。

MC:今4人で暮らしてるんですか?

相談者:いええ、娘も息子もそれぞれ1人暮らししております。

MC:そうですか。ご主人と2人ですね。

相談者:はいそうです。

MC:どんな相談ですか?

娘の就職のことと、大学の卒業のことについてです。

MC:お嬢さん今もう卒業しようとしてる時?

相談者:はい、そうですね。

MC:それで就職はもう決まったの?それとも決まってないの?

相談者:決まってたんですが、本人が断ってしまったようですね。最近になりまして。

MC:ああそうですか。

相談者:1年ほど前に就職活動して、普通に勤めることが嫌だということを言ってはいたんですが、主人も私も大学
にいたんだから就職するのは通常普通なんだからやりなさいと、就活を進めまして。彼女はいやいや就活をしてで一社目行ったところがたまたま受かったものですから、もういいだろうと。ここを受かったのでいいじゃないかというようなことで、その1年ほど前か、もしかしたらもうちょっと前なのかもしれなませんが、夜のアルバイトを始めておりました。

MC:はい。

相談者:ちょっと生活も乱れ、それでも夜のアルバイトなので、ある程度もう稼げてしまうというような状況だったようです。

MC:うんうん。

相談者:1人暮らしを始めるにあたっても、何の援助もいらないよということで、私たちは授業料のみ出している状況でして、おそらく昼間、嫌な思いをして例えばなんですけども働いてるよりも楽しい・・・楽しいと言いますかきっとそんなに大変ではなく夜の仕事であればある程度稼げてしまうことを知ってしまったので、バカらしくなってきてしまったんじゃないかなと思うんです。

MC:はい。きっかけは何かあるんですか?友達が・・・

相談者:そうですね、その辺りは友達はどうかは分からないんですけれども、その前にどういうアルバイトをしたかと いうと、パン屋さんだったり、あと家庭教師みたいなのもやってた時もありましたね。飲み屋さんだったりしたこともあったと思いますが、いずれもそんなに長くは続かず掛け持ちしてやってたと思うんですが、どういうわけか今のアルバイト先を見つけて、紹介なのかどうなのかもちょっときっかけは分からないんですが、とてもその店長さんがいい人だからということは聞いていたので、私たちは訪ねたこともないんですが・・・

MC:夜のアルバイトということですけど、どんなお店なんですか?

相談者:ダーツバーと言ってました。

MC:どういう?

相談者:わからないです。私もその時・・・何でしょうかね。飲みながら・・・

MC:矢を投げて当てるという。

相談者:そうですね

MC:それがそんなにすごくいい収入だったわけですね。

相談者:そのようですね。

MC:勉強の方はどうだったんですか?

相談者:勉強も順調にやっていたようで、早々と単位は取れているというような状況で、成績を見ても結構いいなというか、ちゃんとやってるなっていうの、私たちの感想でしたので。

MC:相談のポイントっていうか・・・

相談者:結局、私や主人が無理やりそういう風に就活を仕向けたことがこの結果になってしまったので、また本人の意志とは別に無理やりさせるということで、また同じ結果になるか、または悪い結果になってしまうんじゃないかっていう恐れがあるので、どこまでそこを私たちが強く言うべきなのか、それで言わないとそれは甘やかすと言いますか、そういうことになってしまうのか、どういう風に対応していくべきなのかがわからないです。

MC:なるほどね。今この状態で、22歳のお嬢さんにどう対応していいかがわからないということですね。

相談者:そうです。

MC:分かりました。今日はあのスタジオに幼児教育研究の先生がいらしてるので伺ってみたいと思います。

回答者:こんにちは。

相談者:こんにちは、よろしくお願いいたします。

回答者:なんと一貫性のないご両親でしょうかね。私はこの娘さんすごいと思ってます。生活力があるしね。頑張って、この若さで働いてくれてる。でも生活もその雰囲気も崩れてない。崩れなかったというこの懸命な賢さっての?でも、あなたは子育てに一貫性が1つもないんですよ。ないでしょ?真面目に仕事してほしいっていうならなぜ夜の仕事さしたってこと。あなた今になって、いや真面目にデスクワークみたいなのが仕事って・・・お母さん何言ってんのって思いません?もしそういう堅物なお母さんだったら、この夜の仕事は猛烈に反対するはずですよ。

相談者:はい。

回答者:変でしょ。つまり・・・きつく言いますよ。私。授業より生活楽だわっと合理性の時にあなたは目をつぶってるんです。つまりあなたのエリアの中で都合のいい時は知らない。

相談者:はい。

回答者:あなたがするならどうぞと認めてる。でもだんだんだんだんちゃんとした企業に・・・で、彼女行きました。すごいですよねこのお嬢さん。行ったら一発で受かっちゃうっていう、ものすごいものですよ。これ。そのすごさがあるから、とても優しお嬢さんだなと思っていますけども、私は今後ですね、お嬢さんをどうしたらいいかではなくって、あなたの心の中にうずめくものです。

相談者:はい。

回答者:嫉妬なのか、あなたの劣等感・・・あるいは夫との関係かは分かりません。これあくまでも、何かがあって、自分の器の中に入ってない。それが今嫌なんじゃないの?違います?なんですか!このお嬢さんのやってることがダメだったなら、なんで学生時代に注意しなかったてことです。話は違いますけどもご主人様と話し合っ ています?

相談者:はい、話してます。

回答者:それでご主人様と夜のアルバイトの時、何と話したんですか?2人で。

相談者:そういうのやめてほしいなという気持ちあっても、もう言っても聞かない子だなというのは・・・

回答者:言ったら言った通りに就職試験受けてるじゃない。そにあなたが本音を言ってるかどうかなんです。言っても聞かないんですよってことは、言っても就職試験は受けなかったはずなんですよ。

相談者:ああ確かにそうですね。

回答者:彼女は親を大事にしてますよ。あなたがあなたに何かある。もう1つはですね。さっきダーツなんとかって言いましたね。私は見に行きませんって。何言ってんのあなた。娘が大事だったら陰でも見に行くんじゃないの?そして夜の仕事が楽だで切っちゃうあなた。あなたの子育ての楽です。これ言っとくけど。先ほど私言いましたね。このお嬢さんは現実に生きてるなって言ったのは、パン屋さんではパン屋さんの何かを学んだんです。

相談者:はい。

回答者:全てあなたはお金なんです。アルバイトイコールあなたはお金と取っているんですね。このお嬢さんは自分の城を探してたんじゃないの?だから崩れなかったんですよ。そう考えると、私が今きつく言いました。けれども私が若い時にお嬢さんみたいに自由に生きられなかったのか、お嬢さんみたいにトントン拍子で行くこのお嬢さんが羨ましいのか。アルバイトしても成績良かったんですから。すごいお嬢さん産んでて、あなたはこれだけお嬢さん悪く言ってんですよ。私聞いてるうちに、これ逆だと思ったんですね。

相談者:はい。

回答者:知恵もあるでしょうね。きっと美人なんですか?お嬢さん。

相談者:美人です。

回答者:でしょう。美人だと思います。ご主人様、ハンサムなの?

相談者:そうですね。私に娘は似てないですね。

回答者:ご主人様、あなた好きなんですか?

相談者:はい。

回答者:あなた今怒るかもしれませんけども、全部取ってしまうと、お嬢さんの相談ではなくって、どうも娘の心配しながら私の中にざわざわざわざわっとする苛立ちがあるんですと。

相談者:はい。

回答者:これは何でしょうか?絶対にこれは娘が真面目なあなたがおっしゃる真面目な私の思っている、小ちゃく枠に入った女の子に育ってないことが、私は不満だっていう相談しか思えないんですね。あなた自分の心の中に自分の心を聞いてごらんなさい。

相談者:はい。

回答者:お嬢様に対しては信じることです。どう扱おうかじゃなくって。そしてあなたが希望があるなら「またこの会社受けてくれ」言っても彼女は受けますよ。やめるかもしれないけども。お母様がおっしゃるならば私の能力でしてみましょうってなるでしょうね、きっと。そういうお嬢さんだから大事にしなさいってことですね。1つはあなた自身が自分の思考と自分の言動と、自分のその一貫性のない生き方の世界観で、夫と今もう 1度コミュニケーションを取ってるかどうかをあなた自身が自覚して確認をすることが大事じゃないかなってことなんですけど。

MC:ええ分かりました。夫との関係が本当はうまくいっていない?

相談者:いえ、でもその夫婦の関係っていうことで言うと、それはない・・・なんて平和なんだ子供たちもいなくてと いうかそういう日々を過ごしていましたし、本当に主人といると楽しいなと。仲がいい夫婦だと私思っているので、その子供の話になりますとちょっとなんですかね、あのあまり話したくないかなっていう話題ではあったのは確かですけれども。

MC:あのね、子供の話題がお互いに触れたくない、触れないからうまくいってるってい夫婦関係で、これ問題があると思いません?本当のことがお互いに話し合えない関係ってことだよね。

相談者:そうですね。それはそうですね。「お子さんは今どこの大学で何やってるの?」だったりとかそういうことを聞かれるのは困ると言いますか、なんか聞かないで欲しいというような思いもあったり。主人も同じようにこうがそこの会社に就職が決まった時も、会社の人とかに自慢して・・・もう唯一自慢できることだみたいなことで話をしておりましたので。

MC:でも、世間の目を非常に気にする家族なんじゃないかしら。

相談者:そうですね。それが先に出ますね。やっぱり。

MC:そうするとこれをね、まず解決しないと、世間の目にどう見られているか世間の目から見て自分たち家族はどういう家族かっていうこの目から自分たちが解放されることが今日の問題の最大の解決じゃないですか?

相談者:そうですね。確かにここですね。どのようにするとそれがなんて言うんですかね、割り切れると言いますか・・・そういうことは関係ないんだよという風にする・・・

MC:もう単純です。自分で自分を受け入れる。自分で自分を受け入れてないから、自分の内側に自分を尊敬できるものがないから、世間からどう見られるかっていうことがものすごく気になるんですよ。

相談者:なるほど・・・そっか。誇りを持ってないってことですね。

MC:そういうことです。「自分で自分を尊敬する」よろしいでしょうか。

相談者:どうもありがとうございました。

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