4月27日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。
ふるさと納税の返礼品の過熱に総務省がチェックが入る問題を受け、伊集院光が新しい制度として堂々と胸を張ってもらいたいと言いつつ、商品が金券になった場合の脆弱性を指摘した。
伊集院光:
ふるさと納税なんですけど、ちょっと過熱化しすぎてるという事で。ふるさと納税っていうぐらいだから、元々の一番最初は、東京に出てきました。そこで出世したりだとかお金を儲かるようになって納税する時に自分の出身地に寄付をする事で税金を控除するから、振り返られるっていうのかな?がスタートだったのが、今度は色んな地方で特産物とかあるから、それを知ってもらうと同時にそれを貰える特典付きのところに寄付をするといいんじゃないという。
柴田理恵:
はい。
伊集院光:
地域も活性化するし、税収が都会に集中するみたいな事も無くなるしみたいな事だったのが、ちょっと過熱しすぎて。
柴田理恵:
そうですよね。物が欲しいから納税するみたいになっちゃってるでしょ。
伊集院光:
ただ、自分も恥ずかしながらね、「このパソコンが結果的にほぼタダ同然になるんだ」とかね、今回ね、正直に言いますけど、自転車もらえるところに寄付してるんですよ。
柴田理恵:
あー、はいはい。
伊集院光:
自転車が来るのを心待ちにしてるんですよ(笑)
柴田理恵:
あははは
伊集院光:
でももう指定の物の中に、「電化製品・自転車は止めよう」っていう…
中村尚登:
総務省が止めようっていうね。
伊集院光:
ダメって言わないまでも「こういうのがあまり好ましくないですよ」っていう品目の中に、あと楽器とか入ってきて。そうするとさ、『楽器の街』なんてところはさ…
柴田理恵:
そうだよね。
伊集院光:
「うちの本当に特産と知ってほしくていやっている事だし」ってなってますから。
中村尚登:
だから「資産に値するものは止めましょう」って事になってるんですよ。
伊集院光:
なるほど。「食べて無くなるものならいいけどさ」と。
中村尚登:
そうそう。「そういうものだったらしょうがないでしょう」的な部分。食べて無くなるんでもね、非常に高級な牛肉とか、そういうのもあるじゃないですか。
伊集院光:
はいはい。
中村尚登:
だから富山だったら今の時期だったら白エビだったりね。そういうのだったら分かるけど、今の時期だけとかね。でもそういうのも「それが欲しくて」ってなってきちゃうと、税金は浮くわ、それは貰えるわみたいなちょっと本末転倒なね。
伊集院光:
そうかぁ。あのね…胸張ってもらいたい。堂々と。「これは制度として新しいんだからいい」と。あとね、金券とかあるじゃないですか。
柴田理恵:
はい。
伊集院光:
その県だけで使えるような金券を発行したりするのに、やっぱり慣れてないところとかは、例えばデパートとか商品券の歴史が長いから、裏読むと細かく規定が書いてあるんですよ。
柴田理恵:
うんうん。
伊集院光:
「その金券を使って金券は買えません」とか。色んな事書いてあるんだけど、都市によっては出した金券が凄い一個のお店に集中しちゃうみたいな。
柴田理恵:
はぁー
伊集院光:
調べてみたら「金券を転売出来ない」みたいな事を書いてないから、買い取って、やたら一極集中しちゃったりとかが起こってて、これが「はい止めた!」っていうよりは、長く調整していく上で本当にいいシステムになるのがいいんですけどね…自転車来たら堂々と乗っていいかしら(笑)
柴田理恵:
いいんじゃないですか(笑)