4月20日放送「JUNK山里亮太の不毛な議論」より。
39歳の誕生日を迎えた山里亮太。相方のしずちゃんから誕生日プレゼントでコンテストで一位を獲った日本酒を貰い、「M-1で日本一を目指そう」というメッセージが込められていると解釈した事を語った。
山里亮太:
よくよく考えたら、この3年くらい毎年もらってんだよね。誕生日プレゼント。去年が袋いっぱいに大豆で出来た、お湯で戻すとお肉の触感が味わえる大豆でできたやつ。それが2kgぐらい。その前の年は、塩麹バケツ一杯みたいな。
大体、楽屋ドンドンって来て、カチャって開けると立ってんのね。しずちゃんが。「お~め~で~と~」って言って。ツンって手出して、パッと置いていくの。「何これ?」って言ったら大体その年の誕生日プレゼント。「塩麹。じゃな」ってパッと帰っていくの。次の年は大豆で出来た肉。「じゃな」ってパッと。
今年は“ドンドン”“ガチャ”って開けたら、「お~め~で~と~」って。大体オーラ的には4mくらいの高さに感じる。「あ、しずちゃんだ」って。
「これ」…バッと目の前に出してきて、ビニール袋をバッと出してきて、中に酒の瓶が入ってて、男前な(笑)「これ」って。「何これ?」…「日本酒。コンテストで1位とったやつ。日本一になった日本酒。飲んで。じゃ」ってパッといなくなる。
「あ、ありがと…」って「へーっコンテストで日本一になったって、あの子わざわざそんな事に気にしたりしながら買ったりするんだ」って思ったんだけど、「あれ?」ってちょっと思うところあって。これってひょっとしたらあの子なりにプレゼントにメッセージを込めてるんじゃないかなっていうのがあって。
確かに前の年、ダイエットをしなきゃいけないって年には、お肉の味がする大豆をくれるのがあったり、塩麹は…ブームだったからっていう、あと俺が料理するみたいなエピソードトークしたのを聴いてたかなんかだと思うんだよな。
ちゃんとプレゼントに意味を持たすっていう女子の心みたいなの持ってんの。で、コンテスト1位になった日本酒。日本で一番になったものを贈る…さぁそのメッセージは何でしょう。そう年末の漫才の賞レース、『M-1』じゃないのと。そこで日本一になろうって合図じゃないかなと察したわけよ。
しずちゃんが歴代で最も心を許してるセイザさんって女性のマネージャーがいるんだけど、その人にも、そのような事をどうやら言ってたらしい。「山里がついに漫才に動いてくれた」と。「こっちから言えなかったけど動いてくれた」とセイザさんと二人で酒飲みながら喋ったって言ってたから、その流れじゃねーかなと思って。
「あ~なるほどな」って俺は思ったの。でも、あの日以来、このラジオでみんなに聴いてもらったじゃん。「南海キャンディーズ第二章スタートです。M-1に向かって頑張ります」って言って、でも稽古できてるかって言ったら、あんまり出来てないのよ。
しずちゃんも舞台あったり、映画あったり、ドラマあったり、僕なんかも自分のライブがあったり、収録が新しいの始まったりとかね。ちょっと熱が冷めてしまってたんじゃないかなって思ったら、しずちゃんはそんな事なかった。ずっと思っていてくれたんだなと。日本一の日本酒を見ながら思ったわけ。
なのに俺は「春から新番組が増えた」なんて浮かれて、高級時計を買う始末ですよ!ね(放送作家笑)見てくださいよ!手元に今ありますよ!何ですかコレ!
でもしずちゃんはそんな俺に、あの子は僕に直接ネタをやろうって言えない負い目がぬぐいきれないんだって。絶対。自分が勝手にやって来たから、ネタの再スタートを自分から言えないってのをセイザさんに聞いてたから、多分、日本一という日本酒で気付かせた。
あぁ、メッセージ受け取ったという事でございまして。山里いけないと。気合い入れて、リスナーの皆にも約束した。「ちゃんとM-1獲りに行かなきゃダメだろう」と。
小川さん(放送作家)ね、俺だってちゃんと動き出してるんですよ。M-1獲るためにね、やっていかなきゃいけない。必要な事いっぱいあるなと思ったから、まず動き出した。何やったと思います?…小顔エステに通っています(放送作家爆笑)
この頭蓋骨をグッとして、小顔にね。やっぱ見た目じゃない?あと水素水も。俺もうちょっとしたら水原希子みたいになるかも。