3月8日放送、ニッポン放送『岡村隆史のオールナイトニッポン』より。
R-1ぐらんぷり2018で全盲の芸人・濱田祐太郎が優勝した事を受け、岡村隆史が濱田がアドリブで掴みを入れたところを絶賛。審査員もそこを評価したのだろうと指摘。これから色んな事が変わっていくだろうと予測した。
岡村隆史:
ちょっと変わるかもね。この濱田君という子が。もしかしたらホンマ何かが変わるかも。この濱田君が優勝した事で。ちょうど濱田君のとこ見れたんよ。俺知らんかった。濱田君みたいな人が吉本にいる事も知らんかったし、一緒に仕事した事も無かったから、えらいビックラこいたもん。
パッと出てきて、こんなデカい舞台で「あ、拍手ないんですか?」っていうひと言言うた。あれ言えるって中々の度胸やし、中々言えることじゃないのよ。本来ならパッと立ってすぐネタに入っていうような事やと思うけど、そういうとこから「凄い達者やなぁ」と思うて、ああいうとこ多分審査員の方とかも見ると思うんですよね。
僕らもABCお笑い新人グランプリの時にセンターマイクが出てこなかった。「ナインティナインさんは何やられますか?漫才ですか、コントですか?」って訊かれて「漫才なんでセンターマイクお願いします」言うて「分かりました」って言うたのに出ていった時センターマイク無かったのよ。
どこまで歩いて行っていいか分からんかったのよ。マイクがあったらマイクのとこで止まって喋るんやけど、マイク無い思って「マイクが無いんですけど、どうしたんでしょうか?」ってひと言言えて、それが良かったって言われた。ネタは全然おもろなかったかもしれんけど(笑)
アレでファっと言える濱田君って子は凄いんやと思うんや。これすぐ24時間テレビ、日テレさんもすぐ濱田君押さえた方がいいと思いますけどね。で、ラジオ・チャリティ・ミュージックソンなんかも。これ変わるで。色んな事が。