11月29日放送TBSラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。
爆笑問題太田光が欅坂46の『サイレントマジョリティー』の歌詞とナチスの軍服を想像させた衣装について分析。秋元康が表現しようとしてた事を独自の解釈で語った。
太田光:
この間の欅坂46の『サイレントマジョリティー』っていう歌ね。
田中裕二:
うん。
太田光:
アレなんか凄くいいんですよ。いいんだけど、アレ「ナチの軍服だ」って言って。
田中裕二:
よく似た格好ね。
太田光:
それで秋元さん謝ってたけど、俺アレね、何度も聴いてるの。『サイレントマジョリティー』。秋元さんが書いた歌詞の内容は、いわゆる「みんなの意見に流されるな」
田中裕二:
ほうほう。
太田光:
「それが一番危険なんだ。道なき道を行け」と。「自分の考えで突き進め。それは茨の道だけど、お前それでいいのか?イエスでいいのか?」って問いかけてるんですよ。
田中裕二:
うんうん。
太田光:
つまり、俺の解釈ですよ。これは。ああいうナチズムみたいな全体主義の服を着た女の子達が、ああいう踊りをしながら、でも、だからこそメッセージを…
田中裕二:
「危険だよ」と。
太田光:
そういう演出なんじゃないの?僕は別にアレを謝る事は…それはもちろん外国人には伝わり辛いとか色んな事情があって、それはいいと思うんだけど、やっぱそこをひと言言った方がいいと。
田中裕二:
「ただ単に、何にも考えずにアレをやってんじゃないよ」と。
太田光:
そう。秋本さんの言い分は、「気が付きませんでした」って言ってんだけど、俺は違うと思う。俺の勝手な解釈だけど、全体主義的なものの中で、でもやってるメッセージは真逆なんですよ。
田中裕二:
うんうん。
太田光:
だから自分で同じ格好してる全体主義は…
田中裕二:
「良くないよ」っていう事を敢えてね。
太田光:
欅坂の人達は、それを秋本さんが…別にこんなのはマキタスポーツに任せりゃいいんだけど。
田中裕二:
なんでだよ(笑)なんでもマキタスポーツって言うんじゃねーよ。
太田光:
あとハゲのウタマロ?
田中裕二:
宇多丸ね。