太田光、保毛尾田保毛男事件のフジテレビの対応に違和感…「謝罪が早すぎる。自分の頭通してないだろ」

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太田光、保毛尾田保毛男事件のフジテレビの対応に違和感…「謝罪が早すぎる。自分の頭通してないだろ」ラジオのことば10月3日放送TBSラジオ『JUNK爆笑問題カーボーイ』より。

フジテレビ『みなさんのおかげでした』での石橋貴明のキャラクター・保毛尾田保毛男にクレームが寄せられた事を受け、すぐに謝罪したフジテレビの社長に違和感を感じたと太田光が語った。

 

太田光:アレさ、本当テレビは難しくなってきたね。

田中裕二:難しくなって来たと思う。

太田光:アレダメなんだっていうさ。俺はダメなのは時代だって言われれば、我々の小さい頃の『妖怪人間ベム』だとか『サスケ』だとかああいうものが全部…

田中裕二:後にダメになるからね。

太田光:色々差別的なものもあるし。

田中裕二:再放送できないドラマもいっぱいあるからね。

太田光:そういう意味で言うと、フジテレビの『みなさんのおかげでした』がそういう風になるだけの年月が何十年も…

田中裕二:経ってるんだね。

太田光:ただ社長が、フジテレビの社長がさ、オンエアされてすぐ会見で「不快な人がいたら謝んなきゃいけない」みたいな事を言ったけど、俺はちょっとそこが違和感あって、それがダメなのはしょうがないにしても、そのスピード、クレーム受けてから謝るまでのスピードがあまりにも早すぎちゃって、「謝ります」ってい言ってるスピードがね。

田中裕二:うんうん。

太田光:あまりにも早すぎちゃって、自分の頭通してねーだろうって思ったんだよな。

田中裕二:うん。

太田光:だからアレを望んだかって。LGBTの人達が、「クレーム来た。じゃ不快に思った方すいませんでした」って。アレをLGBTの人達が望んだかというとそうじゃないと思うんだよね。

田中裕二:うん。

太田光:「アレについて何で今ダメなのかはそれぞれに考えてくださいよ」っていう訴えなんだと思うけど、それをさ「あ、そうですね」って。

田中裕二:早すぎると。

太田光:あまりにもさ。「お前一回体通してねーだろう」っていうくらいのスピード感があったじゃない。

田中裕二:そうだったね。

太田光:あのスピード感はちょっとF1並のスピード感で、世界ラリーみたいな感じでさ。

田中裕二:立派な喩えだね(笑)

太田光:そういうのはちょっと思っちゃったなぁ。

田中裕二:なるほどね。

太田光:しかもフジテレビの屋台骨を支えたとんねるずのね…それこそあの頃は皆20%で観てて大喜びしてたわけだよ。「世の中がそういう風に時代が変わりました」ってい言うんだけど、俺からしてみれば、俺はその人達のアレは分からないから、本当にどんだけ傷つくのか分からないけども、アレは俺からしてみたら変なおじさんとかさ、ああいう風に変なキャラクターを演じてるおかしみだと思ってるけど、こっちも当時リアルタイムで仕事してたからそんなにテレビ観てない時代だから。

田中裕二:うん。

太田光:だけど一世を風靡したわけじゃん。それをフジテレビの社長がいとも簡単に「アレはうちが悪い」って言っちゃうのは、それはフジテレビのあの番組を作った人間は思うとこあんだろうなって思うんだよね。

田中裕二:うん。

太田光:センスが云々っていうのは別にして、上に立ってる人達が「部下が作ったものはダメです」ってすぐ言う…そうじゃなくて、一回みんなで意見出し合って、「やっぱりこういうのは今の時代に合わないね」って。「ちょっと時間ください」と言ってもいいと思うんだよ。ああいう定例記者会見でも。

田中裕二:うん。

太田光:「アレに関してはうちのほうでも制作も含めてもう一回考えます。バラエティも報道も含めて」と。そういう時間が実はLGBTの人達は欲しくてクレーム入れてるんんじゃないかなぁって思うんだけど。「ハイすぐダメ」って…

田中裕二:反射的にね。

太田光:アレはちょっと今のテレビの悪口を言うつもりはないけども、何にも考えずに反射的にやっちゃってる感じがしてね。

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