田村淳、ジャニーズ事務所記者会見へのモヤモヤした気持ちを語る「1社1問じゃ到底戦えない。仕切りが下手くそ」

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田村淳、ジャニーズ事務所記者会見へのモヤモヤした気持ちを語る「1社1問じゃ到底戦えない。仕切りが下手くそ」ラジオ芸人の小ネタトーク

10月7日放送、文化放送『田村淳のニュースクラブ』より。

田村淳が先日行われたジャニーズ事務所の記者会見を見てモヤモヤした気持ちになっていると語った。1社1問と質問が制限されたことや、質問NGの記者リストがあったことなど、到底真実には到達できないものだったと指摘した

 

砂山圭太郎:また淳さん、ジャニーズの会見で、モヤモヤが色々あったっていうことですね。

田村淳:今もモヤモヤ続いてますけど、何か風潮として俺全然、ジャニーズ事務所を叩いてやろうとか、タレントさんを叩いてやろうとは全く思ってないけど、でも会見って、「うちの会社ってこうでした」とか、「うちの会社ってこうしていくんですよ」っていうことを世の中の人に知ってもらうための会見ですよね。

砂山圭太郎:うんうん。

田村淳:その会見がもやついてたら、それは色々と言いたくなるでしょっていうか、コメントを求められるんでね。

砂山圭太郎:はい。

田村淳:コメントするんですけど、決して叩きたいとかじゃないけど、あれ、モヤモヤ会見続けてたら、結局その被害者とかの救済にも繋がらないし、何よりもジャニオタの皆さん…ジャニーズオタクの皆さんが「いつまで言うんだ!」とかって言うけど、結果あのモヤモヤが続くと今いる所属しているタレントさん、今後その新しい会社に行ってエージェント契約するタレントさんが、結局良い船出ができないから、だから僕はちゃんとした方がいいっていう、モヤモヤさせない方がいいっていう意見なんです。

砂山圭太郎:けどね。Xに書いてたのが、1社1問。あと2時間という制限。謎の記者たちの拍手。『実話ナックルズ』さんへのどよめき、記者のNGリストですね。コンサル会社作ということですけど、

田村淳:NGリストに関しては、まだちょっとなんか、なんかすったもんだやってますね。

砂山圭太郎:そうですね。

田村淳:ジャニーズ事務所関与してないって言うけど、何か打ち合わせがあったとかっていう人もいるし、ここはだから、詳細がまだ明らかになってないから、モヤモヤするっていう。そもそも1社1問って正木さん記者会見やるときに、1社1問のルールを厳密に、いや、概ね1社1問、原則として1社1問なんだけど、追い質問がないと真実に到達しないことってあると思うんですよね。

正木裕美:そうですね。質問の内容や回答の仕方によってやっぱりね、やっぱ質問した方がいいというケースも中にはあるでしょうから、そこ仕切りの方のうまさであったりってことは大事ですよね。

砂山圭太郎:いわゆる回答に対して「もうちょっと深く」とか、「ちょっと足りない」とか、「いやそういうことじゃないです」っていう追い質問ができないっていうことですね。

田村淳:だから、仮にね、財布を盗んだ人がいます。事務所のマネージャーが財布を盗みました。そこの会社の社長に「あなたの会社のマネージャーが財布を盗んだ。どうしてこんなことが起きたんですか」っていう質問をしたときに、その社長さんは「いや、本当財布を盗むなんてあってはならないことです。今後そういうことがないように気をつけていこうと思います」と回答したとしますよね。だけど、記者として聞きたいのは「いや、その事実があったのか、どういうふうに財布を盗んだのか」っていうことを聞きたいのに、そんな質問が返ってきたら「違うんです。それを聞きたいんじゃなくて、盗んだことは事実なのか。どういう経緯で盗んだのかを教えてください」って追い質問したときに、前のジャニーズの会見では、その司会者の人…元NHKのアナウンサーの松本さんって人が、「いや1社1問なんで。もうそれ以上は」っていう仕切りをするから、下手くそだと。仕切りが下手くそだなって僕は思ったんですよね。

砂山圭太郎:うん。

田村淳:だからほら、それがNGリストとかあるから、結局より何かね、疑惑疑念が生まれてって。なんかせっかくやった記者会見、モヤモヤをこんなたくさんの人に届けるための会見じゃなかっただろうにって思っちゃうんでね。

砂山圭太郎:1社その1問が1テーマですよね。

田村淳:そうそう。

砂山圭太郎:本当の1個のクエスチョン。1個じゃなくて1テーマの一つの質問であるべきですよね。

田村淳:そうなんだよ。だから、もうこういう1社1問徹底してくるときは、あの記者の人たちも、もうチーム組むしかないと思うんだよ。「俺この質問して、多分はぐらかしてくるから」いや、次の人が、「いや、そういうことじゃなくて、彼が聞きたかったのはこういうことだと思います」っていう連携とらないと、1社1問では到底戦えないよね。

砂山圭太郎:そうですね。

田村淳:でもそれぞれ聞きたいことあるもんね。

砂山圭太郎:でもそういう中で、記者たちの当たらない人のワーワーが確かに、ちょっとちゃんと聞こえてないですけど、ざわざわざわざっていう中で、イノッチさんがたしなめて、拍手が起こるっていう。

田村淳:いやあれも、なんかあれぞ同調圧力なんじゃないかなと思ったんすよ。いや確かに、進行を妨げて声を荒げる人は僕も嫌いだし、そんな人は会見にいて欲しくないんですけど、それも司会進行の人がやるべきで、井ノ原副社長がやることじゃないし、井ノ原副社長がやったことに、「そうだ!そうだ!」って拍手を送る。その空気感もやっぱどうかと思うんですよね。

砂山圭太郎:ですね。

田村淳:だからモヤモヤだらけです。結局NGリストに、この人は質問を優先的にさせたいっていうリストをね、作られてこの人はNGだからできるだけ質問をさせないように、俺が好きな鈴木エイトさんの質問で、一番注目してたんですけど、逸失利益っていう本来加害がなければ、被害にあってなければ得られたであろう、その利益の減少分を逸失利益っていうらしくて、そのことについてどう思うのかっていうのを、あの鈴木エイトさんはずっと疑問を感じていて、そのことを多分質問するんじゃないかっつって弾かれたんじゃないかなと思うんですけど。この逸失利益っていう法律用語ですよね

正木裕美:そうです。そうです、そうです。例えば交通事故だったりしたらわかりやすいんですけれども、その怪我をしてなければ、例えば仕事ができたわけですね。お給料を得られたりとか、そういうことができなくなってしまった場合にこうむった損害ですね。のことを言うので、その被害にあわれたがために、やっぱりそういうふうに例えばデビューできなかったりって夢を得なくなってしまった方々っていうのは、やっぱりそこ全然違う人生になってしまうので、そこで消えてしまった部分をどう評価をするのか、金銭的にやっぱそういう問題になりますね。

田村淳:だからその質問が答えだって、鈴木エイトさんって声を荒げたりもしないし、セカンドレイプに繋がるような発言もしないので、NGリストを作った理由に全く当てはまらないですよね。鈴木エイトさんは。だから何で外したかってこれも憶測になるけど、この逸失利益についての追及されるのが嫌だからNGリストに入れられたんじゃないかって思っちゃうもんね。だからこれ結局モヤモヤになって、何のために会見したんだよってね。

正木裕美:うん。

田村淳:やっぱ吉本興業の4時間半、「全部の質問を受けたるわ!」っていう方が僕は誠実だなと思いますけどね。今後どうなるのか。もう記者会見までもしないんでしょうねこのままね。

砂山圭太郎:補償内容とかですね、そこがまだ明らかになってないんで、そこに対する会見はせめてあってほしいですけどね。

田村淳:でもこれNGリストを今、ジャニーズ事務所さんは全く関与してないっていう話だったけど、いや、打ち合わせしましたよねっていう話も出てきてる。

砂山圭太郎:一応、そうですね。見て「このNGって何ですか。当てないと駄目ですよ」って「後半に当てます」みたいなやり取りがあったっていうのは報道されてますけどね。

田村淳:俺はそこもちょっとモヤモヤしてますけど、前半とか後半とか関係なしに、そういうのやめてくださいって俺なら言うんですよね。後半に当てますからつって、その後何て言ったのかが気になる。じゃ後半にしましょうかってなったら結構関与してませんか?(笑)前半であろうが後半であろうが、一律ね。あそこに行った記者の人たちには質問する権利があるはずだから、それを…まぁNGリストとかってあんだろうね。今まで俺が知らないだけで、政治の世界でもありそうだもんね。こういう何か取り決めみたいな。

砂山圭太郎:やっぱ質問回数の差があるみたいな言いますもんね。総理とかの会見でもそうですよね。「あの会社は10段階あるけど弊社は1回だけです」みたいなやっぱ差はあるみたいですからね。

田村淳:そうそう。だから俺が好きなジャーナリストは、なかなか当てられないっすよ。総理会見でもジャニーズの会見でもなかなか当てられないんで、生配信見ながら応援してたんですけどね。そしたらなんかモヤモヤが続いたっていう話ですけど、皆さんはどう受け取ったんでしょうか?

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