爆笑太田、年齢的衰えについて語る「俺は怖くない。そこは談志師匠とは違う」

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爆笑太田、年齢的衰えについて語る「俺は怖くない。そこは談志師匠とは違う」ラジオ芸人の小ネタトーク6月23日放送「JUNK爆笑問題カーボーイ」より。

アンチエイジングによる健康法の話題から、年齢による衰えに対し独自の考えを爆笑問題の二人が語った。

太田光:
アンチエイジング的な事って今流行ってるでしょ。

田中裕二:
はいはい。

太田光:
健康ブームの一環でしょうけども、なんか全然ピンとこないよね、俺は。ピンときてんのかっつーの!

田中裕二:
出た流行語大賞(笑)

太田光:
本当に普通に年取りたいし、長生きもそんなしたいと思わないし。

田中裕二:
それだよね。長生きそんなにしたくないって。

太田光:
なぜ長生きしたい?

田中裕二:
んー、やっぱ怖いんじゃない?死ぬのが。死にたくはない。

太田光:
生きてる事のほうが怖いんだよ。

田中裕二:
それはまぁ人それぞれの感じ方だよね。

太田光:
あと衰えみたいな事にみんな恐怖を覚えてるけど俺は別にいい年して敏感でいたくないっていう(一同笑)

田中裕二:
まーね。

太田光:
もうコリゴリっていう、悩んだり傷ついたり、もう鈍感になりたいっていう。

田中裕二:
うんうん。

太田光:
今ではもう平気になってるけど、とっくにね。そういういつまでも若くてどうのこうのっていう、そういうのって何がいいのかなって思っちゃうね。

田中裕二:
まぁね。俺はやっぱり野球をやったりゴルフをやったりするわけじゃない。それであからさまに年取ってくるとさ、ゴルフはどっちかっていうと平気だけど野球はもう・・・

太田光:
野球選手じゃないよね?

田中裕二:
選手じゃない。当然飯も食ってないけど、それがイヤはイヤよ。だから球が遅くなるとか、動体視力も悪くなってるから選球眼悪いみたいな事ってイヤはイヤだよ。そうじゃないのが長く続きたい。足も遅くなりたくない。それはあるよ。でもだからと言ってそれはたまにやる草野球のレベルだからそれに対して一生懸命じゃない。

太田光:
漫才は?

田中裕二:
滑舌悪くなったり、この間もネタ忘れたとかね、あれもイヤよ。

太田光:
あ、そう。俺はいいんだよね。ぶっちゃけいいんだよね。別に鋭いネタとかやりたくねーし(一同爆笑)

田中裕二:
いや、だから滑舌はイヤじゃん。せっかく考えたネタなのに。ボケが失敗で伝わらない。

太田光:
いいんだよ。それは残念だけど、でも別に「●▲※×・・・」ってなったところで、そういう事でもいい漫才師を続けるし。いいんじゃない?

田中裕二:
わかるよ。その感じも。特に太田さん前から志ん生師匠の落語のみたいな話も聞いてるし。

太田光:
だから俺、談志師匠にずっと言われてたのは「お前な、絶対悩み出すぞ」っていうけど、俺はそこは談志師匠とは違うと思う。談志師匠はそこで悩んでたから。相当。若いころのああいう落語が出来ないっていう、そこで凄い自分を責めてたけど。

田中裕二:
うんうん。

太田光:
俺はその苦悩する談志師匠を見てて、こうはなりたくないと思ってたね。辛すぎると。まぁなれないだろうし、そこまで敏感にいられないね。

田中裕二:
うーん。

太田光:
だからそれが全部だね。

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