10月3日放送TBSラジオ「伊集院光とらじおと」より。
ノーベル文学賞候補に村上春樹氏が毎回挙がっている事を受け、伊集院光は『季節の風物詩』的な見方をしながらも日本人として受賞して欲しいと語った。
伊集院光:
ノーベル賞が今日から続々と発表されていきますね。
中村尚登:
今日は医学・生理学賞なんですけどね。ここは非常に有望視されてる方がいらっしゃいますんで、どうなるかっていうのが注目されるとこですけどね。
伊集院光:
そんな中ですね、毎年有力候補に挙がる村上春樹さん。
安田美香:
はい。
中村尚登:
文学賞ですね。これ13日ですね。発表が。
伊集院光:
いつも言われるのが、「ブックメーカーでは本命視されています」
中村尚登:
そうなんですよ。ここ何年かね、ずっとそうなんですけど。
安田美香:
ふふふ
伊集院光:
出身が近いんだっけ?安田は。
安田美香:
そうなんですよ。うち、実家が村上さんとご近所で、やっぱこの時期になると記者さん達が「獲るんじゃないか」って事で沢山、いらっしゃるんですよ(笑)
伊集院光:
秋の風物詩という事で(笑)「今年も村上春樹さんがノーベル賞を受賞しそうになる季節がやってまいりました」っていう事(笑)ご近所がちょっと賑わうんだ。
安田美香:
そうですね。ファンの方とかもザワザワ・ワクラク・ハラハラしてるっていう感じですね(笑
伊集院光:
でもいつもね、本当に最有力でいらっしゃるんで、ご本人はサバサバしててね、「こういうもんだよ」みたいな感じですけど、でもやっぱり受賞して欲しいよね。日本人が受賞するってちょっと嬉しいもんですよね。
中村尚登:
だからね、文学賞は久しく無いですからね。日本人は。
伊集院光:
大江健三郎さん以来なのかな?
中村尚登:
そうですね。
伊集院光:
僕らのレベルになってくると、僕は村上春樹さんは読んだ事が無くて、というのも大江健三郎も当然読んだ事無かったんですよね。
安田美香:
はい。
伊集院光:
大江健三郎さん…2ページくらい見たら難しいんですよ。俺には(笑)俺には難しい。ノーベル賞取られた時に見て、その後大江健三郎さんが「小学生向けに書きました」っていう本を出されて。
安田美香:
へーっ
伊集院光:
それがいっぱいいっぱいでした(笑)
安田美香:
ははは
伊集院光:
それがいっぱいいっぱいって事は到底ノーベル賞取ったやつは無理だなって思って(笑)
安田美香:
ははは
伊集院光:
でも、毎年この時期候補に挙がるって事で、ダメでも本屋さんでフェアが必ずあるんですよね。
中村尚登:
そうですよね。やっぱりちょっと売上が伸びたりもするらしいですね。
伊集院光:
で、ファンが増えて、ファンはまた期待するから、だから安田の実家の周りがざわめくという(笑)
安田美香:
そうです(笑)