9月30日放送、ニッポン放送『さまぁ~ずのさまラジ』より。
ゲストの伊集院光が、さまぁ~ずにニッポン放送とTBSラジオの文化の違いを披露。オールナイトニッポン時代に接したディレクターの厳しさを振り返った。
伊集院光:何かCM開けるごとに、ちゃんとこういうこと言ったりとかタイトル言ったりするのって、実は赤坂(TBS)の文化にはないのよ。
三村マサカズ:へーっ!
伊集院光:赤坂はちゃんとしてる人はやるんだけど、お笑いとかあんまこういう決まり文句言わないままじゃらっと。
三村マサカズ:だからそれせずに来たんだ。今日まで俺らは。
伊集院光:自分もやってないし、だから2人もやっぱり元々夜の赤坂がやってたから、ちょっとあれもダラッと始まって
大竹一樹:確かに。
伊集院光:こういうのをちゃんとCMごとに言うっていう基本の基本を、もっかい覚え直して、今こっち(ニッポン放送)でやることが…
三村マサカズ:俺等ニッポン放送来てから当たり前で…なるほどね。
伊集院光:そう言われてみればニッポン放送で育てられた時代にはこれ丁寧にやってたなっていう。
大竹一樹:なるほどなるほど。
伊集院光:そんな今最近今ね。
大竹一樹:もう1回始まるということで、一応ね、いまさら説明不要ですけども、伊集院さんのプロフィールを簡単にね。
伊集院光:はい。
大竹一樹:超簡単に説明しますと、東京荒川区出身の1967年生まれ。55歳。ラジオテレビを中心に面白いことをずっと発信している人でございます。
伊集院光:あはははは
大竹一樹:昔ね先ほど出ましたけど、ニッポン放送やってたんですが、いろいろあってしばらくやってなかったとね。その辺はねネットで見れば載ってるということで。
伊集院光:そうですね。話すと、もう時間が足りない。
(一同爆笑)
大竹一樹:その伊集院がね、もう今もまたニッポン放送の帯をやる。
伊集院光:帯をやります。
三村マサカズ:しかもさ、今。こうやって我々ベテランになってからのスタッフと会ったときに、あの人たちがADやってたころに、ここにいた。
大竹一樹:しかも60超えてるよ(笑)、
伊集院光:向こうもADだし、そのときのディレクターの人に俺はペーペーで超怒られてるところを見てるから、何かお互い恥部を知ってる感じで。
三村マサカズ:なるほど!なるほど!同志でもあんのかな、じゃ。
伊集院光:だから、何かちょっとあのことは言うなよ関係みたいのがずっと…
三村マサカズ:なるほど。
大竹一樹:厳しい人はね。
三村マサカズ:昔気質の人が
大竹一樹:お互い、偉そうにできないままいけるもんね。
三村マサカズ:あいつが見てっから調子に乗れねーなみたいな。
伊集院光:僕を最初に見つけてくれたディレクターめちゃめちゃ怖くて、オールナイトニッポン2時間やるじゃない。反省会4時間やる。まじで。
大竹一樹:へーーーー!
三村マサカズ:体力がすげえな。
伊集院光:終わった後にその2時間の撮ったテープを流しながら、相席食堂みたいな、「はいちょっと止めて!」みたいな。
大竹一樹:「ここおかしいでしょ」とか
伊集院光:その言い方おかしいでしょっていう。
大竹一樹:それを言われた通りやる感じになる?それでもなんつーの?怖いじゃない。
伊集院光:言われた通りしても怒るから。
大竹一樹:なるほどなるほど。
伊集院光:「俺の言った通りやったら俺が喋った方がいい」みたいな感じで。
(一同爆笑)
大竹一樹:これ難しいね。
伊集院光:でもその当時のニッポン放送ってそういうディレクターさんがいっぱいいて。
大竹一樹:結局伊集院は、でもそれがベースになってんのか。それとも違う忘れて。
伊集院光:めちゃめちゃベースになってて。言われたことを割と自分の中に取り込むみたいなタイプだから。そのころ言われた、「こういう企画をやるときは、聴いてる人のことを『お前』っていう。その1人として扱え」とか「こういう企画をやってるときは逆に大勢で聞いてる安心感が欲しいから、この手の企画は『お前ら』って呼べとか、結構細かいこと全部、今度逆にそれを赤坂に持ってくと、赤坂はその文化がない分、「ちょっとそこはこれ面白いよ」とか。
三村マサカズ:そうかそうか、なるほどね。
伊集院光:すごく役立った。
大竹一樹:すごいね。そんなので渡り歩いた。