8月15日放送TBSラジオ「JUNK伊集院光深夜の馬鹿力」より。
伊集院光が女子柔道日本代表の松本薫を『野獣』と呼ぶのに躊躇する風潮に異論。格闘家として『野獣』はマイナスでないと指摘し、寧ろ柔道家の中では綺麗だと語った。
伊集院光:
オリンピックで松本薫さん、女子柔道の松本薫選手にインタビューする時にさ、俺がイラッとするのは、事前の番組とかのインタビューで見かける、『野獣』っていうニックネームを取材に行った女子アナが訊きづらそうに「野獣ってどうですか?」って言う時の空気(笑)
なんつーのかな、「女子なのに野獣って付けられちゃって、私は思ってないですけどね。私は思ってないですけど、野獣っていう普通女子が付けれらたくない名前で呼ばれてますけど、そういうの…いや、私じゃないですよ」(構成作家笑)「ディレクターがそれ訊け的空気で言ってるんで、どうですか?」みたいなインタビュー行くじゃん。
でもさ、別に格闘技の人が『野獣』って付けられるのマイナスでも何でもないよね。「戦う姿勢を評価されて『野獣』です」っていうやりとりもあるんだから、なんかその「すいません…あの別にいいんですけど…」みたいなのの中には何があるって言ったら、お前の心の中にあるやつじゃんって思うわけ(構成作家笑)
あの感じの娘が嫌いじゃなくなっている俺がどうもいるみたいで、戦ってるところとか見ると「ありじゃね?」とか「え?松本薫選手ってキレイじゃね?柔道家の中でいくと相当キレイな」…柔道家の中って、俺今変な事言った?(構成作家笑)俺何か今、塚田真希ちゃんを侮辱するような事言った?(構成作家笑)言ってないよね(笑)
俺の中では、「松本薫選手、いいな」って思ったんだけど、そしたらベスト16の試合かな、相手がフランスのパヴィアって言ったかな。相手のフランスの人がスゲーキレイで(笑)「まぁまぁそっか」みたいな(笑)