10月25日放送、TBSラジオ『ほら!ここがオズワルドさんち!』より。
オズワルドの2人が、キングオブコント2023を振り返り。普段から交流がある同期芸人や私生活でのパートナーが繰り広げたコントに、近しい関係ならではの分析や感想を語った。
伊藤俊介: 今日はオズワルドが何週か前の放送で、東京芸人の奇人と言ってしまったカゲヤマの2人が来てくれます。
畠中悠:東京よしもとの奇人ですね。
伊藤俊介:いやー、ハネたね。
畠中悠:すごかった。あっぱれでしたね。もう売れに売れるんじゃないすか。
伊藤俊介:そこなんだよね。だから。
畠中悠:一応ね、おめでとうございますってか、めちゃくちゃ面白かったですってLINEさせてもらって、いやこれは間違いなくカゲヤマさんの時代来ますって言ったら、カゲヤマさんが、でも東京駅のダクト清掃のバイトをやってるんですけどいろんな現場のね、「東京駅だけは入っておいた方がいいかな」みたいな、まだバイト心配してます。
伊藤俊介:そうですよ。そこをマジで頼むよ、吉本ですよ。
畠中悠:準優勝!
伊藤俊介:吉本、頼むぜまじで。未来永劫飯食わして…
畠中悠:そこはもう大丈夫だと思うけどな、さすがに。まずサルゴリラさんね、本当におめでとうございます。
伊藤俊介:はい。
畠中悠:これがやっぱり我々は、吉本としても、吉本じゃなくてもだよね、もうたまらんかったらサルゴリラさんの優勝ってのはね。
伊藤俊介:いやあ44歳。
畠中悠:ね、幼なじみ。
伊藤俊介:すごかったね。
畠中悠:いやあ感動しましたね、感動ってかさ、単純にめちゃくちゃ面白かったよね。毎年言ってるかもしんないけど、本当に面白いねコントって。
伊藤俊介:この出順がね、やっぱり出順の妙だよ。
畠中悠:そうだね、去年の感じだったら、絶対もっと点数高かったなこの組、みたいなさ、もっと受けてるのにっていうのもあるけど、それ誰に感じました?あなたは。
伊藤俊介:隣人は俺はやっぱ…
畠中悠:結構良かったね。
伊藤俊介:大阪の同期で、隣人というコンビが猿のネタやってたじゃないですか。ちょっとそうね。
畠中悠:あいつ、1回もハズさなかった。中村ね
伊藤俊介:みんな全員面白かったですけど、好みの問題とかもあるじゃないすか。俺は結構、隣人めっちゃ好きだの。
畠中悠:面白かった、確かに。
伊藤俊介:で、終わってさ、隣人の中村に電話してさ、ちょっと2本見してくれよって送ってもらって、見さしてもろたんすけど、めちゃくちゃ面白かった。
畠中悠:2本目だから、その順番はどっち先にやるみたいのもあるんだけど、俺を見てないんだけど、なんかストーリー的にはだからさ
伊藤俊介:そうですよ。ストーリーでないけど、何かあっちを絶対先にやった方がいい感じだった。内容的に。
畠中悠:ラブレターズさんも、面白かった。
伊藤俊介:最高だったよ。
畠中悠:ジグザグジギーさんもさ、返り咲きみたいな感じで。何年ぶり?
伊藤俊介:うん。
畠中悠:3回目みたいな感じで、7年ぶりだって。今日それこそ今ね、ついさっきマセキのライブ出させてもらったんですよ。マセキの中の一番上グループのライブで、ジグザグジギーさんいたんで楽屋行ったら。
伊藤俊介:はいはい。
畠中悠:僕あんまり話したことなかったんすよ。池田さん、どちらもですけど。池田さんがいたんで、楽屋で2人でね、1人で僕があって、2人きりの空間で「おはようございます」っつって、一応挨拶もして、前にしてると思うけど、一応すごく久しぶり多分覚えてらっしゃらない可能性があるんで。
伊藤俊介:うん。
畠中悠:「オズワルド畠中です」って言って、「キングオブコントいや面白かったっすね」みたいなこと言ったら、話したことないのに「本当に面白かった?何番目ぐらい面白かった?」って(笑)
伊藤俊介:バッキバキね(笑)
畠中悠:結構あの人もだいぶだよ。
伊藤俊介:帰り際お疲れ様でしたって言って帰ろうとしたら「昨日のこと?」って。いや言ったじゃないすか、さっき(笑)
畠中悠:いやあ、ジグザグジギー、めちゃくちゃ面白かった。面白かったね
伊藤俊介:カゲヤマ、ニッポンの社長がワンツーで最終決戦残るって、歴史上ないじゃないか?もう。
畠中悠:や団さんの灰皿の演出とかさ、あれがコントで、あんなのありだった?今まで。ありというかさ、できる人いたの?、そういうさ、ちょっとその場の運任せみたいのがあるじゃん。
伊藤俊介:あれをやろうって思うのが…
畠中悠:すごいよね。なんか、4分間の中であんなん見せるってすごい。
伊藤俊介:失敗するかどうかでネタの出来が左右されるみたいなさ、怖いじゃん。
畠中悠:あれはすごいわ。で、蛙亭はどうでした?
伊藤俊介:完璧だったけどね。
畠中悠:正直でもマジでよかったよね。なんか本当にさ、例年のキングオブコントで言うとその仕上がり方では、その構成の面白さとかさ、マジで大ハネしてるはずなんだよね。
伊藤俊介:いやそうだよ。ウケの量だけじゃ、かなりのもんだって俺が言うのもあれだけど(笑)
畠中悠:やっぱ手に汗握った?
伊藤俊介:普通に同期の芸人としてさすがに見たけど、やっぱすごいなと思ってたし、点数出た瞬間がやっぱイワクラの顔が俺もおもろすぎて、パチキレてる?って。
畠中悠:そんなはずじゃなかったのにと(笑)
伊藤俊介:後で聞いたらキレてるとかじゃなくて、引くっていう感じはあったってね。それはもうみんなそれぞれね、冷静になったらでも他の出順とか、何つうの「点数に不満があるわけじゃないけどね」みたいなことを言ってたけど、やっぱそれぞれやっぱすごかったから。ゼンモンキーも3年目?4年目ぐらいんでしょ。あいつらは。
畠中悠:見事だったけどね。うん。
伊藤俊介:ファイヤーサンダーも同期でさ。
畠中悠:サンダー面白かったな。
伊藤俊介:ファイヤーサンダー本当に崎山の性格の悪さみたいなのめっちゃの出ててさ。あいつ絶対馬鹿にしてるもんな。
畠中悠:あはははは ものまね芸人。
伊藤俊介:ゼロから何も生み出せないよとはっきり。こいつやばいっていうさ。
畠中悠:そうだね。全員敵に回したよね。
伊藤俊介:なんかその良さでめっちゃ出してる。アホな感じとかね。
畠中悠:で、サルゴリラ皆さんですよ。
伊藤俊介:数々のいろんなコントがあったじゃん。いろんな種類のコントがあったって見てて思ったんだけど、こんな見たことないとか。サルゴリラさんだけ唯一、劇場で見てるみたいな感覚だったな。
畠中悠:わかるわかる。大がかりなことは何もないんだよね。
伊藤俊介:そうそう、ないです。普通に幕張とかの劇場であのネタやってる姿がめっちゃ浮かぶし、その何か、あまりにもこのいつも通りの感じがして、それが逆にすごい面白かったですね。
畠中悠:なんか本当のなんだ…いそう!っていう感じのさ、特に2本目のやつとかさ、あれ結構過剰に見えていそうだよね。
伊藤俊介:うん。
畠中悠:それめっちゃうまいよね。
伊藤俊介:そういう日常を切り取るみたいな。