村本大輔がライブの漫才でアドリブを入れる理由「お客さんの為に同じ事をしたくない。相方が冒険もせずにすぐ本筋に戻すからムカつく」

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村本大輔がライブの漫才でアドリブを入れる理由「お客さんの為に同じ事をしたくない。相方が冒険もせずにすぐ本筋に戻すからムカつく」ラジオ芸人の小ネタトーク3月14日放送「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」より。

ライブで漫才をやる時は同じネタばかりにならないように、アドリブを入れる事を心がけるという村本大輔。しかし相方の中川パラダイスがそれに対応できないポンコツさを明かした。更になんとかウケても、自分の手柄のように拍手を浴びるパラダイスに腹立つが事を語った。

 

村本大輔:

僕、漫才やったら結構脱線するんですよ。一回漫才やったら、いっこの舞台でお金をまぁまぁもらえるんですよ。その時に何が出来るかといったら、同じネタを同じようにやったらお客さんに失礼なんですよ。毎回「スベるかな、ウケるかな」っていうのが欲しいんですよ。だからその場その場でアドリブを入れるんですよ。

脱線したら、そこで手探りで、自分らも遊んで、それがお客さんに伝わって笑うっていうのが理想ですよ。中川パラダイスは脱線したらすぐ本筋に戻すんですよ。

漫才の中でワーっ喋って、あいつが「最低か!」って言ったら、僕が「よくこの俺に最低って言ったな」って展開に入るんですよ。その前のくだりで、僕がパラダイスをネタにない事でいじるんですよ。パラダイスはそこで具体的なツッコミをするんじゃなくて、「嫌な事言うなや!」って何にでも使える万能ツッコミばかりするんですよ。

「嫌な事言うなや!」ってソコソコの、ただ言い返してるだけ(放送作家笑)それを捻って返すのじゃなく、「嫌な事言うなや!」「どんだけ言うねん!」とか、何にでもいけるやつ。「嫌な事言うなや!」って言うたら絶対に「お前、最低か!」って言うんですよ。

「最低か!」って言ってくるから、僕は本筋に戻りたくないんですよ。こいつが冒険もせずにすぐ戻すからムカつくんですよ。

「お前、最低っていうけどな。さっきも楽屋でどうのこうの…」「どこまで言うねん!最低か!」ってまた最低に戻すんですよ(放送作家笑)

で、僕もまた最低から「お前アレやろう?アドリブが怖いから本筋に戻してるんやろ?」ってお客さんの前で言うんですよ。そしたら「何でそんな事言うねん!最低か!」って、また最低(放送作家爆笑)

どんだけこいつ本筋に戻すねん(笑)僕の首根っこ掴んですぐ本筋に戻すから。そういう時の漫才はお客さんから鳴りやまんばかりの拍手喝さい。ネタ通りにやらず、時間過ぎても「もうちょっとしゃべらせてくれ!」言うて、ウケて「どうもありがとうざいましたぁ!」って凄い拍手が起きたんですよ。この前。

僕はよくもあんな、ラグビーボールでサッカーやるような相方と、どこ行くか分からないですよ、球が。それを頑張ってシュート極めた。その拍手「俺は頑張ったぞ」っていう感じですよ。

「どうもありがとうございましたー」ってはけて帰る時に、あいつがすげー気持ちよさそうにその拍手を浴びてるんですよ(放送作家爆笑)

「いや、お前関係ないやん!」みたいな。「何拍手浴びてんねん!」って。同じ顔して。どう思います?ボクシングで勝ったセコンドのおっさんがリングに上がってきて、同じように拍手浴びるって…お前降りときや!と。最後まで手を振ってるんですよ。恥を知れと(笑)

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