7月1日放送TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」より。
ナイツ塙宣之がグラップラー刃牙の作者・板垣恵介との食事会に狩野英孝を連れて行ったエピソードを披露。ずっとドッキリだと疑う狩野の自意識の強さを語った。
塙宣之:
昨日、普段から交流のある漫画家の板垣先生っていう『グラップラー刃牙』の。板垣先生と定期的にご飯食べてるんですよ。
出水麻衣:
はい。
塙宣之:
昨日、ご飯食べたんですけど、元々バイきんぐの小峠さん。僕と板垣先生の3人でよくご飯食べに行くんですけど、小峠さんがドタキャンというかテレビが忙しい人なんで、「ちょっとごめんなさい」ってなっちゃったんですよ。
出水麻衣:
ええ。
塙宣之:
あと1人、代わりに誰呼ぼうかなと思って、3人で予約してるから、「先生、あと誰か連れて行きますよ」って言って、暇な人いないかなと思って考えて…大体そういう時にはんにゃの川島君の顔が浮かぶんですよ。
出水麻衣:
ふふふ
土屋伸之:
そうなんだ(笑)ピンチヒッターで。
塙宣之:
僕のイメージだと日本一暇な芸人っていうのがあるんで…
土屋伸之:
最悪じゃん。そんなの(笑)
塙宣之:
で、川島君に電話したら出ないから、どうしようかなと思って、そういえば暇な奴いたなと思って、狩野英孝に電話したんですよ。
土屋伸之:
まだちょっと暇だね。
塙宣之:
暇でしょ。どう考えても。「明日なんだけど、急なんだけど」って言って、「ちょっとご飯食べに行くんだけど」って言ったら、「明日っすかぁ…大丈夫ですね」って何かちょっと忙しいフリするのね。
出水麻衣:
ははは
塙宣之:
何にもないのに、「ちょっと待ってくださいね。明日…っすよね。はい。休みです」って(笑)
土屋伸之:
ちょっと確認してたんでしょ(笑)
塙宣之:
で、ご飯食べ行って、六本木ヒルズ。普段行かないじゃないですか。六本木ヒルズの51階にね、会員しか入れない『ヒルズクラブ』っていうのがあるんですよ。そこまでエレベーターで行って。
出水麻衣:
おしゃれ。
塙宣之:
そこで先生と待ち合わせして、そしたら板垣先生はメチャメチャダンディな人で、もう60歳ぐらいなんですけど、おしゃれで背筋ピンとして、いつもストール巻いてるんですよ。ピチピチのジーパン穿いて、シルバーのアクセサリー付けて。
出水麻衣:
はい。
塙宣之:
そしたらヒルズクラブって襟付きの服じゃないとダメって言われちゃうんですよ。
出水麻衣:
へー
土屋伸之:
そうなんだ。
塙宣之:
狩野の俺言ってたのに、あいつ忘れてて、Tシャツにカーディガンみたいなの着てたんですけど、「すいません。ここだとこれダメなので」って、「これ着てください」って言われて銀色のちょっと恥ずかしいジャケットみたいなのを着せられて。
出水麻衣:
銀色(笑)
土屋伸之:
お店が用意したやつね。
塙宣之:
それで食事して、メチャクチャ夜景が綺麗なとこなんですね。ビックリするぐらい。51階ですから。六本木ヒルズの夜景なんか日本一ですよ。
出水麻衣:
でしょうね。東京タワーもみえるようなとこですよね。
塙宣之:
ものすごいサーロインステーキとかビックリするぐらい美味しいやつを食べて、それで先生が途中でトイレに行った時に狩野が、「塙さん、これドッキリですよね」って。
出水麻衣:
あはははは
塙宣之:
「ちょっと一回確認していいですか。これロンハーか何かですよね」って。
土屋伸之:
狩野の自意識、それ何なんだ(笑)
塙宣之:
「あの変なストール巻いた漫画家の人いないですよね」って。
出水麻衣:
ひどい(笑)
塙宣之:
「あの人本当に刃牙の先生ですか?」って。「ここもおかしいですよね。こんな夜景のとこないですよね。このジャケットも絶対スタッフの仕業ですよね」って。
土屋伸之:
面白いジャケット着せられてると(笑)
塙宣之:
「ちょうど僕、この座った席もカメラの位置が…」
土屋伸之:
どういうドッキリになると思ってたの(笑)
塙宣之:
「違うよ」って説明しても、ずーっとソワソワしていて。
出水麻衣:
六本木ってテレビ朝日のお膝元だから、余計に疑り深くなったんでしょうね。
塙宣之:
「あそこスタッフ待機してないですよね」って。
土屋伸之:
いやいや。そんなわかりやすいやつやらないでしょ(笑)
塙宣之:
だからやっぱり分かんなくなってんだよね。「あとドッキリだと思ったのが、エビが出てくるじゃないですか。僕、甲殻アレルギーなんですよね」って。知らないよ!
出水麻衣:
あはははは
塙宣之:
だったら出てこねーだろ!
土屋伸之:
テレビでどう面白くするんだよ(笑)狩野君は休んでる間、常にそういう事考えてたんだろうね。
塙宣之:
そうそう。俺のことだし、急に誘ってきたし、前日だし、おかしいと思ったんじゃないの?
土屋伸之:
復帰するのも自分で決められないって事?(笑)
塙宣之:
そうそう(笑)あいつに意志は無いからね。
土屋伸之:
完全にドッキリはめられて、その瞬間が復帰だと思ったんだ(笑)