7月26日放送TBSラジオ「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。
大橋巨泉の訃報を受け、『日曜サンデー』で何度も討論をした太田光が「まだ終わってない。モヤモヤが残ってる」と心情を吐露。田中裕二は「毎回これが最後と思って出ている印象を受けた」と語った。
太田光:
一番訊いてみたい事を思い切りぶつけられる、ぶち当たって砕けるくらいの感じで…大きな人でしたから。あの人は。俺が何を言おうが「バカヤロー、出てやるよ。また出てやるよ」って言ってましたけど。
田中裕二:
ええ
太田光:
だからそういう意味ではまだまだ実は俺の中ではモヤモヤが残ってる。
田中裕二:
うん。分かる、分かる。
太田光:
だから巨泉さんにだけは死なれちゃ困るんですよ。
田中裕二:
巨泉さんって、ラジオ来るじゃん。スタジオから出る時絶対に振り返らないなって印象があった。
太田光:
分かんない。
田中裕二:
分かんない?俺、スゲーあって。
太田光:
俺見てなかった。
田中裕二:
見てなかった?(笑)スタジオから出て行く時に「お疲れ様」ってなるじゃない。
太田光:
うん。
田中裕二:
大体のゲストの人っていうのは、「あ~どうもお疲れ様でした。楽しかった」みたいな感じでクルっと振り返って出て行くんだけど、 俺らが「お疲れ様でした~」って言っても「あー」って振り返らないで出て行って、「この人毎回これ最後かなって思いつつ出てるのかな」って思って見てたけど。
太田光:
そうなのかな。俺、まだまだ行ける気がしてたけどね。
田中裕二:
生きる気は満々であったかもしれないけど、ずーっと闘病中だったからね。俺らが会ってた時っていうのは常に。癌で治療してる時だったり、手術した後だったりしたからね。
太田光:
最初の方は元気だったでしょ?
田中裕二:
元気はあったけどね。
太田光:
病気じゃなかったでしょ。最初の方は。
田中裕二:
あ、そう?
太田光:
白内障の手術は一回あったけどね。
田中裕二:
うん。
太田光:
で「目が結構見えるようになった」って言って喜んでたけどね。
田中裕二:
そうそう。だから(訃報が)中々ショッキングだったというか…