10月1日放送「JUNKおぎやはぎのメガネびいき」より。
極楽とんぼの加藤浩次が自分のラジオ番組で若き日のおぎやはぎとの出会いを語ったという。それを受けて、矢作が加藤浩次をキレさせた事や仲が良いが為にテレビの共演がやり辛かった事等を語った。
矢作兼:
初めて会った時に「俺達芸人やりたいんですけど」って言って、加藤さんは俺らよりも芸人で4、5年長いから、もう深夜番組とかやっててさ。
小木博明:
「とぶくすり」とかやってた。
矢作兼:
そうそう。それで「芸人やりたいんだ。どういう人目指してんの?」って。俺達どういう人目指してるって聞かれて誰々って挙げるのがすごい嫌なんだよね(放送作家笑)
小木博明:
なんか言えないんだよね。言いたくないっていうかさ。
矢作兼:
恥ずかしいんだよね。誰々みたいになりたいって。それでトンガってるしさ、誰々って言ったら意味ないじゃん。いない人になりたいんだから。
小木博明:
そうそう。
矢作兼:
って思ってるから「そういうんじゃない」って言ったらマジギレしてきてさ。
小木博明:
キレたね~あの人ねぇ(放送作家笑)
矢作兼:
「お笑いなめんじゃない!」って。
小木博明:
すげー怒鳴られたねぇ、この時はねぇ。
矢作兼:
あの人も、その時は3、4、5年くらいになるのかな?芸人になって。まぁ尖ってるよね。
小木博明:
尖ってますよ。
矢作兼:
そんな時に笑いをやったことも無い奴が「どういうお笑いをやりたいの?」て言われて「何やりたいって言ってもね」とか、そらキレるよな。
小木博明:
そうだよ。こっちも言えないしな。そんないきなりお笑い芸人さんに言われて、言えないじゃない。
矢作兼:
底を知られたくないから言わないのよ。ああいう笑いがやりたいって言ったら底を知られる感じがするから嫌なのよ。
小木博明:
これさ、加藤さんが怒鳴ってさ、友人が止めに入ったそうだがってマッコイさん(演出家・マッコイ斉藤)だよね。
矢作兼:
多分そうじゃない?
小木博明:
あの人が「まぁまぁ」って緩くしてくれたんだよな。その場を。
矢作兼:
でもそれがあって、普通そんな事があると仲悪くなりそうなんだけど、その直後からすげー遊んでんだよね。なんでかなぁ。分かんないんだけど。
小木博明:
なんで本当に、そこで仲良くなるもんなの?二人でいきなり遊んでたでしょ。
矢作兼:
最初は3人が多かった。俺とマッコイさんと加藤さんと。ずっと3人で遊んでた。この後からすぐ。多分だけどマッコイさんが取り持ってくれたんだよね。
小木博明:
マッコイさんなのか。優しいからな、あの人。
矢作兼:
確かにそこから仲良くなっていって、今はもう大丈夫なんだけど、最初のほう、俺達がテレビとか出だして共演した時とか実はすげーやりづらかった。
小木博明:
あぁ、あの時?俺にも言ってないね。
矢作兼:
なんか、ホントやりづらい。知らない人のほうが全然いい。なんか変に知ってるからやりづらいんだよね。
小木博明:
そのライブとかはね、一緒にやってたけど。
矢作兼:
変にふざけたり、ボケたりする時にさ、普段飲んでる時はそんな事やらないから。
小木博明:
あー分かるそれ。
矢作兼:
吉本の芸人さんんでよくあるのが、普段から団体芸みたいな、こういう風に来るからボケてとかいうチームワークがあるじゃない。でも加藤さんってそういう人じゃないじゃん。普段飲んでる時に「それ面白いな。今度やろうぜ」とかそういうのないから、加藤さんの前でボケた事ないのよ。実は。
小木博明:
なるほど、普段ないよね。飲んでて。
矢作兼:
それをテレビになったら浩次君の前でボケるじゃん。すげー恥ずかしかったんだよね。
小木博明:
それは恥ずかしいかも。
矢作兼:
それがなんだかんだで何度も一緒に仕事するようになってきてから、全然大丈夫になったけど。