伊集院光、メルカリへの現金出品の理由を分析…「悪い事しようとする人にも便利になっちゃう」

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伊集院光、メルカリへの現金出品の理由を分析…「悪い事しようとする人にも便利になっちゃう」ラジオ芸人の小ネタトーク5月2日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

フリマアプリ『メルカリ』に現金が出品されて問題になっている事を受け、伊集院光が現金がやり取りされる理由を分析。クレジットカードの現金化という仮説を立てて、運営側とのイタチごっこになっていると指摘した。

 

伊集院光:
世の中ドンドン便利になってきますけど、ある意味悪い事しようとする人にも便利になっちゃうっていう事で、メルカリ…

内山研二:
メルカリですね。

伊集院光:
いわゆるフリーマーケットサイトっていうんですかね。オークションサイトが出来た時もそうで未だにそうですけど、何が出品されるか分からない。誰が出品してるかも中々分からない。その中でお札…「5万円を6万円で売ります」みたいな事があって、最初「何じゃそりゃ?」って思ってたんだけど、要はクレジットカードでそれを買って、支払いをクレジットカードにしておいて、そのクレジットカードの引き落としのお金なんか無いのに、現金を手に入れようっていうね。

内山研二:
はい。

伊集院光:
「クレジットカードは払えません」ってなっちゃうんだけど、目先の現金を。でいて、メルカリは元々は例えばコレクターの中で「1万円札だけど製造番号が1並びのやつが欲しい」っていう人がいるわけ。

内山研二:
はいはい。

伊集院光:
「そういうのを売ったり買ったりしたいです」と。だから現金の売り買いみたいな事が、お札や硬貨の売り買いみたいな事を一応出来るようにしてたんだけど、悪知恵の働く奴がいて、クレジットカードの現金化みたいな事にどうやら使えるんじゃないかと。これ凄いね。1万円札を折った魚のオブジェって。

上田まりえ:
どういう事なんでしょう(笑)

伊集院光:
写真が出てんだけど、要は昔『ターバン野口』って憶えてる?野口英世さんを上手に折り紙みたいに折ってターバン被ってるみたいにしますみたいな。

上田まりえ:
ありましたね。

伊集院光:
ああいう感じで福沢諭吉を顔に見立てて人面魚みたいな折り紙を作るわけ。これはあくまでもお札として打ってるんじゃないという事なんだろうね。作品だと(笑)

内山研二:
作品です(笑)

伊集院光:
で、1万円札の魚を5匹で59,000円っていう。これをクレジットカード払いにすると結局そのクレジットカードは恐らくパンクするんでしょう。でいて「現金が手に入りますよ」みたいな事だと思うんですけど。これ、今の仮定が合ってるとするとですよ。分かりませんよ。純粋にオブジェを売りたい人かどうか分かりませんよ(笑)

内山研二:
ははは

伊集院光:
そういう事をかなりグレーゾーンに踏み込んだ事をやってる人だとすると、そういう悪い事をする人の中に、この魚を折る係の人がいるんでしょ。

上田まりえ:
そうですね。

伊集院光:
折んねーのか、実際には。見本は折ったのかな。自分で。マスターとして。

上田まりえ:
見本は折ってるんじゃないですか。

伊集院光:
でもこれちょっとイタチごっこですね。

内山研二:
そうですね。メルカリはともかく人を増やしてチェックをしていくしか無いっていうんですけど、まぁ次から次から色んな事が出てきますから、本当にイタチごっこですよね。

伊集院光:
せっかくこれを割りと趣味にして、自分の不要なものを人に売るみたいな、ちょっと文化になりつつあるんですけどね。

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