村本大輔が語る、中川パラダイスのR-1での恐ろしいネタ「礼二さんの『なめんな!』っていうのはその事か」

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村本大輔が語る、中川パラダイスのR-1での恐ろしいネタ「礼二さんの『なめんな!』っていうのはその事か」ラジオ芸人の小ネタトーク 

1月25日放送「ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン」より。

ルミネの楽屋で中川家や次長課長の先輩芸人に「なめるな」と激怒された中川パラダイス。R-1のネタ見せでダメ出しされたという。その中川の為に村本が舞台でネタを試す機会を与えた時のエピソードを語った。

 

村本大輔:

中川パラダイスはR-1グランプリの予選があるんですよね。ルミネの楽屋でR-1グランプリでやるネタを試してたと、先輩方に見てもらってたと。R-1のネタあいつも本気でやってますから。先輩方の本番前の大事な時間を使ってネタを見てもらってたんですよ。

あいつからしたらはじめてちゃんと自分で作ったネタ。それがお笑いを真剣にやっていらっしゃるプロの先輩方からすると「これはひどい」という事で怒られてたんですよ。

で、本番で漫才している時にどうもね、なんかちょっと気持ちが入ってない感じがしたんですよ。楽屋で「お前やる気あんのん?」って言ったら、珍しく怒ったような表情でね、喜怒哀楽の『哀』が無く、『喜』と『楽』しかないような人間じゃないですか。そいつが『怒』があるなんて珍しいなと思って。

「口惜しい。さっきR-1のネタを先輩方に試して、それであんな言われるなんて口惜しい。『絶対ウケへん。すべるだけや、あんなもん』と言われた。そんな言われたままR-1いかなあかんのか」と。

珍しいですよ。初めて自分でつくったもんやから、すべった時の口惜しさをあいつは初めて覚えたんですよ。今まさにお笑いをする喜びを芸歴15年で初めて覚えた。

これはちょっと僕は何かしてやりたいなと思って「パラダイス、挽回したいか?先輩方口惜しいと思わせたいか?」「思わせたい。そういう場ないかな」って言うから、「2回目の舞台の漫才の中で俺は漫才を7分で終わらせたると。R-1のネタは2分やと。1分間は何だかんだと紹介して、そのままお前を出さす。で、俺はそのまま舞台そでに帰る。お前は一人舞台に残ってR-1のネタをやれ」と。

「ネタやってウケたらお前の勝ちちゃうか?先輩方に見せつけろよ」と言って、事務所行って「今から漫才の最中にR-1のネタをやらせてもらっていいですか」言って、音響さん、照明さんにも、支配人にも急に生意気な事させてもらうわけですから、全員に頭下げて、パラダイスが初めて僕に対して手を掴んで「ありがとう!ありがとう!」って。

7分間漫才やるわけですよ。中川にバトン渡さなきゃと思うから完璧な漫才出来たんですよ。ウケて「実は皆さん聞いてください。中川君はR-1グランプリに出るんです。中川君は自分で初めてネタを作ったんです。良かったら中川君のネタを温かい目で見てもらっていいですか」って言ったらお客さんが「がんばれー」って拍手おきて、僕は袖へはけた。

僕は袖で見てて「何してんねん!」って言ってやろうかと思ってたんですけど、ボクサーの息子を持つ母親の気持ち?・・・見れないですよ。怖くて。空気が耐えられなくて楽屋の方にはけて、終わるのを待とうとはけた瞬間、舞台の客席からすさまじいくらいの割れんばかりの悲鳴が聞こえるんですよね。

拍手じゃないですよ。割れんばかりの「えーーーっ!」とか「きゃーーーー!」とか500人のお客さんから悲鳴が聞こえるんですよ。

僕、舞台の袖からカッと覗いたら、あいつが凄い30cmくらいのバイブをなめてるんですよ(放送作家爆笑)

ベロベロなめて、グチュグチュいって・・・目の前のファミリーがポカーンと口開けて見てるわけですよ。何やこれは!と俺もびっくりして・・・これがR-1グランプリのネタかと!

だから何と何の点が繋がったかというと、礼二さんの「なめんな!」っていうのはその事かと。「バイブなめるな!」と(放送作家爆笑)

「僕は色んなものなめれるんです」と大人のおもちゃなめ続けて「どうもありがとうございました!」と。えーーーー!マジか!

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