妻と家庭内別居状態…関係修復と不安解消の道は?

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妻と家庭内別居状態…関係修復と不安解消の道は?ラジオのことば

2024年10月29日放送 テレフォン人生相談より

48歳の男性が、仕事を辞めたことで収入が減り、妻とケンカをしてしまったことで関係が悪化しています。今は家庭内別居のような状態で、娘も彼と話さなくなりました。男性は、妻が自分に不満を持っているだけでなく、他に気になる相手がいるのではないかと疑っていますが、離婚は望んでいません。妻とどう向き合えば良いのか、浮気を尋ねていいのか悩んでいる状況です。

MC:もしもしテレホン人生相談です。

相談者:よろしくお願いします。

MC:今日はどういったご相談ですか?

相談者:妻との関係性についてなんですけど

MC:あなたおいくつでしょ?

相談者:48歳です。

MC:奥様は?

相談者:46歳です。

MC:お子さんいらっしゃいますか?

相談者:娘が1人22歳です。ちょっと妻と家庭内別居みたいな感じの状況になってるんですけど。

MC:はい。

相談者:先月ぐらいにちょっと喧嘩になって、お金のことでなったんですけど。自分がちょっと数ヶ月前に仕事を辞めたっちゅうのがあってですね。収入も減ったのもあったんですけど。今まで毎月給料渡してたんですけど。それがちょっと足りないということでいたんですけど。

MC:ちなみに月いくらぐらい?

相談者:15万、6万とか。

MC:15,6万ってことですね。

相談者:残りは自分のお小遣いという形ですけど、それでやりくりはして・・・そこから自分の欲しいもの、タバコも吸うんで。

MC:いわゆる自分のお小遣いってことですね。お小遣い部分はいくらぐらい?

相談者:大体6万か、7万ぐらいは。

MC:6,7万。

相談者:はい。その中でやってて、その中から自分なりに貯金とかちょっとしてたんですよね。

MC:はい。

相談者:うちちょっと皆さんとちょっと違うのか、僕もちょっと嫁の方の給料いくらもらってるとか・・・

MC:あ、奥様もお仕事されてるんだ。

相談者:そうです。会社員で。お互いにちょっとそんな感じでやってたんですけど。

MC:そうすると家計を回しているのは奥様なの。実際にそうすると家庭で家計費がいくらかかってるとか、あなたはご存知ないってこと?

相談者:そうです。それでちょっと自分で稼いだお金で何も好きなこともできないしみたいな。でも娘と2人で暮らすとかはっきりと離婚してくれとかは言われてはないんですけど、そういった形で言われて、それ以降家庭内別居みたいな感じで、娘の方も察してるみたいで、自分とも一切口きかなくなって1ヶ月ぐらいはなるんですけど。

MC:食事の支度とかどちらがなさるの?

相談者:嫁の方がやってくれます。洗濯とかは全部やってくれます。

MC:じゃあ文句を言っているのは家計費が足らないということだけ?

相談者:その前にそのちょっと車とかも買ったんですよね。それに対しても「自分だけはそんな車買ったり、私はおんぼろの車乗ってから」とか。「なんかアホらしくなってきた」みたいなことを言われて、「働いてるのに意味はない」とか「私の人生何だったんだ」みたいなことを言われて。

MC:これでもあれでしょ?車を買った時はまだ(仕事を)やめるかどうか分かってなかったんでしょ?

相談者:もうそん時はもうやめようかなっては思ってた話も・・・

MC:これはあれですか?自主的にやめたの?

相談者:病気になる前にやめろとか、こう勝手に思った目もあるんですけど。

MC:職場が大変だったわけね。

相談者:そうですね。ちょっと日曜日とか土曜日とか休みもないような感じで・・・

MC:会社は何年ぐらい勤めてらしたの?

相談者:約16年ぐらいですかね。

MC:そうですか。

相談者:それで役職やて言われりゃそうなのかもしれないんですけど、家に持って帰ってパソコンもせないかんしみたいな感じで…携帯電話は24時間待機みたいな感じで、ちょっと全然気が休まるあれが・・・

MC:なるほど。あなた自身が職に疲れちゃった。

相談者:はあ。

MC:これってあれですかね。自主退職だとすると、辞める時に奥様に相談されました?

相談者:一応相談はしました。

MC:そのご返事は?

相談者:そう思うんだったらみたいな感じで、その時は言ってくれたんで。

MC:ああそうなんですか。

相談者:だからと思ってあれなんですけど、喧嘩してからは、「自分だけさっさとやめて逃げてから」とか「私もやめたいのに」とか言って、もう「ずっと我慢しとったとよ」みたいな感じで、じゃあその時になんで言ってくれんよとか言ったんですけど、「あんたに言っても一緒やん」とかそんな感じで言われて・・・

MC:そうすると今日のご相談は何ですか?

相談者:改善するようなことはできるのかなとか、どういう風に接したらいいのかなとか。こう思って・・・

MC:退職後、どういう生活してました?

相談者:あいやもう何も・・・

MC:何もせず?

相談者:はい。家にいました。

MC:そうなると自分だけ働いてと思っちゃいますよね、奥様ね。

相談者:はぁ。ちょっとなんか頻繁に出かけるようになって。誰かいるのとか、こう変な考えも出てきてしまって。

MC:要するに何奥様が浮気してんじゃないかと疑ってる?

相談者:かなみたいな。

MC:そうすると、あなた自身は別れる気はさらさらないのね?

相談者:今ないです。

MC:で、奥様と喧嘩してしまいました。奥様に娘と2人暮らしすると脅されています。どうしたらいいでしょうていうのが今日のご質問ですね。

相談者:あとは僕の方から今そういう風に思ってることをこう聞いていいもんなのかとか。

MC:だから浮気してるかどうか尋ねていいかって話?

相談者:はあ・・・

MC:なるほど。今日ですね。作家で翻訳家の先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。先生よろしくお願いします。

相談者:お願いします。

先生:こんにちは!お尋ねからまず言うと、「お前は浮気してるのかな、ひょっとして」みたいなことは聞いちゃだめだよ。そんなの。だめだめ。

相談者:はい。

先生:この奥さん、いい奥さんだと思います。とってもいい奥さんだと思う。私がその奥さんの立場に立ってあなたの話をずっと聞いてきたんだけど、あなたがその会社をやめたいと言った時に奥さんは「そんなだったらもう辞めれば」って言ってくれたわけでしょ?

相談者:はい。

先生:その時に奥さんはね、多分あなたの運命を一緒に背負う気だったと思うんだよね。今からどうなるかわからないけれども、夫婦だからなんとか力を合わせてね。それこそ体痛めたら大変だからということを思ったんですよ。

相談者:はい。

先生:その時にね、あなたがしなければいけなかったことはですね、有り金一切全部出してね、実はこれだけだと。今あるのはこれだけ、これ以上のものはないというのを見せてね。そして片や就職活動をしながら、今日はこんなだったあんなだったって奥さんと話をしてね。そういうことをすれば奥さんすごく安心だったんだよ。

相談者:うーん。

先生:奥さんの立場に立って見るとね、未来の設計をできないんだよ。無ければ無いでね、無いって分かってりゃできるんですよ。

相談者:ああ。

先生:無いから、じゃあ私のお金でこう何ヶ月は持つわって。この間に新しい就職先が見つかればいいんだわっていう計算が経つんですよ。未来が見えるのね。

相談者:はい。

先生:だから、それはお金が少なかろうが何だろうが情報があれば安心できたのよ。

相談者:ああ。

先生:かと思えば新車なんか買っちゃってね、どうなんだろうと思いますよね。

相談者:ああ。

先生:そうするとね、あなたの運命を自分でも一緒に背負って乗り越えるつもりでいたのにさ、ああ全部裏切られちゃったってことなんですよ。そうするとじゃあ自分の存在意義って何?ってことになっちゃうんだよ。

相談者:ああ。

先生:だったら私はもうこの人はいないと思って娘と2人で暮らした方が心のバランスが取れるんだなっていうこと思うわけですよ。そしたらあなたがグズグズ家にいる姿なんか見たくないの。そこにね、あなたがひょっとして浮けしてるんかみたいなことね・・・これバカも休み休み言えって話になるんですよ。考えないがいいよ、そんなバカなこと。

相談者:あの…昔1回あったんですよ。そういうのが。

先生:うんうん。それだったらね、なおさだよ。なおさらそんなとこつついちゃだめだよ。で、毎日自分は就職活動に行くと。で行って今日はああだったこうだったって。これダメだったっていう話をね、やっぱりすればね奥さんも先が見えるんですよ。先が見えるっていうのはお金がどんどん減っていったとしても見えてるわけ、数字がね。で自分のお金も見えてるわけ。だから奥さんは、そこで乗り切るっていうことはできるんですよ、女の人はね。心配するな就職活動もしてるって言っても、うちにあなたがいるの見たら心配なんだもの。女房に腐るほどお金を与えられない男っていうのはね、あげられるものは1個しかないんですよ。情報ですよ。もう素っ裸になってね、もう「真っさらこれだけだ!頼む!」と・・・それしかないと思う。

相談者:いつも言ってくれないからですね。言う時はもうもうぶちぶち切れる時しか・・・

先生:だからあなたが開かないからよ。あなたが手の内をさらしなさいって言ってんの!

相談者:まず目も合わせてくれんし・・・

先生:だからあなたが先だって!私話聞いてて、今のあなただったら目なんか合わしたくないもん。やってごらんよ。私は教えたからね。やらないあなたの勝手だからね。

相談者:いえいえわかりました。

MC:お分かりいただきましたか?

相談者:ありがとうございます。

MC:そこもそうなんだけど、あなた自身がどちらかっていうと、やめたいて思った時にかなり精神的に落ちちゃってたんだと思うんですよ。

相談者:はあ

MC:で、家の中にずっといたでしょう。えっとやめてからずっと家の中にい過ぎ。何かが起こってどっちかっていうとうつ状態になった時ってせいぜい休むのは3週間。

相談者:ああ。

MC:それ以上休んじゃうとそこからは自分自身に活力がどんどん失われてきちゃう。脳が働かなくなっちゃいます。

相談者:ああ。

MC:今あなたどっちかっていうとそっちの状態になっちゃってるから、いくら先生が煽っても行動しようっていう気
がないんですよ。うんそこがあなたの今の1番の問題なんで。

相談者:ああ。

MC:なんだかんだ言って人のせいにして自分は動かないようにしてるってのが見え見えよ。今の喋りは。ちょっと自分を変えてみて。

相談者:はいわかりました。

MC:妻がどんな状態にあったとしても奥様のせにして、ぐちゃぐちゃしてるより自分自身を変えることからしないとこれから自分が立ち直れないから。

先生:頑張れ!

相談者:あ分かりました。

MC:まぁ頑張れとは言わないけど、腰あげろと。

先生:そうだ!

相談者:わかりました。

MC:はいじゃあそういうことで

相談者:あいえ、ありがとうございます。

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