10月23日放送、TBSラジオ『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』より。
TBSで放送された『お笑いの日』の冒頭で、様々な芸人のコラボネタが披露された。それに関して伊集院光が「つまらなかった」と感想を述べ、シュールなネタが面白くないものの連発だったと、JUNKのプロデューサーの発言というボケを交えながら語った。
伊集院光:お笑いの日の前半って、すげえつまらなかった。
構成作家:あははははは
伊集院光:無理に言わなくていいんだ(笑)無理に言わなくていい。「この笑いがわからない人はセンスがないっていうことですからね」っていう強迫観念の、本当は面白いくないやつの連発…なんでいうの?
構成作家:あははははは
伊集院光:いいじゃん、や団とキングオブコントがすげえ面白かったっていう話で。プロデューサーの宮崎が言ってましたよ。いや俺はそんなことはない。俺たちが老いたせいでわからないだけで、別にそんな本当には答えがないやつのデコレーションをみんなで互助会でやるみたいな…上手い言い方だね(笑)
(一同爆笑)
伊集院光:宮崎プロデューサーはそんなこと言わない(笑)そんなに工夫して言わねだろ。と危ないので、タイトルコールに行きます!
(タイトルコール)
伊集院光:なんか自分も55、もうそろそろ56だし、もっと言うと、自分の笑いのセンスが本道だなんて思ってないから、別にそれと違う人が新しい世代を受けてることはキングオブコントでもうすごく納得いくけど、なんかね、お笑いの日の前半に入ってきた、その何かコラボネタみたいのの、すごいシュールなやつを連発するんだけど、シュールって言葉も本当は使いたくないけど、もう俺からすれば面白くないやつがずっと変わってんだけど、そこの匂いをずっとさせるのは、「これはお笑い上級者は逆に面白いんですよ」みたいな、その空気がずっと伝わるんですけど、本当にお笑い上級者には面白いけれども、俺のセンスで見れないものなのかどうかを何度冷静に分析しても、俺は間違ってない。ごめん、間違えた。宮崎プロデューサーは間違ってない!
構成作家:あははははは