10月9日放送、TBSラジオ『空気階段の踊り場』より。
空気階段の鈴木もぐらが、YouTube番組収録の際、下積み時代にある約束を交わした人と再会した話を披露。もぐら自体も忘れていたが、11年前にもぐらの才能に目を付けた人がいたことを明かした。
鈴木もぐら:『くずパチ』ね。昨日収録だったんですけど、よくね、2人でなんて言うのかな、台の前だけじゃなくて、オープニングとかエンディングとかで何かこう、ワーワーまとめとかね。ワーワー喋ったりするんですけど。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:そういうときなんか、こんなね我々にもコーヒーとか差し入れしてくださる稀有の方がね、いらっしゃるんです。
水川かたまり:パチンコに来るお客さん?
岡野陽一:そうそう。
鈴木もぐら:お客さんで買ってくださったりとか、ありがたい…そういう物好きというかね、特殊な方がいらっしゃるんですけど。
岡野陽一:そうそう。
鈴木もぐら:昨日もそういう感じでエンディングみたいな感じで撮ってて、撮り終わった後に1人の男の人がなんかきても「もぐらさん、ちょっといいですか」っていつも感じでなんかコーヒーとかくれるのかなと思ったら、「ちょっともぐらさん、これ見てもらっていいですか」っつって携帯ね。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:見せられた携帯にバーって2023の10月の7だったんだけど、収録日が。からパーってもう毎日日記みたいな…
岡野陽一:なんかね細かく短い日記をずっとつけてあった。
鈴木もぐら:その方がバーって遡って2012年の何月何日か…
岡野陽一:11年前ぐらいに。
鈴木もぐら:「ちょっとこれ見てもらえますか」っつって、ぱっと見たら、その方がその日ね、山手線1周してんの、その人。上野からスタートして山手線1周して、11時にスタートしてんだけど、夜の10時過ぎぐらいに…
水川かたまり:歩きで?
鈴木もぐら:歩きで。「この町はどうこうだ」みたいな。で、歌舞伎町まで来たところで、そこに書いてあったのは「デーブ新大久保という男に声をかけられる」と。
水川かたまり:え?マジで?
鈴木もぐら:で、「話してみたら、どうやらこいつはお笑い芸人のようだ」と。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:「なかなかのセンスがありそうだ」って。
水川かたまり:あはははははは
鈴木もぐら:「話を聞くと、どうやら1年目のようで、賞レースもまだまだ落ちたばっかりで、まだまだ始めたばっかりで何にも出れないのだが、ただ僕はこの男に何かを感じた」って、「話をして、ある約束をした」って。「キングオブコントを優勝したら、僕が10万円あげるという約束をして別れた」と。
岡野陽一:マジで書いてあったからね。
鈴木もぐら:書いてあって、えーーーーっ!って、それデーブ新大久保って、要はね俺が歌舞伎町無料案内所で働いたときの、通り名じゃないけど。
水川かたまり:はいはい。
鈴木もぐら:私、デーブ新大久保か、名案内コナンでやってたんで、デーブの方のときに声をかけた方だったのよ。
水川かたまり:えー!すごい。
鈴木もぐら:まさかこれがね、「僕もその踊り場聴いてて、新大久保の名前が出たときに、うわー!まずそこで繋がった」みたいな。「デーブ新大久保と鈴木もぐらがここで繋がった!」みたいな。「こんなことあるんだと思って、もぐらさん今日持ってきました」って。
水川かたまり:マジで!?
岡野陽一:ポケットから封筒が。
鈴木もぐら:「これ僕が約束した10万円です。キングオブコント優勝おめでとうございます」って持ってきてくれたんだけど。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:いきなり出てくるんだよ。10が。
水川かたまり:10万円が。
鈴木もぐら:それで本当に何、何かのこぎりとか出されるのと同じような体力が意外とあるというか。
岡野陽一:10はね。
鈴木もぐら:突然の10は…だから、もう俺、断っちゃったの。
水川かたまり:もぐら、全く記憶にはないの?
鈴木もぐら:そもそも俺が全く覚えてなくて、それでいきなり10出してもらったから、いやもういやいや!もう受け取れないですって言うんで…、
岡野陽一:向こうはね、めっちゃ渡したいのよ。「いやいや約束したんで、これは渡させてください」っていう感じなんだけど、やっぱりね…
鈴木もぐら:ちょっと急に10万は、やっぱりもらえないというか、いやひるむよ。
水川かたまり:あざーす!!って。
鈴木もぐら:いやいや違う。
水川かたまり:親からお小遣いもらうときとか、もうすぐ引くじゃん(笑)
鈴木もぐら:そうそう、それはもらうんだけど、違うのよ。文面見たときに最初俺、金取られると思ってたしね。俺がもしかしたら自分で、俺がキングオブコント優勝したら10万俺が払わなきゃいけないのかなとか、そういう約束をしちゃってんのかなと思ったら、「いやそうじゃなくて普通に普通に、僕がもう結構馬鹿にした感じで言ったからお祝いだから、もう10万払いますって。約束したんです」って。
岡野陽一:で、もぐらがめっちゃ断るから、じゃ私がって、絶対にあの一般的に受けるボケをしたら、スベった。
(一同爆笑)