伊集院光、失言辞任の今村復興大臣に疑問…「ストップがかからないのはクセ?」

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伊集院光、失言辞任の今村復興大臣に疑問…「ストップがかからないのはクセ?」ラジオ芸人の小ネタトーク4月26日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。

今村復興大臣が「(震災が)東北でよかった」と失言し辞任。それを受け伊集院光が喋る商売の人間なら「発言がダメな方に近づいてる」という赤信号が出るはずと疑問を投げかけた。

 

伊集院光:
どこも今朝はこれ一色なんですが、今村復興大臣の「まだ東北でよかった」発言。まぁ今迄いくつかやってますからねぇ。

内山研二:
確かに単純に考えれば、マグニチュード9という巨大地震が首都圏に発生したら、確かに数字の上でも被害は凄く大きいでしょう。

伊集院光:
そうですよね。言い方としては「人口密度的にも低い東北でこれだけの酷い事になったんです」と。「更に想像してください。首都圏だった場合には更にですよ」っていう事を言うわけでしょ。

内山研二:
でも、「東北の方だから良かった」にはならないはずです。

伊集院光:
ならないですよね。そこにストップがかからないっていう、何ていうのかな…自分のクセ?「自分でも気づいてもいいぐらいいくつかやってますでしょ」っていう。その証拠に言って良いのかどうか分かんないけど、今回安倍総理がすぐに出て「不適切な発言でありました」って言ったのは、想像するに「もうかばえない」っていうギリギリのとこまではすでに来ていて、「あーまたやったんだ」っていう感じかなと思うんですけどね。

内山研二:
はい。

伊集院光:
でも、テレビ取材とか見てるとですね、その後に記者に「どうだ」って言われて、「撤回しろと言われるんだったら撤回しますけども」って、まだ言ってるんですかっていう感じでしたね。

内山研二:
その時にはまだ「辞任には及ぶものではないんだ」という考え方を言ってたんですけど、やっぱり大臣っていう立場の言葉がどれだけ大きいかっていう事を、今回のケースだけではなくて、色んなところで安倍政権の閣僚っていうのは「ちょっと軽く見てるんじゃないかな」と思えるような節があると感じちゃうんですよね。

伊集院光:
ある程度自分達も喋る商売で、もちろんお叱り受ける事いっぱいありますから、偉そうなことは中々言えないんだけど、いくつか種類の言葉といくつかの方向性に関しては、「あ、これはダメな方に近づいてる」とか「ダメな表現に行きそうだ」って事に頭の中で赤信号出るもんなんですけどね。

内山研二:
そうでなくてもその前の時点で、自主避難者に「自己責任だ」という事をおっしゃってた。それであれだけの災害が起きた時にどういう思いをされてるかという人達がいっぱいいるんだっていう事をこの人は感じないのかなって、その時ふっと感じたんですけどね。

伊集院光:
それも言われてみるとなんですけども、その後撤回謝罪をしていくじゃないですか。そこも声を荒げた事に対する謝罪みたいなところにちょっとウエイトを置かれてたみたいな気がするんですよ。冷静じゃないっていう事に対して。いや、実はそこじゃない、大元のところをきちんと反省があったのかというと、ちょっと今思えばっていうところが無くはないですね。

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